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カテゴリ:映画(え)
今回の一言 だから毒蛇はダメだって言ったじゃない!! 2000 アメリカ ドラマ 監督 ヒュー・ハドソン Cast キム・ベイシンガー ヴァンサン・ペレーズ リーアム・エイケン ダニエル・クレイグ エバ・マリー・セイント ストーリー シングルマザーのクーキーは、ある日、友人達とパーティーを楽しんでいた。 しかしその帰り道、交通事故に遭い、同乗していた友人2人は死んでしまう。 クーキーは運良く骨折で済んだが、入院生活を送った。 ある時、運転していた友人パウロがクーキーの元を訪れた。 彼も骨折で済んだのだが、彼は自分を責め、また同乗していた恋人が死んでしまったショックから沈んでいた。 「あれは事故で、パウロのせいではない」と語るクーキーだったが、彼は責任感から退院後もクーキーの元を頻繁に訪れた。 やがて2人は恋に落ち、あの悲惨な事故で助かったのには意味があると考える様になったクーキーに「人生をやり直す為に、アフリカへ渡ろう」とパウロが話す。 2人は結婚し、一人息子のエマも連れ、3人で生まれ育ったイタリアからアフリカへ渡るのだった...。 感想 アフリカへ移住する作品だと「名もなきアフリカの地で...」(下の方にあるカテゴリ別一覧検索「映画(な)」から見れますのでよろしくどうぞ)を思い出しますが、あの作品よりはこちらの方が断然面白いですね。 ただし、あちらの作品にもこちらの作品にも共通点があります。 一つは「現地に溶け込まない」という事。 溶け込まないというと語弊がありますが、部屋の描写なんかを観ると、開放的なアフリカらしい家ながらもインテリアはヨーロッパのままで、庭なども整備していき、水の貴重なアフリカでスプリンクラーまで設置。 完成する頃のシーンを俯瞰で観ると、まるで金持ちのヨーロッパ人がアフリカに構えた別荘の様です。 ご近所の白人さんも庭にプールとかあるし。 ダニエル・クレイグも出てますが、彼もご近所さんで、セスナで飛び回るのが趣味な様ですし。 二つ目は「金持ち」という事です。 これも金持ちと言うと語弊がありますが、とにかくケニアの経済事情は知りませんが、まぁイタリアよりもはるかに安い金額で色々出来るでしょう。 そのお金で現地人を家政婦として雇ったり、護衛で雇ったりしてます。 それでも言葉も文化も食べ物も違う国で暮らすのは、並大抵の努力では出来ない事で、尊敬しますが!! 残念なのは、クーキーはアフリカへ来た事に後悔しておらず、アフリカで一生を送る事にするわけです。 しかしそのわりにアフリカの魅力を伝える描写が乏しい事! もちろん雄大な自然、自由に生きる動物達の描写はありましたし、密猟についての描写もあり「許せない」と自然保護に対しての考え方を啓示する描写もありましたが、色々なハプニングがあるにも関わらず、「ここに骨を埋める」と決めるほどの魅力だったかと言われると微妙でした。 また、たぶん30代~50代あたりをキム・ベイシンガーが演じるわけですが、見た目がまったく何にも変わらない。笑 もう少しその辺はメイクでうまくやろうよ!と思ってしまいました。 しかし苦労や苦難がありながらも強く生きる女性を描いたという意味ではとても素敵な作品でした。 またこれが実話というのも素晴らしい。 私には絶対に出来ない行動で、とても尊敬します。 アフリカの雄大な自然とそこで強く生きる女性がみどころです。 my評価4点(10点満点中) 概要 自然保護活動家クーキー・ゴールマンの自伝を映画化した作品。 クーキー・ゴールマンは今でもアフリカ・ケニアに住み、牧場を経営しながら、自然保護活動を続けている。 特に今作は密猟についての描写もあり、彼女が自然保護活動を始めるきっかけとして、またいかに人間が勝手な都合で動物達を殺しているかが描かれている。 彼女はゴールマン基金を設立しており、集められた募金は自然保護活動に役立てている。 日本では劇場未公開。 【リユース】【中古】永遠のアフリカ[DVD]/キム・ベイシンガー ヴァンサン・ペレーズ ギャレット・ストロメン リーアム・エイケン エヴァ・マリー・セイント 永遠のアフリカ 【DVD】 【中古】DVD▼永遠のアフリカ▽レンタル落ち【P16Sep15】【20P23Sep15】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.09.26 13:03:34
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