カテゴリ:本・読書
先日13日は、何十回目かの誕生日だった。
娘が急きょ帰宅して、東京からケーキを買ってきてくれた。 息子からは、漫画『きょうの猫村さん』が6冊届いた。 漫画をほとんど読まないので、これは知らなかった。 開けてみると、なんて雑な絵! なんて雑な字! で、1200円もする! ちょっとガッカリしながらも、せっかく贈ってくれたのだからと読み始めると、心を鷲づかみにされる。 主人公の「猫村さん」はわけあって、ネコのくせに家政婦として働き出す。 犬神家に奉公するが、家庭事情が気になって、つい首を突っ込み過ぎるというネコ。 「猫村さん」のなんといじらしいこと。 ああ・・・猫村さん可愛い! とてもネコとは思えない言動に、ホロッとしたり、ニヤッとしたり。 家事万能のネコ。しかも一生懸命なのである。その一生懸命さに涙がこぼれそうになる。 雑な絵にもだんだん愛着を感じてきて、うちにも「猫村さん」がいてくれたらな、なんて思ってしまう。 ずいぶん前に発行されていたのね。知らなかった。 7巻目が、ちょうど私の誕生日13日に売り出されたようなので、それを買わなきゃと思っているところ。 ほっぺたがほころんでくる漫画だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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