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カテゴリ:企業経営あれこれ
少し古くなりましたが、18日発表の内容は次のようなものでした。
全国330教室、約5万4000人の生徒を抱えるパソコンスクール最大手のアビバが産業再生機構の支援をうける。 03年5月の給付制度縮小を契機に、新規受講者数が大幅減少。受講者獲得のため多額の宣伝広告費を投入したが功を奏さず、経営を圧迫した。 再生計画の概要は、主力のりそな銀行など金融機関が約39億円の金融支援を受け、ベネッセコーポレーションが出資する受け皿会社に全事業を譲渡する。 まとめるとこんなところでしょうか。 零細なパソコン教室を経営している立場から見ると、以下いろいろと感じるところがあります。 ・受講料の高さ。 あれだけ加○チャン、ガッ○○松さんなどタレントを使ったテレビCM使えば高くなるよね・・・ ・教育給付金制度が変更になりっていうけれど(一定条件を満たす受講生にハローワークから80%の給付金が支給されたのが20%あるいは40%に引き下げられた、のが大きな原因というけれど)元々その講座が、給付金を当て込んだ商品だったことが問題だよね。 受講生は自己負担分の商品としか見ていなかったってことかな・・・ やらなければならなかったのは、広告宣伝ではなく商品の価格設定の見直しじゃなかったのかな? ・インストラクター教育の硬直化。 接客業はお客の目線を失っちゃいけない・・・ 広告費をそうかけられない小さなスクール経営者として思うことは、企業努力でどこまで商品(講座)を差別化できるか、経費をかけずにどう広告宣伝効果をあげるかなどに取り組んでいきます。 消費者(受講生)も派手な広告宣伝費が商品(受講料)に上乗せされているんじゃないかと考える知恵はもってほしいものです。 (だって、時々のぞいていたアビバさんはうちよりずーっとたくさん生徒さんが入っていましたからね・・・) 商売の鉄則:「入ってくる金以上に使えば必ず倒産する」 (ちょっと自戒の気持ちもこもっています) う~ん、38億も借金チャラにするんなら、1億くらいこっちに回したらちゃんと利子つけて返して上げるのに・・・銀行さんってまだまだ見る目がないなぁ・・・・ (これはボヤキになっちゃうかな^^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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