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カテゴリ:文化・伝統
長く続いているように感じていた善光寺御開帳も5月31日でおしまいなんですね。 次の御開帳まで7年間、元気で生きていられるんだろうか・・・ 4月5日から始まった今回の善光寺御開帳、縁あって長野市に住む事になった幸運を生かさない手はありません。 連休からどっと混むとの予想が出ていましたので、早く行かなくちゃと焦っていましたが、4月初旬は天気が安定せず天気予報を毎日チェックしながら行く日を選んでいました。 私達はもちろん平日狙い 4月16日の好天を利用して、朝のうちに家を出発しました 市街地に行く時に何時も利用しているセントラルスクエアの駐車場が、6月中旬まで催し物で使えないとありましたから、これもネットであれこれ調べて、駐車し易い上に値段が安い場所を探しておきました。 そういった準備プロセスが大事、ってか好きなんですね ストリートビューも使って間違いないようにきっちり調べてから出掛けました 混雑を避けたのですが、全国からの善男善女の参拝客で賑わっていました さすが善光寺様、一度はお参りしたいと願う聖地です。 新幹線が北陸まで伸びたけど、長野に善光寺がある限り、御開帳が終わってもこの地が寂れる心配は無いと思います。 午前10時ちょっと前でこの混雑、回向柱への列が出来ていました。 列と言っても10mも無かったかもしれません。 まだこの時期の混雑は、連休辺りからのに比べたら何でもないくらいでしたよ(ニュースで見ると本当にものすごい事になってましたから) 待つ事数分で有り難い回向柱に触れる事が出来ました。 ご存知とは思いますが、回向柱には前立本尊の阿弥陀様から伸びた(手に結ばれている)「善の綱」が結ばれていて、回向柱に触れることで阿弥陀様と縁を結ぶ事が出来るというものです。 この柱は松代より寄進された杉の木で、善光寺まで松代から善男善女の行列が木遣りを先導に牽引して来たそうです。 善の綱が長く本堂の中へと伸びてつながっています。 回向柱を両手で触って沢山の事を祈って来ました 特別に信心深いとは思いませんが、こんな時はやっぱり気持ちが清々しくなったように感じます。 その後本堂に10分程並んで「御印文頂戴」を受ける事が出来ました。 通常は1月7日から15日までの間のみ受けられる儀式なのですが、御開帳中も(期日を設けてある)授けてもらう事が出来ます。 御印文とは善光寺の宝印の事で、これを額に押していただく事で極楽浄土がかなうと言われています。 並んで行くと、一人ずつの額というか頭に壇上に座ったお坊さんが両手に持った二つの丸い赤い御印文をぽんと当ててくださいました。 日頃行いが良くない私ですがこれで極楽浄土に行かれるかも~ (内陣参拝・戒壇巡りの列はそれこそどれくらいかかるか判らない混雑でしたので(この時期でさえ)行きませんでした。) 御印文頂戴の列に並んでいる間に撮った一枚。 スズメが提灯の上で御開帳を見守っているように見えました^^ 本堂から戻る時にはすでに回向柱への列がず~んと長く続いていました。 それでも連休の頃は仲見世の方まで続いていたようですからずっと楽だったと思います。 善光寺大勧進の前でこんな方がいましたよ 天台宗のゆるキャラしょうぐうさん、一緒に写真撮っちゃった(笑) 最近は恥ずかしいと思うより、色んな事やってみようと思うようになってます(笑) ゆるキャラと写真撮ったり、顔出しパネルで写真撮ったり 大門の方へ歩いて戻るとこんな光景を見つけました。 托鉢の僧が珍しいのではなく、私の愛用しているのと同じ祭りジョグ、つまりエアーの入った地下足袋を履いていたのが面白かったんです 長時間歩くのにこれって本当に楽なんですよ 善光寺御開帳に合わせて、市内の幾つものお寺でも回向柱が建立されています。 これは権堂商店街にある浄土宗往生院本堂前の回向柱です。 ここでもちゃんと触れてお願いをして来ました。 同じく往生院の弁天堂前の回向柱です。 それぞれお堂の大きさに合わせたように小型になっていて可愛らしい回向柱です^^ そしてこれは石童丸のかるかや物語で知られる西光寺の回向柱です。 善光寺の回向柱の残りの杉材を使っているそうです。 五色の善の綱で御本尊とつながっています。 日頃の運動不足解消の意味も含めてずっと歩いて周りました。 新築成った長野駅にも初めて寄ってみました。 木をふんだんに使ったとても雰囲気の良い新駅だと思います 雑然としていた感じの駅前(善光寺口)もすっきり整理され、駅の中にはMIDORIというショッピングモールが入り、お土産品などを求めるのに便利になっています。 でも人の多い地域でずっと過ごして来た私達には、何かの機会が無かったら行かない場所かもしれません。 やっぱり七二会が良い 新幹線も止まる駅だって善光寺だって車で30分以内で行かれちゃう便利さなのに家の周りは自然が一杯 建物が沢山ある景色より、木々や山や人々の長閑な時間が流れるような七二会が好きなんだなぁ・・・ さて歩き疲れた御開帳参拝と散策でしたけど、7年後に再び夫と一緒にお参りが出来るでしょうか。 そう願って生きて行きましょうか 七二会はこんな場所にあるんですよ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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