マイノリティ・リポート
・そういや今夜はトム・クルーズ主演『マイノリティ・リポート』やってます。映画館でも見たし、DVDも購入しているし何度も見ているのでわざわざTVの前にかじりついてなくとも良い。この映画の中で主人公が(近未来に殺人を犯すという理由で)殺人者として指名手配される時間が早いこと、インタラクティブに紙面が変わる未来型新聞というのも劇中に出てくる。劇中「未来は不確定で変えられるものだ」といったニュアンスの台詞もある。真犯人はこれを「未来は変えられないもの」として逆手に採り、主人公を悩ませる。原作は『ブレードランナー』でもおなじみ、フィリップ・K・ディック。随所にブレードランナーの刑事"デッカード”を彷彿させるようなインテリアはSF映画マニアには堪らないところかも。主題はディック小説に顕著にみられる、本物と偽物の交錯である。多くの主人公は、だまされていることに気づきながらも、どうしたらよいかわからない閉塞的状況に置かれている。(wikipediaを引用) 映画化された短編小説も多いので、ココを参考にしてレンタルするのも良いだろう。