カテゴリ:旦那さんの生活
うちの旦那さん、30歳。
会社では中堅になってきて、結構な激務。 IT系企業はそんな感じかもしれないけど、だいたい22時ごろの帰宅。遅いと24時とかかえれない日も。 でも、メーカー相手の営業さんなので朝は早い。 深夜帰ってきて、早朝でかけるなんてザラです。 たまに客先から早い時間に直帰できたりもするし、期末の締めが終わった直後とか、 お客さんが休みの時期(GWとかお盆)とかは多少早く帰れるときもあるけれど、ここ数年はこんな感じ。 面倒を見ないといけない後輩というか部下もでき、責任も増えつつあり、 下に求めるものや上から求められるもの、お客さんから求められるもの、それから自分の理想なんか、 いろいろなものがあって、ハタで見てても大変そうです。 私は彼とはもと同僚。 結婚当時は入社2年目と6年目(私)だったし、長男の産休で休みにはいったころはまだまだ「若手」だった彼。 私の知っていた彼は、今の彼とまた違うだろうけど、仕事ぶりは誠実でしっかりしてたよ。(仕事をきちんとできない男は最低だ) 手を抜いたりはせず、きちんと考えてかっちり仕事ができる人だと思っているけれど、 最近上司に「がむしゃらさ」をもっと出せと言われているそうだ。 極端な話、倒れるまでやってみろってくらいなのかなー・・・ その上司は私も知っているけれど、まあそういう「根性」系の人ではある。 旦那をとても信頼して可愛がってくれているのは分かるし、評価もしてくれていると思う。 なにかもう一段上がるためとか、ブレークスルーするためにそういう事を言っているのかもしれないけど、、、、 「がむしゃら」って、なんだ? いや、頭では分かってます。 でも、ここ数年こどものペースにあわせた生活を送っていたり、なるべく人間らしい生活を送ろうと 思っていると、こういう世界がどうしてもうけつけなくなってくる。 がむしゃらに仕事をする。 っていうのは、アリだとは思う。夢中になってって言う意味ならね。 好きな仕事だったり、仕事が面白ければ。 でも、そうじゃなかったら、ほんとに苦痛だよなあ。。。。 そこまでの情熱をだせ!って言われても、難しい。 旦那もいろいろ悩んでいる。 「こんな毎日毎日仕事漬けの生活でいいのだろうか」という疑問ももっているようだし、 最近、会社のもと上司の奥様がなくなったり、災害を目にしたりして、私もそれはそう思う。 納得できないまま激務を重ね、かけがえのないときを仕事で終わらせてしまうむなしさもそうだけど、 そのせいで体調壊したりしたら誰を恨めばいいんだ? 今の会社につとめている限り、きっと基本的な生活スタイルは変わらないだろう。 それに、私自身、産休から約3年たってやっと昔の生活が不健康だったと 体で感じられるようになったってトコなので、 仕事をやめたり転職したりしても、長年の生活で染み付いた「体内時計の支配」から抜け出すのはきっと大変だろう。 以前、象の時間、ねずみの時間っていう本が流行ったけれど、 生物の寿命というのは大体同じなのだけど、刻む時の速度が違うと言う話。 比較的長い年数生きる象の心拍数はねずみの鼓動よりもゆったりしているけれど、トータルで打つ鼓動の数はだいたい同じというものだった。 激務を続けるという事は、本来もっている鼓動の速度を速めていく作業のように思えてならない私。 食事とる時間が遅かったりなかったり、そのせいで不規則になったり早食いになったり抜いたり、 「アメで血糖値をあげればいい」っていうあやしい説を実践したりする だんなの健康が心配でならない。 (なるべく付き合いたいけれど、小さい子ども2人との生活リズムもあり、、、) 田舎暮らしをすれば、こういった「体内時計」をリセットできるのではないかと、 旦那は田舎暮らしを夢見たりしているけれど、今できることはせめて一緒に過ごせる時間はゆったりと一緒に「鼓動」を打つことくらいかな。 深く呼吸をすれば、ドキドキがおさまるように、 早くなりすぎた体内時計の打刻スピードが抑えられるだろうか。 家族そろって深呼吸! せめてはキモチイイ深呼吸ができるよう、酸素の多いところにでも遊びに行くか~ 周りには深夜残業あたりまえ~の旦那さんが多そうだけど みなさん同じように行き詰まったりするのかしら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.11.15 01:27:12
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