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カテゴリ:旅行記 -沖縄 八重山
GWに沖縄、西表島に行ってきました。
有名ショップのツアーは、いつもより少し人が多い印象でしたが、 それでも、人込みのようなものは全くなく、どこも空いていました。 さすが離島です。 マヤグスクツアーに備えて、 2日目の予定はフリーにしていました。 宇多良炭鉱跡に行きたいなぁと思っていましたが、 それ以外は特に思いつかず・・・。 宿のレンタサイクルを借りて、 炭鉱と集落巡りをすることにしました。 ウチパナリの炭鉱跡にも行きたかったのですが、 こちらは老朽化が進んでおり、整備中で入れないとのことでした。 ふね家http://www.funauki.com/ ちなみに、5月の西表島の気候は、東京の夏と同じぐらいです。 暑いのですが、日差し対策をきちんとすれば大丈夫でした。 宿から15分~20分ほど走って浦内川へ。 道中は、牧歌的な景色が広がります。 浦内川の船着き場から20分ほど歩いた場所に、炭鉱跡があります。 道は綺麗に整備されており、とても歩きやすいです。 一本道で、案内図もあちこちにあります。 西表島にある炭鉱は、明治から戦中にかけて稼働していた、沖縄唯一の炭鉱です。 マラリアが蔓延する、過酷な労働環境で、 鉱夫に逃げられないために、 給料は炭鉱でしか使えない通貨で払われました。 ペリカって実在したんだね・・・(;^_^A 賭博堕天録カイジ(1) (ヤングマガジンKC) [ 福本伸行 ] 騙されて連れてこられる人が多く、 西表島では、バナナやパイナップルが食べ放題だと言われてきたら、 バナナは実のならない山バショウ、 パイナップルはアダンの実(外見はよく似ている)だったそうです😢 泣けるわ~~~💦 後日、資料を読んでいたら、あの山〇組の組員が 炭鉱に人をおくる、あっせん人をしていたという記述がありました(;^_^A 逃げる人もいたのですが、 石垣に行くにも船に乗らないといけないので、そこで見つかったり、 まわりはジャングルなので、 道に迷って森の中で亡くなったり、、、😢 こんな建物がジャングルの中にあり、 最盛期は1000人がここで暮らしていたそうです。 規模はそこまで大きくないのですが、ジャングルの中にもかかわらず、 芝居小屋や売店などもあったそうです。 以前行った軍艦島もそうでしたが、 炭鉱があるところは街のようになるのですね。 夫婦宿舎もあったと記載していますが、女性をつれてきて 独身の坑夫と結婚させたのだそうな。。(その方が炭坑にずっといてくれるから) 炭鉱跡は、時代を経て、こんな風景が広がっていました。 ↑の写真の左側真ん中に、このトロッコ支柱が写っています。 遊歩道から、トロッコの支柱と数点の遺構が見えます。 川には、船の一部が残っていました。 西表島にはハブがいるので、少々危ないのですが、、、 遊歩道から降りて奥へと進むと、様々な遺構が残っていました。 散らばったお酒の瓶が生活の跡を感じさせて、生々しい。 貯水場?かなり大きいです。 階段の跡や、家の一部が残っていました。 形的にはトイレっぽいけど、、、 トイレは、川に向かってしたというから、どうなのかな?(;^_^A ここで働き、亡くなった人のことを思うと、 平常心では見られません。 ジャングルは、人が作ったものを、 軽々と飲み込んでいきます。 あと何年かしたら、また形を変えているのかもしれません。 当時の記録や働いていた方のインタビューが載った本を買いました。 (西表エコツーリズム協会に置いてありました)500円。 この本も欲しいな~ 西表炭坑写真集 [ 三木健(ジャーナリスト) ] 西表島の歴史に触れることができる、とても興味深い場所でした。 長くなったので次の記事に続きます。 午後はお昼を食べて、自転車で干立や祖納などの集落を巡りました。 集落も、興味深いものが沢山ありました。 「読んだよ~♪」のしるしにぽちっとクリックを♪更新の励みになっております! 他の石けんブログやランキングもご覧いただけますよ♪ にほんブログ村 スマホ用ページからは応援クリックが反映されないそうです。PC用ページからご覧頂けたら幸いです。 ******************************* Facebookのページを作ってみました。 ブログの更新情報や役立つサイトなどのお知らせが自動的に届きます♪
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最終更新日
2018.05.20 00:26:09
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