これは2009年2月21日に書いた詩です。
クリスマスプレゼント
「明日は クリスマス
きっと フランス人形が 届くと信じてはしゃぐ 私
家族も みんな にこにこしている
こけしを おんぶしないで 明日からは フランス人形を
おんぶできる!
きっと フランス人形が届くと 信じてはしゃぐ私
家族も みんな にこにこしている
だから まちがいない
朝
目を覚ますと 枕元に まっ赤な
りんご1個
・・・・
「わーい わーい りんごがあった
サンタさんきた!」
と喜んで 見せた
家は貧乏なんだ!
お母さん!
こんな物で 子どもは 喜ばないんだよ!
という抗議の 気持ちより
喜んで見せて
お母さんを
喜ばせたい
という気持ちが 一瞬の間に 勝(か)っていた
(5歳のクリスマス)」
補足: サンタクロースが持って来なくとも、
(金持ちの北海道に住んでいる伯母が届けてくれるに違いない。)
と思っていました。論拠全く無いのに、子どもは自分勝手に考える
ものですね。いつもこけしをおんぶして遊んでいた私は
こけしではなく、柔らかい人形をおんぶしたかったのです。
朝 期待して、そっと目を開けてみると
そこには、真っ赤なりんご1個
「父ちゃん ひずらないのぉ おいでおがい」
そばで父の笑い声と朝ごはんの用意をしながら母の声
私の心の中で、複雑な思いが葛藤した。こんな素早い機転(?)
ビジネスにも活かしたい。
この時の気持ちは、母に話していない。
大分後に、ミルクのみ人形を買ってもらったとき、嬉しかった。
子どもは自分の思うようには、育ちませんなりませんが、
愛されて育てられている子どもは、
母親と父親を悲しませたくないと頑張るのです。
クリスマス近くになると思い出す母の愛。