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カテゴリ:七二会
ゴミ出しの日の朝は、帰りにいつも向かいの神社へお参りに寄る。 今朝も気持ち良く晴れた日で、鳥の声が響くだけの静かな境内へ入って行った。 その時、耳慣れない音がするので思わず見上げると、大きな鳥が枝から飛び立つのを発見。 ハッキリその丸い頭と顔を確認してビックリ 今まで声を聴く事はあっても、姿は一度も見たことのなかったフクロウだった ご神木の樹齢300年を越える杉の大木、そのかなり上部に丸く穴があいていて、そこに向かって飛んだフクロウ。 神社の神様に守られているかのようだ。 かなり高い位置にあって今まで気づかなかった洞。 巣穴に入ったのを確認してから慌てて家に走り、カメラを持った夫と双眼鏡を手に境内に戻った。 姿は見えず待つしかないかと思った時、巣から飛び立っていたのか再び境内を飛ぶ姿を見つけた。 今度は高い枝にとまったようだけど、他の枝が邪魔で姿をなかなか見つけられない。 双眼鏡であちこち探し回って漸くじっとしているフクロウを発見出来た かなり高い枝にいるので夫のカメラレンズではこれがギリギリの写真 隣で双眼鏡で見ている私にはハッキリ見えていたのだけど残念。 何とかくっきりとした写真を撮影したいと新しい楽しみが出来た 七二会に住むようになって4年目、それほど珍しくないよと言われるかもしれないけど私達には心がウキウキするような生き物との出会いが沢山ある シジュウカラや鶯やコゲラなど、たとえ東京にいても出会う事がある鳥だって七二会で見ると何故か身近で嬉しい^^ 日本リスがいた、とかキジに出会ったとか、イノシシの足跡や掘られた地面を見つけたとか、この地では当たり前過ぎて話題にもならないかもしれない出来事に、私達はいちいち律儀に反応して感動してしまう(笑) 草花や木々の種類、山々の名前や地名、足元に潜んだり飛んで来る虫など、面白くて知りたくて調べるのに時間が全然足りない生活がここにある。 外から来た視線だからこそ却って、日常に埋もれている素晴らしい部分を感じられるのだと思う。 だって私達は自ら「選んで」七二会に来たのだもの フクロウを発見した事は、びっくり嬉しいのだけれど、そんな命の営みが由緒ある古い神社の杜にあって、里山の暮らしの一部である事が嬉しいのだ。 先月新しい御柱は、何代ものフクロウが何十回眺めて来たのだろう。 思ったより大きな身体でも羽音のしない飛翔、丸く愛嬌のある顔、日本の里山に生息するモリフクロウという種類だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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