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ちょっと前のしとしととそぼ降る雨の日の早朝の事でした。
多分。 我が家のウッドデッキのすぐ横のシマトネリコの木で子育てをしていたメジロが巣立って行った。 見てないけど。 その5日前の事でした。ご隠居が時々ちいちいとすごく小さい鳥の声が聞こえると言うのです。 ウサギにはタイミング悪く聞こえないんだけど。 子育ては男女共同参画のメジロ。せっせと両親で子育てしていた。今年のメジロの片方は雛が生まれた頃から非常に警戒心が強くなった。餌を持って帰って来ても、もう一本の離れたシマトネリコで様子を見てから巣に入る。 ある日、外の鳥がぴいぴいとうるさく鳴くのです。 急いで窓から覗くと、木の2mほどの所に白猫がよじ登って巣を狙っているじゃない。あ、と言ったらウサギと目が合った白猫。 渋々木から降りたが、諦めきれないか、庭の隅で伺っている。石を投げるふりをしたら逃げて行った。 ウサギとご隠居、木の幹にネットを巻いたり、猫嫌いの酢を撒いたり。 そして、その時は突然やって来ました。 「なんか、今日はメジロが飛ばないねえ」 遅く起きた小雨の朝、ご隠居がいいました。 危険を感じるとメジロは雛を急かして巣立ちを早めると言う。きっとその日の早朝みんなで巣立って行ったのだろう。2年前の感動の巣立ちは見られぬままに。 密かに。 2時間ほどして、1匹のメジロがトネリコの木の中に入って巣を見回していました。 何回か枝を渡り歩いて、首を傾げ(本当に)。 そしてどこかに飛んでいってしまいました。 お父さん置いてきぼり? いつしか雨が上がった紫陽花につゆ落ちる朝の密やかな巣立ちでした。 ですます調と言い切り文と混じった今日の文章。 ちょっとやりすぎか。 我が家の紫陽花 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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