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加賀百万石で、九谷焼、金箔コーヒーも買った。手鞠の店を覗いたが高くてとてもじゃないけど買えない。手作りだから。加賀友禅の博物館にも行ったけど、友禅も必要ないか。
そうそう越前和紙。ところが和紙の店になかなか当たらない。金沢は越前じゃないからかな。近江市場の近くの小さなデパートみたいなところの文房具売り場に伝統工芸品コーナーが有った。あ、和紙! 引き出しから色々選ばせてもらった。 そうだそうだ、越前和紙じゃないけど、能登仁行和紙は能登にあるたった一軒の創作手漉き和紙だと事前の調査で知っていた。引き出しの中から見つけた草花を漉き込んだ和紙に一目惚れ。これにモンゴル文字を書いたらどうだろう。何枚か選ぶ。 ふふふ、いいもの見つけたと喜んでホテルに帰る。 金沢で二泊して能登一周して富山に行く。途中千枚田に出会う。最初から目指した訳ではないが、「あ、ここ、ブロ友の「にととら」さんの記事に有った」と立ち寄る。 ずっと半島西側の海岸線ドライブ。輪島の朝市。昔見たより小さくなった。輪島の「次の駅はシベリア」の記事はちょっと前に書いた。ちょっと前でもないけど。 朝市で魚醤と菜箸と海苔を買う。旅人だから魚は買えない。通りにお土産屋さんを見つけた。ひょっとしてと入ると、やっぱり大きな引き出しの棚があって、能登仁行和紙が有った。能登の真ん中辺りの山里で、やっている紙漉きだ。杉の皮とか野の草花とか漉き込んだ独特な製法。金沢で見て惚れ込んだものだ。 ここでも何枚か買う。店主が説明をしてくれた。その場所を訪問したいが時間がない。花を漉き込んだものは字を書くスペースが少なかったので他のタイプのを買った。二枚と同じものがないから高いけど。 金沢、九谷焼のお店はごまんと有った。みんなお土産に買うから、でもこんなメジャーじゃない紙を買う人なんか滅多にいないんだろうな。 能登の先っぽまで行って今度は半島の反対側の海岸を走る。できたばかりの高速道路を走るつもりが、工事で降ろされ、結局海岸ギリギリを走る。 途中の道の駅で今度は江戸時代から能登に伝わる「久田和紙の短冊」に出会う。和紙としてはそれほど珍しい漉きでは無いがこれも買った。 旅の醍醐味は他の人があまり知らない経験や掘り出し物に出会うこと。 レストランを選ぶ時もそう。土地の人に聞くべし。海外旅行でも国内でもウサギはそうしている。思わぬ美味しいものに出会うから、土地の人に混じって食べられるから。風土の雰囲気を感じながら食べられるから。ホテルのコンシェルジュや受付、観光案内所の暇そうなお姉さんに聞く。 一番下の紺色も和紙、金の墨汁でモンゴル文字の詩を書こうと思う。畳半畳の大きさ。但し、一枚だけ。失敗したらそこで終わり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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