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モンゴルでの3日間、我が家の留学生だった子のお父さんの別荘に招待される。
その辺は首都郊外の観光客で人気が有る有名なリゾート地テレルジと山ひとつ隔てた地にある。 辺りは別荘地と言っても日本のように狭くない。一軒の敷地が広大。車で入れる程の門が等間隔で3つある。4箇所有ったが1箇所の土地は多すぎるから売っちゃったと言う。 ああ、そうか。元々ここは4区画分の土地だったのだ。 モンゴルは大草原のイメージだが、そこは見晴らしが良いが林も低い山もある。 ただし日本と違うところはヤクや牛や羊があちこちを自由に闊歩している。だから皆敷地を立派な柵で囲ってある。これだけの柵はお金がかかるだろうなあと自作で鹿避け作った我が家の山の家を思い浮かべる。 そして決定的に日本と違うのが、日本のような二階建てのガラス張りの建物もあるが、殆どはゲルを配置していることだ。 彼のお父さんの別荘地にも広大な敷地にゲルがポツンと配置されていた。 何でもちょっと前は800m程横の敷地に建物とゲルがあったが、そこに五棟の二階建てを建てて売ってしまったそう。 そして少し山際に新しい土地を購入し、今年新しい家を建てるんだそうだ。それまではゲル生活。お風呂なし、トイレ外。(これが凄い外。次回書く) 建物が建つまではゲル生活と言ったが、彼はそのゲル生活を遊びのように楽しんでいる。日本人がわざわざテントキャンプを楽しむように。 そう考えるとテントにしてはスケールが大きい。 ゲルの中にはベッドも大きい冷蔵庫もキッチンも食器棚も、テレビも、タンスも、肖像画も、仏壇も調理器具も、ストーブもある。 「どうしてここに移動したんですか」 と聞くウサギ。 「ここは花がいっぱいで井戸も掘れたから」 確かにお父さんの土地だけ他よりずっと花が多い。 遠くにお隣のゲルが見える。 あっちの木もお父さんの敷地内。 敷地内をはあはあ言って歩く。花を見せてくれるからと。山の家と同じで標高高いのよ。もちろん自然に生えている花。ウサギが数えたら全部で47種。 エーデルワイスを踏みつけないと門からゲルに辿り着けない贅沢。 留学生の犬。この子はきちんと予防接種してもらってるから安心。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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