|
カテゴリ:総合
松本清張の「高台の家」を読む。ミステリアスな家族の周りで起こった事件を描いたもので表題作他、「獄衣のない女囚」、二編が収録された傑作小説集で、久しぶりに松本清張小説を読んでみた。今日は小説を楽しみつつ、松本清張さんが記述する文面の中で、ふりがなが打ってある難解な語彙を拾ってみたのである。小生が使ったこともないようなものばかりであって、改めて知っておきたいと感じたからである。あとで辞書を引いてみた。 奥ゆかしい峻拒(しゅんきょ) ーきっぱりと断ること 無聊(ぶりょう) ー退屈なこと、気が晴れないこと 気息奄々(きそくえんえん)ー息が絶え絶えになって、今にも死にそうなさま。 桎梏(しっこく)-足かせ、手かせの意。人の行動を厳しく制限して自由を束縛するもの 纏綿(てんめん)たる-からみつくこと。 雀斑(そばかす)(じゃくはん)の浮いた顔 擽(くすぐ)ったい-ムズムズする 塒(ねぐら) 鳥栖(とぐら)、とぐろ、とや 旧弊(きゅうへい) - 古くからの悪習 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.04.02 15:22:17
コメント(0) | コメントを書く |