プリンまで7キロ、そしてプリンまで7キロ
今回の山の生活、母を一緒に連れて行ったのでいつものように山小屋からの遠出のドライブが出来ない。そこで3日目、晴れた日に母には山小屋で留守番をしていてもらって一日ハイキング。朝9時、車を清里、牧場通りの駐車場に置いて歩き始める。行きはすべて登り坂、目的地はプリン! 観光客が少なくなった観光地はすっかり秋の気配。馬も厩舎の外に出してもらっている。前回の白馬はこの谷口牧場の住人(馬)。道は標高1,000mからどんどん登っている。空気が澄んでいる分太陽の光が熱い。「疲れた」「バスに乗る?」「ハイキングだから乗らない」JR で一番高いところを走っている高原列車の駅清里を過ぎる。ここからは八ヶ岳赤岳を見ながら登る。清泉寮はまだまだ相変わらずの賑わい。人気のジャージー牛乳のソフトクリームを列に並んで買う。外のイスに座って富士山を眺めながら食べた。清泉寮の周りの森の中には牧場、協会、ファーム、ジャムとパンのショップ、自然観察センター、やまねミュージアム、それから森の中を子供達が観察しながら歩けるトレイルが張りめぐされている。その中の一つのコース、映画「西の魔女は死んだ」のロケ地、おばあちゃんの家の近くのルートを歩く。途中から八ヶ岳高原ルートに出る道が分らず森の中を迷った。森が深くトレイルがあちこち分かれるので地図を持っていても迷いやすい道だ。八ヶ岳横断道路を横断してすぐまた森の中に。目的地はとりあえず、美しの森。途中川があったためどおんと一気に50mほど下がって、100mほど登る。これなら道路沿いを歩いたほうが良かった。やっと着いたところは美しの森の駐車場レベル(裏側から登っているので、標高は同じでも駐車場までは距離がある)。そこからはこの階段を登る。息切れして登ると美しの森、富士山、甲斐駒ケ岳、金峰山が見える。プリンはまだ先。この道を8分登る。そして、美しの森ファーム。目的地到着、片道7キロ。標高約1,550m。プリン。ここで一日の写真掲載容量を越えたためプリンの写真は明日。