やっぱり本が好き♪

全1221件 (1221件中 301-350件目)

< 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 ... 25 >

• ドッジボール大会

  雨の多い年ですね。。。大会当日の今日は曇りで、時々気持いくらいの霧状の雨♪昨日はあまりの陽射しに、次男は軽い熱中症の症状を起こしてしまい、夫さんが急遽迎えに行くという事態に。。。シャワーを頭からかけてスポーツドリンクを飲ませるだけ飲ませてクーラーの効いた部屋へ。幸い数時間後にはいつもの元気を取り戻し、様子を心配してかかってくる子ども会役員さんからの電話にもすべて「ぜひ明日参加したいそうです♪」と答えることができたのでした。そんなこんなで迎えた大会でした。私も朝一番から次男と参加しに行って、役員さんたちへ挨拶。一度戻って、夫さんと応援に徹しようと再び大会の行われるグランドへと出かけました。役員さんや大会関係者の方たちはたくさんいらっしゃいましたが、それ以外で子供の応援だけに来られているかたは残念ながら少なかったです。。。プレーしている子供達の周りで声を出して応援してあげると、試合が盛り上がるんですよね。それに目の前で自分の子供が頑張っているのを見たら感動ですよ。自然と声も出ちゃいます（笑）。そんなこんなで４時間もグランドで過ごし、帰宅すると陽射しはなかったのにノースリーブを着ていた腕が真っ赤に日焼けしておりました。次男のチームの結果は１勝３敗。残念な結果ではありましたが、彼には実り多い体験ができた日だったと思います。来年も頑張れ～！

  July 16, 2006

  コメント(0)

• 小学校の三者面談

  二学期制の小学校なので、夏休みは自分の苦手なところを自分で勉強して過ごす休みということになります。そこで先生と子ども自身が、国語はこういうところをやってみようとか、算数はこうしたら？とか読書もこんな本も読んでみたら？とか夏休みの生活上ではこんなことをしてみようか。と４月からの様子を振り返って先生と話をするのを親が横で聞いて、夏休みの課題を確認するような形になります。うちの次男はギャグやおしゃべりはするものの友達がどうのとか学校でこうだったということはあまり話しません。本当に困ったときだけ相談に来るので、無理に聞くこともなく過ごしてきておりました。おかげで先生と次男の会話には驚かされることばかり（笑）。学級委員長をしている、班長をしている、その班に難しい子がいて先生と相談して進めている。学級委員がけっこう楽しい、友達が多い方…。連れてくるより公園で待ち合わせが多くてあまり友達の顔をみたことがなかったので少々心配はしていたのです。お友達と約束はしてくるものの長男のように毎日ではないし。彼には彼の生活があり、多くを語らない彼の様子がちょこっとのぞけて、この三者面談って貴重かも！と思えるのでした。

  July 14, 2006

  コメント(2)

• 

  東京ドームへ

  仕事に明け暮れ、母としても何かと忙しかったこのごろ・・・。夫さんが「ゆっくり野球でも見てきたら♪」というご提案一番良い席を早々と取っておいちゃったんですよね～♪野球好きな母仲間が少ない。ましてや日ハムファンはいない。ドームでの試合は少ないし、あっても平日なので一人でいってきちゃいました。まぁ、せいぜい怪しいおばさんと見られないようにおとなしくお上品に応援してこようっと試合も夜だから仕事してから行って、明日を休みにしておけば延長戦もＯＫだ！！そんな予定で仕事に行ったら、こういうときに限って大変なことが！とならないように朝から慎重にきっちりお仕事をしていたおかげで２時にはあがれました♪４時過ぎの開場に合わせて軽い食事を済ませて入ると、ロッテの練習中。その横で柔軟などをする日ハム選手の面々♪しかし新庄選手の姿は、なし。。。何かイベントでもあるのかしら？と楽しみにしていましたが何もなく練習も終わり。練習を終えて戻ってゆく小笠原選手の近いこと♪渡る世間…でおなじみ長山藍子さんによる始球式で試合は開始♪点を取ってとられて取り返して♪ピッチャーも出てくる出てくる。（いい試合?…笑）ロッテは　久保-高木-神田-小宮山-バーン 日ハムは　立石-清水-建山-武田久-岡島-MICHEAL 今日も小笠原はファースト。途中ベースでイレギュラーした打球があり、彼の左投げ右手捕球にはきつい形となってしまったのですが、次の打席できっちりホームラン！！神様だ～終わってみれば小笠原の２本のホームランで５×３お立ち台風景もしっかりこの目に収めて帰宅したのでした。P.S.　新庄はセクシーな立ち姿♪森本はかっこいい立ち姿♪生で見なくちゃ伝わらない部分なのでした（笑）

