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前回の山の家での続き。夫の会社時代の取引先だった人がお互い退職して友人になった。昔の話をするけれど、もう仕事関係なく、地位の話も一切なく楽しかった思い出話だけ。ああ、本当の友になったんだなとちょっと嬉しい。
彼の妻は何を始めるにもまず学校から入る。すごい。 家庭菜園のために農学校に、古文書解読のために大学に、今は石の研究のために京都の大学の特別講座を受けている。 山の家に来るにあたってのリクエストがすごかった。 前回の大鹿村地溝帯、奈良井宿、安曇野野仏、森の将軍塚古墳、荒砥城址(そんなのが有るのも知らなかった)上田城。 伊那谷は山の家から出発して、奈良井宿を追加して1日コースで山の家に戻った。 翌日、諏訪の万治の石仏から始まる旅程。 石仏、安曇野わさび園、野仏、穂高神社、篠ノ井線廃線トンネル。姨捨駅からの長野盆地と田毎の月棚田眺望とスイッチバックの電車入れ替え見学、更科の里縄文遺跡見学。 そこで日没再試合。 山の家には戻れないので、一泊戸倉上山田温泉に宿を取って置いた。 翌朝、宿から見えた荒砥城址に車で登り、駐車場からえっちら登る。朝から疲れた。 前日、日没で行かれなかった将軍塚古墳へ。 山のてっぺんに前方後円墳が有る。歩いて30分。 もちろん歩かない。下の博物館を見学して頂上までのピストンバスをお願いする。 10分で登る。 頂上から長野市内が一望できた。 奈良朝廷でも無くても地方の豪族もなかなかで有る。この地域の発掘調査にかける情熱に感動した。 昔、従姉妹と高松塚古墳に行ったとき、彼女はスコップを持ってきた。呆れた。掘れるわけがない。 彼女はそれからずっと地元で発掘調査の仕事をしていた。よっぽど好きだったんだなあと思う。 今、その弟が定年後博物館で石器や土器の修復作業をしている。そのことをシャンディに説明するとき、英語で上手くいえないから彼女の趣味の「金継ぎと同じ」と言ったら一発で理解してくれた。 次は、松代の大本営後のトンネル、佐久間象山博物館、川中島古戦場、竹風堂のレストランで栗ご飯食べて、高速飛ばして上田城。 あたりは暗くなり始め、櫓の閉門か資料館の閉館時間か迫られた。資料化を選んで走る。 受け付け5分前に飛び込んだ。 ハードな旅だった。 リクエストの上にウサギのお勧め場所も追加したから2倍ハードになった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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