カテゴリ:こどもとの生活
ムスメちゃんが、ベビーカーから降りようとして転落。
玄関のサッシに激突して大怪我してしまいました。 先週ムスコがかかった手足口病が姉に移ってしまい、お見舞いがてら遊びに行ったところでした。 下唇のすぐ下がぱかっと開いてしまい、大出血。 こりゃやばい、どうしよう・・・ でもとりあえずは病院だ!車もってこなくちゃ! ということで、ムスコを姉たちにお願いして自宅へ急ぐ。 徒歩10分少々の道のり。 すぐに泣き止み、本人は落ち着いていたのだけど結構傷も深そうだし、鼻の下もはれているので救急で見てくれる病院を探す。 成育ならみてくれるのはわかっていたけど、すごく混んでいる日もよくあるし、念のために消防庁のテレフォンサービスで聞いてみたら、もっと近い病院を2件教えてくれた。 でも、1歳半の子どもはみられないということで、やっぱりいつものとおり、成育医療センターへ行く。 ああやって、どきどきしているときに断られるのってちょっとヤだな。 最後は成育があるから、と思っていたからまだ余裕だったのだけど、知らなかったらそうとう心細かっただろうな。 成育には過去なんども行った事があるし、小児専門だから安心といえば安心だしね。最初からココにくればよかったわ。 今日は過去見なかったくらいとっても混んでいて、下手したら2時間待ちと聞いていたけど、外科だったので比較的すぐみてもらえた。 待合室にいる間も元気なムスメ。 ムスコは一人ぐっすりお昼寝。たすかった~ 私がちょこっとみてみたところ、目立つ傷は下唇のすぐしたあたりの2、3センチくらいの傷。でも、出血からみるに口の中も結構切れているようだった。 家でよくよく見てみたら、下唇の内側も、自分の前歯でざっくり切れていて、ほんと、歯の形が3つくっきりついておりました。 先生に状況と傷の様子を伝え、じっくりチェックをしてもらう。 ムスメの傷を見た先生はポツリと 「ひょっとしてこれ、外側に貫通してないかなあ・・・」とオソロシーことを! ギャー!それぞれ別の傷じゃないの??考えもしなかった、そんなこと・・・ 確認しようとさらによくよく見てみたら、今まで気がつかなかったんだけど、 前歯が、、前歯が、、、ヘンな位置にへっこんでて根っこあたりに血がにじんでる・・・ 前歯がーー! ぐらぐらになってるー! 結局、口腔外科の先生とも相談しないといけない、ということでまた待合室に逆戻り。 ああ、想像以上にひどい怪我。 早々にバッチのレスキューを飲んでいたおかげで親子とも落ち着いていたのだけど、やはり動揺が大きくなる。 いつもなら、何の気なしに「ぴょん」と滑り降りるムスメだけど、今日は寝起きだったのもあるし、ふらっと倒れて、場所が悪かった。 でもやっぱ、「あたしがついていながら・・」という思いもよぎる。 このままいくと傷が残るだろうし、私は若干ケロイド体質なのか傷あとが残りやすいタイプ。こうちゃんもそうだったら、よけい可哀想な事したなあ。。 くよくよしてたってしょうがないんだけど、やっぱ「あの時ああしてれば・・・」って思ってしまう。許してねー、かあちゃんを! もう一度呼ばれて説明を受けたら、傷はやっぱりつながってしまっているようで、そうだとすると、食事やなんやらのせいで感染症を引き起こすのがとても怖いらしい。 外科的には、縫うまでしなくてもいいとは思うけど、口腔外科の先生は縫ったほうが安心だといっているけど、どうしますか?って。 1歳半のちびちゃんを縫うだなんて! そりゃーすごいストレスだ!縫わないですむならそうしたいけど、どうしよう・・・ しかも、外側と内側と2回も縫うんですって! どうしよう~~ あたしだって、大人になってからしか経験ないのに、こんなちっちゃな子に針を!でも、そうすべきなのかしら!どうしよう! と、答えを悩んでいたら、外科の先生のPHSに口腔外科の先生から着信。 どうやら今からここに来て縫ってくれるといっているらしい。 外科の先生は「まあ、口腔外科の先生にみてもらって、それで判断をしてみたら」と言っていた。前歯のこともあるし、最終的には口腔外科で判断することになるようだ。 わーーーん! 縫うだなんてー! 怖い思いさせることになっちゃう。ごめんよー!! 反省が嵐のように舞うこころを一人かかえ、またしても待合室へ逆戻り。 ことの大きさにどきどきが増しながら、口腔外科の先生の到着を待つことになりました。 でもムスメは元気。それは救いだ・・・ 30分くらい待っている間に、出かけていただんなが合流。 彼女の傷を見て、痛々しくてみてられないといいつつも、元気な様子に安心していたようだ。 だんなに相談したら、確かに精神的な負担はあるかもしれないけど、やっぱ感染症とか怖いし、それがもっとひどいことになったらもっと可哀想だから、縫ったほうがいいんじゃないかといっていた。 