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まず、前の記事のnikさんのコメント返しから。 モンゴルは発展途上国です。戦後の日本のように。 nikさんやうちのご隠居のような日本の成長期を支えて、海外に日本の素晴らしい技術を伝えて来た年代の人達から見たら信じられないでしょうが、同時にウサギは日本は発展下降国だと思っています。 モンゴルは相撲取り繋がりで親日国だと思っている人がたくさん居ますが、それは日本の独りよがりだと思っています。モンゴルは地政学上、親中国国、そして親ロシア国です。逃れられない宿命です。 第二次大戦では満州とモンゴルの境のハルハ川(ノモハン)で日本と戦いました。 にもかかわらず、東関東大震災の時は放射能に侵されたら「自分たちの土地に日本人を住まわせてあげよう」と多くの人が考えるほど日本人に対して親切です。 ですが、日本は今までの経済大国の自負で、最貧国のモンゴルに対して、援助してあげる姿勢が強かったんじゃ無いかと思うのです。ただのものは有り難く受け取っちゃう国民性なんです。 中国や、ロシアはモンゴルでは援助をしても、それ以上に自国の利益を優先します。搾取します。決してお金をばら撒きぱなしにしません。 砂漠の鉱山からは一直線に中国に掘った鉱物を運ぶトラックが列を作って走っています。 日本企業は儲からないから、約束が違うから、といったん企業進出しても手を引いてしまいます。 モンゴルのコンビニはほとんど韓国企業です。独占企業のスーパーのEマートは韓国企業です。旅をすればあちこちに有るレストラで韓国料理を食べるところに困りません。例え砂漠の辺鄙な街でも。 彼らは我慢強く利益になる方法を考えます。若い旅行者をどんどん送り込みます。彼らは日本人のように美しいモンゴルの風景写真なんて撮りません。風景の中にいる自分を撮ります。そしてリアルな写真は現在進行形をsnsで次の訪問者を刺激します。 チンギスハーン国際空港建設に援助しても、日本はモンゴル国内の競争に勝てません。 援助でなく、儲けに行ってこその対等の付き合いだとウサギは考えるのです。リスクを恐れない国は強い。なんていうと娘辺りから文句が来そう。 今の在モンゴル国特命日本大使の井川原さんは、ウサギのその質問に、共に進む発展の方向でモンゴルと向き合っているとおっしゃってくださいました。 毎日のようにモンゴル国内の学校、モンゴルの地方の日本が協力している企業を奥さんと一緒に視察に回って、地道に交流しています。フットワークの軽い現場主義の大使、ご自分の目で確認、素晴らしいと思いました。 BPさんの質問の答え 社会主義の時はみんな平等精神なので、孤児もみんなで育てます。そういう施設が有ったと思う。でも、民主化になったら、自分で儲けたお金は自分のものになる。貧乏から脱出できる時、きっと人は孤児達のことなんて考えなかったでしょうね。 配給されてた全てが自分で調達しなければならないとしたら、他人のことなんて考えられない。 でも本来の遊牧民生活に戻ったら、家族主義だから、子供も孫も、近所の子も家族みんなで育てます。日本の核家族と違って、子供はおばあちゃん、おじいちゃんや全員で見守ります。モンゴルの歴史の中にその過渡期が有ったということですね。 ウサギがモンゴルを訪問すると家族総出で歓迎してくれます。 理由はいろいろでしょうが、日本の福祉養護施設にいる子達だって決して少なく無いと思います。 ウサギはモンゴルの国から頂いた賞金だから、モンゴルの子供達に返しただけのことです。 なあて、難しいことを書きましたが。 単細胞のウサギは野原のトイレや、マンホールに落ちないように歩くことや、車が泥にはまって動けなることを心配したり、車の座席でシートベルトしていても20cmもぴょんぴょん跳ねる悪路を楽しいと思ったのでした。 体験するリゾート地 ゲルキャンプ(泊まるだけだけど、結構値段が高い。日本人貧乏だからそう感じるのか) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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