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前の投稿からの続き
その後 1月2日、地震や航空機事故に心を痛めながら、家族で過ごして忙しくて見られなかったメールチェック。 え、なんだろう知らない人からのメール「急ぎ連絡乞う」 詐欺? 新聞社の名前だけ書いてある。全く思い付かないわけではないので、「何か用ですか」と返事をした。 次の日、私の写真入りの記事原稿が貼り付けられたメールが来た。モンゴル語で。 え、え、どうやってこの写真見つけたの? これ今は使ってない昔のFacebookのプロフィール写真じゃない。 こわ〜い。 しかしモンゴル語の内容は、 「あなたの作品がコンテストで外国人部門の1位になりました。11日表彰式には来られますか。」と書いてある。 写真の件と言い、にわかには信じがたい。にわかでなくても信じがたい。 とにかく先生に連絡する。 先生のその新聞社知人経由で連絡とってもらった結果、どうやら事実らしい。 「表彰式に行けば、大統領から直接表彰されるらしい。写真送る?これで良いかって聞いている」 だ、大統領!モンゴル国大統領! 動揺して動悸が激しくて、思わず「その写真でいいです」と言ってしまった。山の家で撮った普段着のスナップ写真である。 今から航空券の手配して、荷物まとめて、マイナス25度のウランバートルに行って、習い始めて2年ちょっとのモンゴル語の実力でモンゴル人表彰者に混じって出席なんてできない。新聞社のインタビューだってあるだろうし。怖い。 結論 大統領と主催新聞社に出席できないお詫びの手紙をモンゴル語で記した。 それ以来、今日まで勉強のためにフォローしている幾つかのモンゴル文字教室のFacebookに、各教室の学生受賞者の記事が載る。すでに発行された新聞記事の私の写真もついでに載る。 私1人普段着。 みんな民族衣装の正装。 その度に動揺し、勉強も手につかなくなる。 急いで写真探してると、ご隠居が「もう遅いよ」と笑う。 今日、ウランバートルでは大統領が来て表彰式。 その後街の美術館で16日までプロフィール写真と共に展示される。 私1人普段着の写真が。 半ば「参加することに意義あり」と投げやりに出品した作品。 こんな大々的な国家プロジェクトだなんて知らなかったんだもの。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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