確かにそうだ・・・ ケイゴの虫歯のときにも、そう思って治療を決心したのだった。 そして、先生が到着したとまたお呼びが。 どうしようと思っている間に、あれよあれよと別フロアの口腔外科の部屋につれていかれ、オペ準備。 ケイゴがぐるぐる巻きにされていたおなじみの歯医者の拘束セットが診察台に設置されておりました。 もう、これは縫ってもらうしかない。がんばれ、こうちゃん。 決心して、お願いしました。 怖さからぎゃーぎゃー泣く娘。 先生たちは「お母さん、もしあれなら、お預かりしますけど」 なんて言ってくれるのだけど、彼女一人ぽつんとおいていけるかーーーー! 怖くて不安で泣いているんだから、彼女の目に届くところにいて、声をかけてあげたい。足をさすったり、胸をとんとんしたり、おでこを触ったりしてあげたいもん! だから、残らせてもらうことにして、手術は始まる。 父ちゃんは、中にいられずに外で待つ。 男性は、だめな人多いからね。お産の立会いも無理って言ってたし、無理強いはしないさ。外でムスコと待っていてもらおう。 バスタオルでぐるぐる巻きに去れ、拘束ネットをかけられ、歯医者さんでよく使う麻酔を何箇所か注射され、「いたーい、いだーい」と泣く娘を励ます。 「怖くないよー、すーぐ終わるよー」なんてことは言わない。 「怖いねー、でも大丈夫だよー。ちょっとちっくんするけど、先生がきれいになおしてくれるからねー。がんばってねー」と声をかける。 そうしているうちに、心配になった息子が部屋に入ってきて、こうちゃんに声をかける。 そういえば、お宮参りで泣いていたこうちゃんを思いやって、泣いていたけいご。 まだ2歳の小さい兄ちゃんは、3ヶ月しかすごしていない、姿の見えない小さな妹の泣き声を敏感に聞き取り、不安な気持ちを感じていたんだったなあ。私は母親だからわかったけど、その様子に感動したのだった。 やっぱり、兄妹って、すごいね。 こうちゃんの手術が終わるまで、ずっと付き添って、声をかけたり、和ませようと芸をしたり(マイケルが得意技。じゃくそんではなく、ピン芸人のマイケルだよ)、うちわを持ってきてあおいだり、やさしい兄ちゃんだった。 結局、女の子だから傷がなるべく目立たないようにと、外側をこまかく6針。内側を4針。合計10針縫いました・・・・ 前歯については、まだちょっと様子を見てから対処を決めるということだけど、この衝撃からすると根っこまで影響があるだろうから、永久歯は大丈夫だとは思うけど、乳歯は色が変わってしまったり、なにか不都合がでてしまうかもしれないということだった。 兄ちゃんは虫歯のせいで前歯をなくし(今のはプラスティックの歯)、こうちゃんは、外傷でなくしてしまうかも・・・わーん! なんとか、いい経過になるといいのだけど。 ちいさなこうちゃん。がんばりました・・・ 終わって抱っこし、先生の説明を色々聞き、休み明けに診察の予約を入れてもらう。 別れ際に先生がこうちゃんに「がんばったねー、うん、がんばったよー」とやさしくこえかけてくれてたんだけど、うちのこうちゃんったら、 スンゴイ睨み付けておりました。 あんた、あたいにムリヤリなにしてくれんねん。 そういわんばかりの燃える目でした(笑) 気のいい兄ちゃんは、歯医者で治療をされると、さんざん泣いたりした後でも「ほら、先生にありがとうしてね」っていうと「せんせい、ありがと」っていうヤツなんですが、ムスメちゃんはそうではありませんでした。。。 レスキュークリームを塗り、レメディも飲ませ、オーラソーマのスターチャイルドも塗り、病院で処方された抗生物質や痛み止めも飲む。 たまに思い出したかのように「イダイ・・」とか言うけど、ぴんぴんして遊ぶムスメ。たくましい。 でも、ちょろりとまるであごひげみたいに見える糸や、引っ込んだ前歯、おっぱいの跡につく血のあと(怪我してから10時間もたつのに歯の付け根の血はとまらない)なんかをみると本当に痛々しいです。 ヒーラーの方、レイキマスターの方、そしてムスメちゃんの身を案じてくださる皆様。 彼女の回復を願ってくださいませ。 ああ、ほんとうに可哀想なことをしてしまった・・・・ 早く元気に、なってね。 先週はだんなが手術でご飯が食べられず、 今週はムスコが口内炎でご飯がたべられず、 そして今、ムスメが怪我でご飯がたべられない。 なんか、つづくなー・・・ 気をつけなくちゃ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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