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6日目。
テムジンのお父さんの夏のゲルが有るガチョールトに行く日。 前の晩が忙しかった。 バースカのお母さんとホテルで別れて、夜テムジンが来てホテルのイタリアンレストランでご飯を食べて、彼が帰ろうと地下駐車場に行ったと思ったら、ご隠居に電話がかかって来て「フスレンが来てるよ」と言う。ご隠居が13階からフロントに降りて行ったと思う頃、部屋に電話が有って「hello 」と言うと、「フスレンのエイジ(母)」だと言う。フスレンと一緒に来たのか? 私もフロントに降りると、お母さんがケーキとヨーグルトの大瓶とエーデムと言うプリンのようなものを渡された。これから夏の家に行くと言う。 ウランバートルの富裕層は皆、郊外に夏の家を持っている。 我らも明日からガチョールトだけど、ヨーグルトとケーキどうするの? ところで、私、フスレンのお母さんと何語で話したの?慌てていて記憶がない。 そして翌朝、ホテルの部屋はキープしたまま2泊の外泊。 今度はスーツケースは部屋に置いていくので、100個のスーツケースの下敷きにならないで済む。 翌朝ベンツじゃないランドクルーザーに乗ったテムジンが迎えに来た。ガチョールトは途中から悪路になる。ベンツじゃ行かれない。 1年ぶりにテムジンお父さんの夏の家に行った。 このゲル、モンゴル軍が外国の賓客接待用に買ったけど、儀仗兵が掲げる旗が長すぎて入らないので、新しいのを買うことになって、必要無くなった物をお父さんが買ったんだそうだ。だから 普通のゲルより天井の桟の数が多い。 なんか去年はおばあちゃんのゲルを貰ったとか聞いたが、あれはテムジンの通訳が間違っていたのか。それともおばあちゃんに貰っらのは、中にあるベットやタンスの話なのか? モンゴル防衛省の建物内にこのゲルが有って、そこに制服を着たお父さんが写っている証拠写真が飾ってあったから、今年の話が本当なんだろう。 ゲルに着いた時、お父さんが門まで迎えに出てくれた。鉄の塀で囲まれた広大な敷地のゲルの周りにエーデルワイスなどの花が咲いていた。 先に来ていたテムジンの犬のジェシーが猛ダッシュで来て車から降りる我らに飛びついた 林の前の原っぱ全部がお父さんの土地。 まだ突如雪も降る季節だから去年より花は少ない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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