新ドラマ「ファースト・キス」とエステ体験と自作小説「アイツとオレ19」
昨夜は、月9の新ドラマ「ファースト・キス」見ました~!感想:うんうん、なかなか面白かったです!死んでしまかもしれない妹の為に、ステキな恋をさせてやりたい兄。それも、ルックスだけイイ情けな系。伊藤英明くん!いいじゃ~ん!あんな優しい兄欲しいですよ~!うちもモテ系(だった…かな?)な兄がいますが、あんな感じの関係じゃないです。兄は、多分、あんな優しくてカッコいい、兄か姉が欲しかったと思います。ごめんね、兄~、このドラマの妹くらい、生意気で可愛気ない妹で!そんなこと思いました~。結構、ジンときます。こんな話なのに、全く暗い感じを与えない!テンポいいし、笑えるし、妹真央ちゃんがカワイイし、子悪魔的!セリフも気が利いている。もしかして死んじゃうなら、いい人よりも意地悪で嫌なヤツの方が、人の心に残るから、いい人しないの。そんなようなセリフ、言ってました。私も、いい人やめようかな~。脚本家が、「きらきらひかる」「ギフト」「タブロイド」等を書いてたようなので、期待大です!曲も織田和正さんの声が、何だかジンと来ました~。期待度評価(5段階)ええと、ここからは、昨日のエステ体験を書きます。自転車をこいで、到着したのは、ヨガのリーダーさんをやってる方のお宅。広いエントランスに吹き抜け、大きなガラス窓からは、小さな水の流れが。そして、エレベーターが3台ちょっとしたホテルのようです。で、中に入ると、リーダーさんのお友達で、占い師で、舞台女優さんでもある、モイラ先生とおっしゃる美女が待機。和室には布団が敷いてある。お話をちょっとして、私は、子供がプールで使うような、バスタオルにボタンがついたものを、パンツ一枚になって上に着ました!(ああ、恥ずかしい~!)その姿はまるで、てるてる坊主!!!「ハッシーさん、手は上から出していいのよ~。」「は、はい!」もう、気分は、年上美人の人妻の家に来てしまった、男性のようです。で、私は布団の上に寝転がり、BGMにはリラックス系の曲が流れる…。先生の指か手が私の背骨をローラーのようになぞります。この圧力がまた気持ちいい!で、私の背中にアロマオイルなるものを、ペタペタと。かなり、マイナーな話ですが、少年サンデーでやってた、「焼きたてジャパン」って、知ってますか?アニメもやってたんだけど。(コリラックと見てた。)この主人公のパン職人が、「太陽の手」なる、パンを美味しくする温かい手を持ってるんですが、(おおっ!これはもしや、「太陽の手」ってやつでは?)って、感じの手を持ってました~!(ある意味、ゴッドハンド?)先生の手が温かくて、気持ち良く、私の背中をコネコネしていきます。そうしてパン生地になること1時間ほど。終了~。は~、気持ち良かったわぁ~!でも、でもね!その後の保護者会、2時間もやりましたからっ!!! も~、勘弁して下さいよ!な夕食~ ポケモンカードゲームで遊ぶコリラック~ -------------------「アイツとオレ19」<前回までのお話>大学に行くようになったオレ(赤木)は、大学登校に助けてくれたアイツ(青山:アオヤン)と親しくなっていった。オレはバイトでいっしょのサキのことが気になるが、サキには彼氏がいる。オレはサキに告白したけど、サキがオレのところに来ることはなかった。クリスマスライヴが始まり、その会場にサキをみつける。(詳しくは、カテゴリ(アイツと…)でどうぞ!)暗い会場の中、一瞬、サキと目が合った気がした。視線をすぐに下に逸らして、深く息を吸い込み、一気に曲紹介をして、トモヤに目線を移す。ドラムのスティックがリズムを刻み、曲が始まる。オレだけのライヴじゃないんだ。落ち着け…。深く吸った息を吐いて、大きく声を出す。良かった。オレは大丈夫だ!歌いながら、会場を確認して行く。やっぱりサキがいる。なんで?でも、オレは歌うことに集中した。子供の頃に、母親が授業参観に来たのを、みつけた感覚に似てる。照れ臭くて、でも、いいとこ見せたいような…。シュウと絡む。声を重ねる。上手くいった嬉しさが、お互いの目と表情でわかる。