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テーマ:心の病(7246)
カテゴリ:受験
昨日、カウンセリングを受けた。
現在の状況と聞きたいことをざっくばらんに話した。 とりあえず、1ヶ月の休養が必要。最低。私は「もうちょっとかかると思うんですが・・・」と言ったら、否定しなかった。 「やりたいことをやる」については、家族に再度協力をお願いすることにした。「わがままほうだいさせてもらう」というのとは違うんだ、ということ、お願いするときに下手に出ること、「やりたいこと」を主張するときに、上手くアイデアを出して双方丸く収まる方法を考えてみること、などをアドバイスされた。 「医師を目指す」気持ちが揺らいでいることについては、ちょっと長く話した。 なぜ揺らいだのか。 それは、この1年ちょっとの間、サラリーマン時代とは違う生活をして、視野が広がったから。 もう一つ、自分に対する自信がついたから。 以前の私は、○○ができない、××ができない、と、自分に対して(そして多分、他人に対しても)あら捜しばかりしていた。 できないことがたくさんあるから、当然自信が持てない。 カウンセリングの過程で、この思考を徹底的に排除した。○○ができない、と心に浮かんだ瞬間、「でも△△ができる」と自分に言い聞かせ続けた。 3ヶ月位経った頃から、私は、あれもできる、これもできる、と自信が持てるようになった。 去年の私は、数学のできない受験生だった。今の私は英語の得意な受験生。成績は大して変わってないんだけど(でも伸びてるんだよ。へへ。)この違いは大きい。 自信が持ててくると、自分にできること、自分がやれそうな仕事がたくさん頭に浮かぶようになった。 結構いけてるな、と思えるアイデア(詳細は書けないけどね。先越されるわけにはいかないから)がいくつかある。面白そうだな、と思える仕事がいくつも、ノートに記してある。 どうするか結論は出していない。自分のやりたいことをやる。 もう一つ、「医師の道を目指すことをやめる」のが「逃げている」ように思えるかも、と話した。 カウンセラーのお言葉「逃げて何が悪いの?」 自分のやりたいことを、自分が選んで進む。時には逃げる。逃げるのは危険を察知する生き物としての本能。押し殺してはいけない。 それから、いけてる洋服について。「カッコイイ!」って褒められた。 店員さんと会話しながら洋服を選ぶことが、自分にもできた。これは結構大きなことなんだ、私にとって。 最後に、センター試験の申し込み、するべきかどうかを話した。 カウンセラーの一方的な意見ではない。二人で話し合ったストーリー。 1ないし2ヶ月休養する。そこから追い込みをかけてセンター試験を受けた場合、今の成績だと受かる可能性がある。(ちなみに、今の偏差値は、英語71.0、数学55.0、国語62.9、物理62.5、生物75.5、政経72.6。) 落ちちゃえば何の問題もないのだけれど、受かった場合、4月から大学入学という環境の変化がある。これは大きなストレス。休養で何とか勉強できる体制までメンタルを持ってきたとしても、完全ではない。そこでストレスがかかれば、また鬱に逆戻り。今年の5月に体験したことを繰り返すだけだ。 今更1年入学が遅れたところで、どうってことはない。金銭面も株が調子いいし、問題ない。 であれば、1年延ばして、完全な状態で臨む、もしくは違う道を選ぶ方がいい。 やっぱり、未練がないといえば嘘だ。けれど、一度やらかした失敗を生かせないのは、あまりカッコいいことじゃない。 諦めたわけじゃない。もう一年、遠回りするだけ。遠回りした道に何があるか、楽しみにしよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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