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2016.10.04
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カテゴリ:映画(さ)

今回の一言
呪いたくなるほど酷いの。泣

2008 アメリカ
サスペンス

監督
ティム・イアコファーノ
Cast
テッシー・サンティアゴ
フランク・ホエーリー
クリス・ブルーノ
バード・ジョンソン

ストーリー
FBIと司法省の合同チームはある凶悪犯・カスプを追っていた。
サイコメトリー能力のある女性マヤは、被害者女性の衣服から被害者が今どこに居るのか?をサイコメトリーし、カスプに拉致監禁されているであろう女性の居る廃屋を探し当てる。
女性は両手足を椅子に縛られ、頭には四角い鍵付きの箱(セル)を被せられていた。
カスプの姿も見えたが、カスプはフードを深く被っており顔までは見えなかった。
マヤはなんとかカスプの顔を覗こうとするが、あまり深く覗きすぎて、カスプにサイコメトリーしている事に気付かれてしまう。
その瞬間、カスプはなんのためらいもなく女性の胸にナイフを突き立てて、その場から立ち去っていった。
同時にFBIが廃屋に突入。
女性はついさっきまで生きていたのに、一歩遅く死んでしまっていた。
それから1年後。
再びカスプの犯行と思われる女性の遺体が見つかり、さらに地元の保安官ハリスの姪・ペネロピが失踪してしまう。
ハリス保安官と司法省のケッセル捜査官は再びマヤの元に出向き、カスプの捜査の協力要請をする。
マヤにとってもカスプは重要な人物だった。
なぜならマヤもかつてカスプに拉致監禁された被害者女性だったからだ。
カスプは拉致監禁した女性達を様々な方法で殺しては救命医療の技術を屈指して蘇生させるという事を何度も繰り返す異常者だった。
マヤの場合はカスプに6度も殺された。
最後に殺された時、蘇生させられたものの脈拍の弱さからもうこれ以上回復せず死ぬだろうと判断され捨てられたのだ。
そのおかげでマヤは生き長らえ、さらに6度も生死を繰り返すうちにサイコメトリー能力に目覚めたのだ。
しかし拉致監禁された頃の記憶は曖昧でカスプの顔も覚えていなかった。
今度こそカスプを捕まえる為、マヤは再び捜査に乗り出すのだったが...。





感想
えーとまず言いたいのが、これ「ザ・セル」の続編だよねぇ?
何んなの?このありきたりなB級サスペンスストーリーは?
「ザ・セル」の要素1ミリもないよ??
異常犯罪者の精神に入り込むが「ザ・セル」の見どころじゃないの?
良し悪しは別として。
何なの?このありきたりな突出したところのない映像美も何もないB級サスペンス。笑

で、超能力者マヤが登場。
なるほど、前作と違い自在に入り込めるかどうかの差なのねー。笑
しかし因縁の連続殺人鬼カスプにはたどり着けない!
一年後。
再び動き出すカスプの操作に再び呼び出されたマヤ。
しかも元被害者で6回死んでるとか意味分からん設定!笑
犯人が被害者を殺したり救急医療で生き返らせたりする変態なのはわかったけどね。
その理由を知りたいのよね、こっちは。
しかし超能力者だけどもちろんそこんとこの大事な部分は全く読めない!
なのに地元警察官ハリスとは簡単に分かち合っちゃう。笑

FBIの捜査依頼だよねぇ?
確かにスカイラーは全く期待しておらず、むしろ馬鹿にしてたけどさ。
さらにハリスと仲良くなるほど成果あげたの?
ハリスの指輪でちょいと過去を見てみました、その程度で信じるなんてペテン師や詐欺師が使う常套手段とお馬鹿な被害者レベルですけどいいの、これで?

しかも意味不なのが彼女の能力は持ち物からその持ち主の過去を見るものです。
その持ち主の現状を知るのは不可能です。
それ能力外だよねぇ?
なのに冒頭の時点で持ち物から被害者や犯人の今が見えちゃってるんだよねー。笑

何そのテキトーな設定。笑
おバカな私でさえヘソで茶が湧くほどいい加減だと思っちゃうよー。笑

バカなの?
スタッフ、バカなの?笑

カーチェイスシーンもそれはそれは酷いものでして、えぇ。
まず2台ともナンバープレートがない。
それはね、映画ですからね、えぇ、許可取ったそれ用の車でしょうよ、えぇ。
でもナンバープレートはつけよう!笑
映画用のプレートあるでしょう?笑

次にカーチェイスシーンが酷い。
そりゃね映画用の撮影場所でしょうし、万が一既存の場所でも人払いはしてるでしょうね。
しかし人っ子一人居ない!笑
明らかに人居そうな場所にも居ない!笑
さらにあからさまな廃屋。笑
予算の関係なのか?えぇ?

