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カテゴリ:現代詩ー愛
認めたくはないけれど
ぼくはかなり 傲慢なんだそうだ 認めたくはないけれど 自分が 一番 正しいって 思っているように 見える みたいだ なかなか 言ってはくれないけれど ぼくが 受け容れたいと思っていれば ぼくの厭なところも ぼくに言ってくれるようになるんだ なかなか 言ってはくれないけれど ぼくが 受け容れたいと思っていれば 言ってくれるようになるんだ そうなると 傲慢なぼくを 受け容れることになるんだ 傲慢なぼくは 言ってくれたあなたに 傲慢だった ということか あるいは 傲慢に振舞っていることが 眼に余るほどだったのか ぼくは傲慢なヤツである これは否定しようもないほど 傲慢なんだ ということは ぼくのどういうニーズなんだろうか と考える なんでぼくは 傲慢に見えるのだろうか 決めつけているのだろうか 決めつけるには 証拠が必要だよね あるいは 単なる思い込みか 思い込むには なんらかの確信が必要だよね その確信って ぼくのどこから湧いてくるんだろう ぼくは よっぽど 酷いめにあっていたんだろうか 酷いめにあって それで憾んでいるんだろうか 憾んでいるとしたら これもまたぼくだよね 憾んでいる 傲慢な ぼく が いるんだろうか 憾んでいる そのことの意味はなんだろう ぼくはそもそも なにを求めているんだろう 愛されるっていうこと? それとも 愛するっていうこと? その両方かもしれない ぼくは 傲慢なヤツなんだ そして 憾んでいる 愛し 愛されたいってね ぼくは 傲慢なヤツなんだ 愛されたいって 本気で思っている 傲慢なヤツなんだ ぼくは 本気で思っている 愛したいって 本気で 思っている 憾んでいるんだ 傲慢な ヤツ なんだ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/06/13 07:10:02 AM
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