テーマ:最近観た映画。(40131)
カテゴリ:映画(え)
今回の一言 お気に入りは大学生の話ですかね~。 2015 日本 コメディ 監督 石川淳一 Cast 戸田恵梨香 松坂桃李 寺島進 富司純子 里見浩太朗 滝藤賢一 窪田正孝 浦上晟周 高嶋政伸 生瀬勝久 ストーリー 4月1日の朝。 42年前に父親と共に海に出てそのまま行方不明になり死亡扱いとなった当時11歳の少年は、インドネシアに流れ着き生きていた。 そして42年ぶりに日本へと帰国を果たした。 そのニュースを見ていた新田あゆみは、想い人・牧野に電話を掛け「妊娠しました、認知して下さい、籍も入れてください」と話す。 しかし牧野はエイプリルフールのイタズラだと思い込み、あゆみの話に耳を傾けなかった。 一方その頃、学校へ向かう江藤理香は明らかに真っ当な仕事ではなさそうな2人組の男に連れ去られてしまう。 それを見ていた同級生は誘拐されたと気付き、すぐさま江藤家に警察が押し寄せた。 一方その頃、皇族の櫻小路夫妻は超高級店で買い物を済ませた後、運転手に「貴方のオススメのお店でランチしたい」と話す。 運転手は皇族の方をお連れする様なお店ではないと断るが、夫妻はそれで良いと話し、仕方なく行きつけのバーガーショップへ連れて行く事にする。 その頃、引きこもりの中学生・野澤遥人は、ネットで地球に潜む宇宙人達への帰還命令を見つける。 ネットでは宇宙人達は自らの記憶を封印しており、その為、自分が宇宙人だと気付かない可能性を示唆しており、自分が宇宙人であるかどうかを見分ける方法も書いてあった。 こうして遥人は、自分が宇宙人だと思い込み、地球でやり残した事を全てやって帰還する為に、引きこもりを止めて学校へと向かうのだった。 その頃、とある霊媒師に霊視してもらっていた不運続きの男性は、霊媒師にお金を払って除霊してもらう事にした。 そこへ警察官がやって来て、霊媒師を詐欺疑惑で連行して行った。 その頃、仲良し大学生の松田と梅田。 梅田は今日がエイプリルフールだと気付き、「俺、実はゲイなんだ」と松田に打ち明ける。 そして松田に友情以上の想いがあると話し始めると、松田は喜び「実は俺もなんだ」と言い出す。 興奮した松田に押し倒された梅田は「嘘だ」と告げるが、時すでに遅しだった...。 感想 冒頭~中盤までは、全く意味がわかりません。 突然始まり、どんどんとスピーディーに進みますが「一体何が伝えたいのか?」さっぱりわからず、しかも私の苦手な群像劇なので展開も早いです。 ストーリーは7つ。 47年前に失踪した男性の話。 妊娠したあゆみと牧野の話。 誘拐された江藤理香の話。 櫻小路夫妻の話。 引きこもり少年の話。 怪しい霊媒師の話。 仲良し大学生の話です。 この7つのストーリーはオムニバス形式ではなく、全てが同一日に起きているものをどんどんと小出しにしていきながら、時間経過と共に進んでいき、微妙に絡み合ったり影響し合ったりしています。 ぶっちゃけ絡める必要がないものもあったりします。 例えば仲良し大学生松田と梅田は、櫻小路夫妻がバーガーショップを訪れた時に追い出されています。 その後、食べる前に追い出された2人はラーメン屋に行きますが、今度は江藤理香を誘拐したヤクザ2人に「邪魔だ、退け」とヤラレてまた食べる前に追い出されてしまいます。 そして上記にあげたゲイのくだりに入るんですが、他の登場人物と絡んだ意味はどこにあったのか?? まぁ実は10数年ぶりに「この人は本当にイケメンだ!」と心が揺れるほどかっこいいと思える人物に出会いました。 それが窪田正孝!! そんなわけで窪田正孝を観られるのは、幸せで、なおかつベッドシーン。笑 脱ぐと凄い筋肉なのも素敵なので、おばちゃんウハウハです。笑 また1番気に入ってるのもこのシーンで、襲われた梅田は、松田にキスされて体をまさぐられると「もうダメだ」と観念したのか目をつぶり、「まな板の上の鯉」状態。笑 ここがかなり笑えました!! 中盤以降まで進むと段々と作品のテーマが「嘘の中にある幸せ」や「嘘の中にある優しさ」「嘘の中にある想い」を伝えたいのだと分かってきます。 「嘘」にはついても良い時やついた方が幸せな事もあるという事でしょう。 菜々緒は顔だけ俳優というかそもそもモデルだし、と思ってたんですが、段々と実力がついてきたのではないか?と感じます。 今はまだ若くて綺麗な人ですからそーゆー役柄ばかりですが、これから先が楽しみな人です。 俳優と呼べる人に徐々になって来ているので、どんどん色んな役柄を演じて実力を伸ばしていってほしいと思います。 富司純子と里見浩太朗はさすがベテランの風格がありながらも、コミカルさを忘れず、全体的に櫻小路夫妻のくだりは温かみのある素敵なストーリーとなっています。 そこに微妙に絡む江藤理香のくだりの滝藤賢一もコミカルさが抜群で面白かったです。 浜辺美波は15歳との事ですが、風俗店に連れ回されるシーンはまぁ実際にやってないにしても多少それっぽい事を端役の役者さんがやっていますね。 それを見るわけですから、一体彼女自身、彼女の両親、そして一緒に演じる寺田進はどんな気持ちだったのかが気になってしまいました。 私が寺田進なら演じにくいだろうな~。笑 理解はしてるとしても、あえて見せるべきものではないものを「理香に見せる」演技をしなければならないわけですからね。 全体的にスピーディーで面白かったです。 誰が見ても楽しめると思います。 それなりにオススメです。 my評価5点(10点満点中) 概要 「リーガル・ハイ」を手掛けた脚本家・古沢良太によるオリジナル脚本作品。 古沢のオリジナル脚本は2007年公開の「キサラギ」以来となる。 また「リーガル・ハイ」のスタッフやキャストなどが多数含まれており、「リーガル・ハイ」のクロスオーバーを示唆するシーンも存在している。 公開日は2015年4月1日を設定した為、映画公開としては稀な水曜日の封切となった。 ★BD/邦画/エイプリルフールズ 豪華版(Blu-ray) (本編ディスク+特典ディスク)/TBR-25368D 【中古】DVD▼エイプリルフールズ▽レンタル落ち【東宝】 【新品】エイプリルフールズ Blu-ray 豪華版 【新品】エイプリルフールズ DVD 通常版 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.06.28 17:26:29
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