さらにカーチェイス自体が酷い。
仮にも警察官でしょう?
見事な腕前の犯人の技術に対して警察車両はクッソすぎる!
どっちが主人公かわからないよ!くらい雲泥の差が。笑
分かりやすいアメリカ作品稀にある主人公の方がクソ運転てゆーね。
なのにちゃんと追いつけてる意味が分からないよ!笑
それだけ差があったらとっくにまくられてるはずですよー。
最終的に逃げられると。
え?結局?笑
超絶つまらんけど!笑
デッドヒートの上に逃げられるなら良し!
でもあからさまな運転技術の差!
さらに障害物のない廃屋!
人っ子一人居ないつまらない場所!
ナンバープレートないし。笑
逃げられるも何もね、このカーチェイスの意味ね!笑
それが甚だ疑問だよね!笑

つーかそもそもあんなわかりやすく犯人登場するかね?と。笑
そこからのカーチェイスの一連の流れが謎なんだよね。笑
何しに犯人はあんなあからさまな場所に現れたのか?と。

そしてハリスに「いざという時は迷わず撃って」といきなり言い出します。
いきなり何の話?笑
ああ、そうだった!
確か冒頭にサラッと前作と同じく「夢と現実がごっちゃになると現実世界でも死ぬ」というのが出てましたっけね、サラッとね。笑
思い出すのも一苦労。笑

しかも冒頭から最後まで「犯人にバレる」と言われてましたけどね。
心の中読まれると相手はそれに気づくの?
なんなの、その謎の設定!笑
犯人の方も超能力者なの?笑
「あ、今、俺の心にマヤが入ってきたわー」ってなるの?笑

うん、どうやらそうらしいです。笑
ありえねー。笑
CGもクッソだし。

しかも犯人はちょーすごくて現実世界でハリス達と戦いながら、頭の中でマヤとも戦ってますよ、こいつが間違いなく1番凄いわ!笑
とりあえずよくわかんねー設定だけど凄い!

しかも終盤になって「狙いはマヤ」とか意味わかんねー。
それでそれだけの犠牲者を生む猟奇殺人者になれるわけ?
そこが知りたいのに、マヤが目的とかもう答えになってないからね。笑

ラストシーンでミッション・インポッシブルばりのアクションとか出してきても面白くないからね!
何やってるの?君達。って感じだからね。笑
しかも急に野球場とかも意味不意味不。
マヤもう起きてるし。笑
頭の中の死闘はどーした?笑
と、思ったら再び頭の中へ...。

いや、もう犯人、ハリスに頭ぶち抜かれてますけど?笑
マジでわけわからん。笑
精神世界も何もないでしょ?笑

ちなみに前作の要素は本当になくてセルもないし、まぁ頭につけてるあれが「セル」と言われたらそうですねってなりますけど。
「白」の意味とか、女性ばかりを狙う意味とか、わからんし。
水は出てこないけど代わりに暗闇。
でもそこのトラウマシーンもないし。
とりあえず本当に酷いの。泣
もう本当に酷いの。泣

今回は観ながら書いたので、まとまりはなかったですが展開通りの感想なはずです。笑
1~10点なんだけど、マイナス30点くらい酷い。
史上稀に観るクッソ映画です。
最低点の中でも最強だった「ネクロマンティック」より酷い。
見る価値ないとかそーゆーレベルじゃない。
なんかもう今作に携わった奴らが生きてる事を呪いたくなるほど酷い。

my評価1点(10点満点中)





概要
2000年にジェニファー・ロペス主演で公開された「ザ・セル」の続編。
しかし監督、出演者、スタッフも全て一新されており、前作の要素もほぼなくファンの間では「続編とは呼べない」と言われている。
しかし冒頭では前作の映像がそのまま使われている為、正式な続編である事は間違いない。
本国アメリカでも劇場公開はされておらず、ビデオ用映画として発売された。
もちろん日本でも劇場公開はされていない。


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Last updated  2016.10.04 12:37:02
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