  July 12, 2006

  コメント(2)

• 防犯パトロール

  いろいろな事件が多発して、ご多分に漏れず、子供達の通う小学校も朝の交通指導と、帰宅時に子供達について歩き、そのまま見回りをするというパトロールが保護者にはあります。朝は８時前後、帰宅時は２時過ぎからの参加のため、仕事は休みを入れておきました。大変ではあるのですが、ちょこっと楽しいんですよね♪朝子供達は近所の子供達で作る６人くらいまでの登校班でやってきます。その子達が安全に道路を渡れるように旗を持って誘導するのが登校指導。つまりみどりのおばさんです（笑）。「おはよう」と声をかけたり、町会や子ども会で親しい子とも一言二言言葉を交わしたりして、渡りきって「いってっらっしゃい」というのも気持の良いものです。顔見知りの方の通勤を見送ったり、けっこうこういうことって好きかも♪このまま何事もなく安全にみんなが過ごせることを祈る母でした。

  July 11, 2006

  コメント(0)

• ドッジボール練習

  今年もドッジボールの季節がやってまいりました練習する公園へ行ってみると、新しい低学年のお母さん達が増えていました。そう、子供の名前と一致しない若いお母さんがたくさんいらっしゃいましたこうやって世代交代はされてゆくのですね（笑）。もう、高学年の子達のボールをまともに受けているのもつらいので、今年は低学年のパス指導にでも回ってのんびりさせてもらおう～♪なんていうことはありえませんでした（爆笑）。今年は３回ほど練習のお手伝いがあったのですが、初回は中学生のお手伝いも含む混合メンバーに加わり真剣勝負。２回目のお手伝い参加はさすがに体にきついものを感じたもののことわれず、お父さんを含む混合メンバーに加わり、これまた真剣勝負。最後くらいは審判にでも回らせていただきたく申請したものの、高校生くらいの卒業生を含む混合メンバーに入れられ、またまた超真剣勝負で終わりました。４時から６時までの２時間はおばさんにはきつ過ぎますやっていると楽しいのですが、帰宅してすぐご飯にしなければいけない母という立場がきつ過ぎます（笑）。次男は小学３年生……あと３年付き合いますか

  July 10, 2006

  コメント(0)

• 『 極め道 』 三浦しをん

  普通に生活していても、感じることは無限大。ぜんぶ言葉にしてみたら、こんな感じになりました。注目の新人作家、エッセイ第1弾。 と紹介されていた、ここのところはまっている三浦さんのエッセイです♪さすがに第一弾です！読み進むうちに成長されてゆくのがよくわかります。だからといって私の文章に成長が見られるかというとこれまた別問題というところが悲しい現実（笑）。読むと書くとじゃ大違いってことですよね。最初の頃は三浦さんのマンガオタクぶりの炸裂なのですが、徐々にそのオタクぶりが読んでいて楽しくなってくるのです。紹介されているマンガを知らなくても、知っているマンガのような気がしてくるおもしろさです♪カバーに載っている三浦さんの写真を拝見する限り、けっして○○とのたまわれるお顔ではないと思いますよ。Ｐ．Ｓ．　表紙の土橋よしこさんの絵。とってもかわいいです

  July 8, 2006

  コメント(0)