オレは観客に声をかけ、山場でいっしょにフリを参加できるようにする。みんなが立ち上がって、オレの合図で隣の人間と手を叩く。この一体感がライヴは好きだ!みんなの楽しむ笑顔。このノリが好きで、オレはバンドを続けてるんだ。今日は、声が伸びる。すっげー、気持ちいい!終わった後は、満足感でいっぱいになり、シュウやみんなと、手を叩いたり、こづきあって喜んだ。「オマエ、今日、すげぇ声出てたよ。やっぱ本番つえぇな!」キーボードのウエちゃんが笑顔でオレの肩を叩く。「ウエちゃんもすげーバッチリだった!今日は、マジで、すげぇ満足だよ!またやろうな!」オレは、チラッと、サキのいるテーブルを見る。サキがこっちを見ていた気がしたけど、次のバンドが始まる前で、暗くてよくわからなかった。とりあえず、片付け。アオヤンたちのテーブルに行き、これからどうするのか聞きに言ったら、適当に近くで飲んでから帰るらしい。バイトのフリーターが声をかけに来てくれた。こっちも、近くで飲んで行くらしい。飲み屋の名前を言って去って行った。オレは、ライヴの打ち上げに行く。でも、気持ちは、サキのことばかり考えていた。「ごめん、まだいるよな?ちょっと、来てくれたやつらが近くで飲んでるから、顔だけ出してくるわ。」フリーターの言っていた、店に走る。「あ!来てくれたんだ?」「お疲れ~!」アネゴやフリーターがイイ気持ちに酔っ払っている。「ゴメン、顔だけ出しに来た。オレすぐに戻らなきゃいけないんだけど。」「いーよ!いーよ!一杯だけ飲んできな~!」フリーターが、店員からコップをもらい、ピッチャーからビールをついでくれる。それをグッと飲む。サキは、奥の方に座っている。声をかけられるような距離でもない。みんなが、オレのことや、ライヴのことを褒めてくれて、こづいた。すごい嬉しくて、オレは、みんなに礼を言う。「ごめん、んじゃ戻るわ。」「あ!赤木さ、初日の出、みんなで見にいかねぇ?」ヤスさんが声をかけてきた。「あ、いいっすね!ぜひ!」「じゃあ、このメンバーで行くからさ。また連絡するわ!」オレは頷き、ビールを飲んで行こうとした。「ねぇ!今赤木くん戻るなら、サキちゃん駅まで送ってってくんない?」真っ赤な顔したアネゴが言った。え?「大丈夫よ、一人で大丈夫だから。」「そうなの?でも、また迷うんじゃない?ごめん、赤木くん、サキちゃん、寮の門限があるのよ。迷うとマズいから~」オレはビールを飲み干した。「いいですよ。」サキが出てくるまで、店の外で待つ。アイツ…寮だったんだ。オレはサキのこと、何にも知らないんだな。と思った。サキが出てきたので、オレは歩き出した。サキがついてくる。どうしよう。何か聞いた方がいいんだろうか?でも、オレの頭は、何を言えばいいか、全く浮かばなかった。早く、何か言わないと、駅に着いてしまうのに…。「待って、赤木くん、歩くの早い!」サキがオレの腕を引っ張った。「あ…、ごめん。」「もう…、急いでるなら、ここで戻っていいよ。帰れるから。避けてるみたいだし…」「…違う。違うって。それに避けてるのはオマエだろ?ただ、ちょっと…、何言っていいか、わからなかったから。」「…」「何で来たんだよ。オレ…、誤解するだろ。」「…」「何で、何も言わないんだよ?」「…だって、アンタが悪いんだもん。」「は?何でオレが悪いんだよ?」「もう!赤木くんがあんなことするから、悪いんじゃない!」オレは、いきなりのサキの剣幕にたじろいだ。何だよ、怒ってるのを文句言いに来たのかよ?「ごめん、…悪かったよ。」サキは目を逸らす。「そうだよ。…お陰で、私、頭の中、赤木くんのことでいっぱいになっちゃって。赤木くんのことばっか、考えるようになっちゃって…。」え?オレは、サキをジッと見る。「別れた。もう、サイテーでしょ?私なんて、すごいサイテー!」サキはうつむいたままだった。が、いきなり、オレをまっすぐにニラミつけた。「でも、ちゃんと言うよ?赤木くんが好き。すごい好き!どうしてくれんの?もう、アレで気が済んだとか、言わないでよね!」オレは呆然としていた。頭の中が真っ白になったけど、思いきりサキを抱き締めたことだけは覚えている。