|
カテゴリ:カテゴリ未分類
昨日のblog記事に頂いたコメントのお返事兼ねて
まず、「私の庭」は山の家の庭である。 別荘地の中には永住して素敵なイングリッシュガーデンを作り上げているお宅もあるが、永住者のお一人がかつて言った言葉が気になっている。自然の中に外来種を持ち込むとそちらの方が強いから植物体系を壊すのだそうだ。 そういうことなので、山の家の庭には標高1,450mの高地に自然に生える植物だけである。種を蒔くとしても別荘地の友人がその庭から採取した花の種のみ。高原で買った高原植物の苗のみ。 今回、1m程の白樺の苗を10本ほど移植したが、それは山の庭の大木伐採跡に実生(種から)で出たものを3年かけて育てた物だ。 自宅の庭の草取りでさえやっとの歳になってしまい、300坪の山の家の雑草取りなどとてもとても。 前回と今回とで庭散策して触れるとチクチクするアザミの株を30本ほど鍬で抜いただけで、後は野となれ山となれ。大体空気薄いし緩い斜面になっているから息切れが激しくて無理。 昨日の一枚目の写真の寝室の窓にかかっているミニュチュア鳥籠の中には木彫りの小さな熊がいる。鳥は籠の中でなく森の中を自由に飛ぼまわって囀っている。時々ベランダの手すりに遊びにくる。 梨木香歩さんの「西の魔女が死んだ」のロケに使った山荘が清里清泉寮の森の中にあって見に行ったことがある。作中でイギリス人のおばあちゃんがその山荘の裏山のワイルドストロベリーを摘んでジャムを作る場面があった。私の庭にも実がなったらジャムを作ろう。山の家で作るジャムは格別美味しいのだ。 最近もっとこの庭が気に入っているのは、モンゴルの留学生のお父さんの夏の家のゲルがある庭に咲く花と植生がほとんど同じだと言うこと。もちろんそこから木々をかき分け裏山に入るとワイルドストロベリーが群生している。 レンゲツツジの満開のタイミングで山の家に行くのは本当に難しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|