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~はればれといこう~ 子育てはハンディじゃなくキャリア!はたらくを創造しよう。☆cherryの日記。

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2005.06.16
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カテゴリ:こどもとの生活
先日、だんなさんとちょっと感情的な行き違いがあったのですが、明らかに今までと違う雰囲気を、3歳のムスコくんは察していました。

両親が大声で怒鳴りあいをしているとか、そういう目で見えるものを見たわけではなく、ワタシと旦那それぞれが お互いに対するじくじたる想いを抱え、怒りや苛立ち、悲しみや寂しさやら、いろんな想いを持ちながらも、それを表に出すことはなくとりあえずはそれぞれ外に出たのですが、何か感じたのでしょう。

ワタシはこども達と公園に出かけ、だんなはその後一人でどこかに出かけました。

ワタシも、最近の彼の様子から色々と思うことがあったので「ふぅ・・・どうしたものかなあ・・・」と。悶々としていたのですが、こども達と公園で遊んだり、図書館に行ったりしているうちになんとなくまぎれたものの、それでも自分の心に生じたツメタイ思いを一人で抱えきれず、たまたま連絡が来た父と合流してみたり、その後さらに合流した母に少しだけ話をしたのですが、ムスコは、その場にいない自分の父ちゃんを守るような態度で、一生懸命なまなざしでワタシと母に接していました。

なんとなく、ムスコが何かを感じていることをワタシも母も察したので、あえて何か悟られるような話し方はしていなく、言葉を選んだりしていたのですが、普段よりも口数多く、図書館で借りた本を開いてご機嫌そうにしていながらも、私と母に神経が集中しているのが痛いほど感じられたので、これはちゃんと話をしておいたほうがよかろう・・と思って、「ちょっとね、今日父ちゃんと母ちゃん、大切なお話しないといけないんだ。今日父ちゃん、どんなんだった?元気なかった?」と聞いたら、必死な顔で「ちがうよ!」といって、口を真一文字に引いていました。

その「ちがうよ!」の一言で、ワタシと母は、彼が小さいなりに何かを感じ取り、その上で父親を守ろうとしていることが分かり、とても心が締め付けられました。

いまの我が家は、旦那さん個人的にも人生の大切な時期にいて、当然私たち家族全体にとっても大事な時期なのですが、あまりに大事に思うがゆえに、苦しくなってしまっているのか、いろいろもがいているようでした。
私がそこになかなか気がつけなかったのかもしれないし、いたわりが足りなかったのか。

でも、私なりに、相手の想いを尊重しようとしていたんだけどなあ・・
じゃあどうすればいいんだ?

と、色々なことを思ったのだけど、所詮自分だけの頭や心で考えても憶測でしかないので、ここはきちんとお互いの想いを話して意思を確認すべきだということを感じたし、子ども達の様子を見ていても、ごまかして日常に戻るのもよくないと思い、両親に子ども達をお願いして、私だけ先に自宅に帰って旦那と2人ゆっくり話をしよう、という事になったのですが、またまたそれを察してか、外食していたのですが、ご飯を食べ終わったとたんに、2人ともばたんと寝てしまいました。

まるで、「邪魔しないから、一緒につれて帰って!」といっているかのようなその態度にまた心が締め付けられ、結局は2人ともつれてかえることに。


子ども達は、家についてもおきることなく寝てくれたので、旦那と向き合って話ができました。

正直、お互いの思いがどこまで通じたか分かりませんが、それでもやはり、思うことを伝え合ったというコトは大きな成果だろうし、また少しそれぞれを思いやることや、馴れ合わずにもっと相手を尊重することが必要だなあというコトなんかがよくわかった。

私も、反省すべきところが沢山あったし、彼にももっと、考えて欲しいとおもうこともあった。

今回のことは、どっちが正しいとかそういう次元ではなく、お互いの立場や存在を尊重しつつも自分の思いをしっかり伝えることの難しさや、夫婦であることの意味なんかを深く考えさせられる出来事でした。


ま、こうやってこのことを数日たって日記にかけている、、ということは、夫婦仲はこれをきっかけにして少し関係がまたポジティブに動き出した、って事なのでご安心下さい。



でも、いまでもあの「ちがうよ!」といったケイゴの顔が忘れられません。

小さなわが子にあんな顔をさせてしまったことは、一生忘れられないだろうな。
どんなに胸を痛め、不安な想いだったかと思うと、本当に申し訳ない。

だからこそ、夫婦しっかりと互いを考えてコミュニケートし、こころから信頼できるようにならないといけないし、そのためにも自分を知り、相手を知り、お互いのタマシイをしっかり育てなくてはならないな。

次の日の朝ムスコに「昨日、とうちゃんとお話できたよ。心配かけてごめんね。ありがとう」とお礼を言ったら、これまたいままで見たこともないような表情で「うん、いいよ」と言ってくれました。

深い深い思いを含んだあの顔。

絶対忘れてはいけない瞳だった。



小さなタマシイで、必死で大人のタマシイを受け止めようとしてくれるのですね。


今回のことは、親として人間として大いに反省することがあるけれど、こどもが教えてくれたことを忘れないようにしたいと思います。



夫婦間のエネルギーに敏感になっている子ども達ですが、好転したのをしっかり感じて今は安心できているようです。よかった・・・

今朝また「ありがとね」といったら、いつものケイゴが「うん、いいよー!」といってくれたので、本当にほっと致しました・・・





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Last updated  2005.06.17 00:53:27
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