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旅行の出発点の山の家を早朝出る時、車の屋根に雪がうっすら積もっていた。標高1,450m。
朝靄の中を出発する。八ヶ岳も甲斐駒ヶ岳も北岳も雪を被っている。前夜のうちに雪が降ったのだ。山々の中腹にぴったり横線が引かれたように色分けされている。だいたい山の家と同じくらいの標高から上が雪。その下が雨だったのだ。 松本インターから降りて、上高地方面に向かう。乗鞍への道でもあるから、川沿いの紅葉の中をどんどん山に登っていく。トンネルが多い昔と変わらない道。 上高地へ行くバスの停留所辺りから新しいトンネルの方に分かれる。安房トンネル。昔、日光いろは坂のような曲りくねった安房峠を越えた時、バスと車がすれ違えなくて四苦八苦している大渋滞に巻き込まれたことが有る。 新しいトンネルは快適に、あっという間に峠を越えてしまった。昔、川岸の露天風呂に浸かりながら対岸にカモシカを見つけた平湯温泉街はあっさり通過してしまった。 なんだか拍子抜け。 高山に着いたのは10時前。 ホテルの駐車場に車を置いて、古い街の朝市を見学した。ここは野菜と民芸品を売っている。 朴葉味噌とか赤蕪の漬けたものとか高山の特産品を朝市で買った。 陣屋を見学したり、ヨーロッパで言うところの旧市街、保存されている古い街並みをプラプラ歩く。 食べ歩きは禁止でもないけれど、マナー的には良くないからちゃんと茶店やカフェに入って五平餅やパフェや甘くない高山名物のお団子を食べた。 京都と同じでお祭りの山車蔵があちこちに有る。全部で28基あるそうだ。蔵は閉じられているから、屋台会館に入って見学した。 古い街並みをしっかり回ろうとすると、北に南に何本もの通りを行ったり来たりするから疲れた。 ホテルのチェックイン時間まで歩き続けられない。 市の観光案内所兼休憩所で案内係の人とおしゃべりして時間調整。 夕ご飯の料理屋を教えてもらってホテルへ帰る。 新しいホテルだからか外国人が半分ぐらい。しかし彼ら温泉には入らないから、大浴場はがら空き。 ホテルから抜け出して夕食を食べに。また街へ。 板前さんに勧められて色々食べたが、山の中なのに、お刺身も蟹甲羅揚げも飛騨牛朴葉焼きも美味しかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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