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カテゴリ:雑感
薬剤師国家試験の合格発表が先日あった。 それによるとその合格率は約6割という厳しいものであった。 6年制になってから3回目の試験であるが、年々厳しい数字となっている。 この理由として考えられるのは、6年制となりより専門性を高めた水準を保とうという厚労省の意図と、もうひとつは薬学部学生の質が落ちたことが考えられる。 元々薬学部はその9割方の学生を私立薬科大学が輩出をしていた。 6年制と並行して新設私立薬科大学が乱立し、その入学偏差値はどんどん下がって行った。 入り易くなったものの、授業料は年間200万円を超える高額で、親御さんの負担は相当なものとなる。 6年間を卒業して薬剤師にストレートになれればまだしも、多くの学生が留年の憂き目に会う。 その度に、親は200万円の追加投資が必要となってくる。 私立薬科大学側にとって薬剤師合格率の高さは大きな宣伝材料になる。 その合格率を上げるためにどうするかと言うと、落ちそうな学生は卒業させなければいい訳である。 よって通常の合格率の裏には、真の合格率と言うものが存在する。 すなわち、受験者数に対する合格者数が通常の合格率であるが、それは表面上のものである。 それに対し、入学した学生のうち、6年を経過して何人が卒業して薬剤師になれたかが真の合格率である。 留年によりストレートで卒業できる者は3割にも満たない大学もある。 新入生がストレートで薬剤師国家試験に合格出来る率を歩留まり率と称すると、何と一番ひどいところでは6.3%、すなわち100人入学した新入生のうち6年間で卒業して薬剤師になれるのはわずか6人と言うことになるのである。 残り94人は1200万円という高額な授業料を支払いながら、薬剤師にはなれないのである。 こういった現実を明らかにしないで、表面上の合格率だけを公表する新設私立薬科大学は、詐欺をしているとしか言いようがないのではなかろうか!? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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