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カテゴリ:銘柄違いの塩で実験石けん♪
一般的に、塩を入れた石けんは泡立ちが悪いといわれます。
塩の中に入っているミネラル成分が泡立ちを妨害するのですが、 塩の銘柄によって、その量は異なります。 それに物凄く微妙な量。 微妙な量の違いでも泡立ちは変わるものなのかな~?と思いました。 そこで、同じレシピで塩の種類を変えて石けんを作り、泡立ちを比較する という実験をしてみました。 前回までの記事はコチラ。 (前回の更新は6月・・・^^;月日が経つのは早いモノですね。。。) この時は、作って3日目だったので、石けん本来の性能は発揮できていない状態でしたが 現在、1ヶ月以上経ったのでもう問題はないでしょう。 塩は「Y塩」と「S塩」。 前者はソーパーさんの間ではかなり有名なのではないでしょうか。 後者の方の塩は、スーパーで手に入りやすい一番安い塩。塩は「エン」って読みますw レシピは、パーム核60%、オリーブ20%、ひまし20%、 オイルに対する塩の割合は20%です。 まずは、泡立ちの違いについて。 泡立てネットに同じ回数だけ、石けんをこすり揉んで泡立てて比較しました。 先日はS塩の方が良い結果だったので、S塩の方を先に泡立てて入れました。 Y塩、全く泡が立ちません。。泡立てた直後の写真でコレ。 次に、泡モチの違いについて。 同じ量の泡を容器に入れて、消える速度を比較しました。 Y塩の方は、炭酸水を彷彿させる勢いで泡がはじけて消えます。 上の画像と何が違うの?って感じですね。すみません・・・^^; よく見たら泡じゃなくて水だった。 結果としては、作って3日後も2ヶ月後も同じでした。 パーム核高配合にも関わらず、Y塩はかなり残念な結果になってしまいました。。 でもY塩は、夏の石けんに入れるオプションとして人気ですよね。 使うことのメリットとしては、 ブランド名による耳ざわりの良さ(オイオイ)と、断面の綺麗さでしょうか。 S塩を使っています、というより、M古島のY塩を使っていますというほうが、 素材にこだわった良い石けんという印象がうまれてきますw 断面の綺麗さ、というのは・・・ S塩は石けんが硬くなるスピードが非常に早いのですが、Y塩は結構遅いです。 作って2、3日後でも問題なくカット出来ました。 カットするタイミングをあまり気にしなくても綺麗にカットできます。 でも、S塩もカットするタイミングが遅くならなければ、 下の写真のように綺麗に仕上がります。 ↑の写真では作ってから2、3日ほど経っていたので、 石けんの下の方がかなり硬くなってしまいました。 塩を入れると、表面に塩の粒々があらわれますが、デザイン次第で素敵になると思います。あと、オイルが少々黄色っぽくても、保温後にはかなり白っぽくなってくれます。 このグラデーションは、塩の粒々ともよくマッチして夏の一番好きなデザインです。 こちらもS塩を入れています。 7月~8月のレッスンで、実際に石けんを泡立ててその違いを見てもらいましたが、 皆さま一様におお~っ!と反応を頂けて嬉しかったです。ありがとうございました♡ 他の石けんブログやランキングもご覧いただけますよ♪ にほんブログ村 スマホ用ページからは応援クリックが反映されないそうです。PC用ページからご覧頂けたら幸いです。 この実験結果をある先生にシェアさせていただいたところ、 塩の在庫がかなり増えそうな提案(アイデア)をいただけました。 理系の人の研究心ってすごいな。。。ゆるーい文系ですみませんw 宮古島雪塩 60g ******************************* Facebookのページを作ってみました。 ブログの更新情報や役立つサイトなどのお知らせが自動的に届きます♪ こちらもどうぞよろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.08.18 10:52:11
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