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友人のロンドンで食べたアフタヌーンティーを思い出すようなところで食べたいという要望に応えて、横浜ニューグランドのラ・テラスを予約した。
お皿の中身よりほぼソファーの重厚感で選んだような。 ハイアットリージェンシーかMM 地区のインターコンチかと考えたけれど、やっぱり歴史ある方ががいいなあ。 Instagramのイギリス人友人がイーストサセックスのライの街の古いgrammar schoolのドアの写真をupしていた。「ライの古いホテル好きだよ」って言ったら「どこ泊まったの」と言ってきた。「200年ぐらいのお化けが出るほどの歴史あるホテル(昔だからinn)」と伝えたら話が弾んで、「そのホテルともっと古いホテルは地下で繋がっていて」と言う。急にディケンズの小説のランタンを持った黒いマントの旅人が風の吹く夜の木のドアを叩く風景が浮かんだ。 そのホテル、床はギシギシ言って、なんとなくドアが傾いているような天井の低い迷路の廊下のホテルだったが、バーも朝食レストランもディナー会場も別々に案内されて、ディナーの後のコーヒータイムは重厚なふんわりソファーの別室に用意してくれた。 よくぞそのホテルを選び出したと自分をいまだに褒めている。 横浜山下公園、薔薇はまだ早かった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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