• 妹の出産♪

  ７月４日に私に初姪が誕生しました今日やっと赤ちゃんを見に妹の病院へ行ってきました。久々に見る生まれたての赤ちゃん！かわいい～おなかにいる大変な時期も、生む苦しみもなく抱ける赤ちゃんって最高ですねぇ（笑）。孫がかわいくてしょうがない祖父母の気持がとってもよくわかりました。そして今日の次の目的である実家へ父のお見舞い子供達も夫さんに任せて一人で実家へくるなんてそれこそお産のとき以来だなぁ。。。父は先月手術を経験していたせいか、帝王切開だった妹の姿を見るのが少々つらいようです。しかし思いのほか父も元気でこちらもなによりでした。時を同じくして切腹となってしまった二人ですが、術後は快調！終わりよければそれでよしなのでした。

  July 6, 2006

  コメント(0)

• 

  『チーム・バチスタの栄光』 海堂 尊

  東城大学医学部付属病院では、心臓移植の代替手術であるバチスタ手術の専門チーム「チーム・バチスタ」を作り、次々に成功を収めていた。ところが今、三例続けて術中死が発生している。しかも次は、海外からのゲリラ少年兵士が患者ということもあり、マスコミの注目を集めている。そこで内部調査の役目を押し付けられたのが、神経内科教室の万年講師で、不定愁訴外来責任者・田口と、厚生労働省の変人役人・白鳥だった……。 バチスタ手術は、学術的な正式名称を「左心室縮小形成術」という。一般的には、正式名称より創始者Ｒ・バチスタ博士の名を冠した俗称の方が通りがよい。拡張型心筋症に対する手術術式である。肥大した心臓を切り取り小さく作り直すという、単純な発想による大胆な手術。（本書より）少し前まで『医龍』というドラマでも取り上げられていましたが、このごろ忙しくてまったくテレビが見られない私だったので、図書館へ予約を入れておいたのです。でもきっと内容や設定はちがうのでしょうね（クスン）。本の内容ですが…おもしろかったです♪不貞愁訴外来（ふていしゅうそがいらい）という見ただけでは何の病気を治療するのかわからないような外来を担当する医師「田口」によって語られる調査のゆくえ。しかし彼の上に厚生労働省の白鳥なる摩訶不思議な人物が現れることによって調査は混迷しつつも一気に進んでゆきます。哲学者か精神科の会話かという田口と白鳥のやりとりで、シリアスに進んでいた事態が急変するところは、まるで別の話かと思うくらいに切り替わって楽しめました♪白鳥はとってもすごいキャラでした！もし次回作があるならばまたまた田口先生が何かを背負い込み、最後の方で白鳥が参上してもみくちゃになりながら解決へと高速回転してゆくのでしょうね。う～ん！ぜひ読んでみたいでっす。

  July 5, 2006

  コメント(2)

• 

  『 新・中年授業 』 目黒考二

  30過ぎの女、もてない男、辞めた仕事、頭のよくなる薬、男女の友情…。わかってくれとは言わないが、これが中年男の心だ! 活字に埋もれてオヤジが吠える。『WEB本の雑誌』連載「目黒考二の中年授業」をもとに構成。 よくゆくＨＰ『WEB本の雑誌』で連載されているのですが、どうにもＰＣで読むのと、本になって好きな場所で読むのと感じ方が違ってしまうんですよね。やっぱり本になってページをめくりながら読むのが私にはあっているようです。あ～いつまでもアナログな私です（笑）。そしてなによりこれだけ話がまとまってると作者の好みがとても偏っているように感じるのが面白いですねぇ。そう、いろいろな本の内容というよりは、おやじとして気になる表現が抜粋されているようでこれまた笑えます。しかし目黒さんの文体により、いやらしいというよりは笑って流せる感じです。話はおいといて…とか、内容は本を参照していただくとして…とか、ご自分の気になるところのみの抜粋で終始します（笑）本の紹介というよりは完璧に彼の本となっているのです。そしてこの題名によりすべてが許されているような気がしたのは私だけでしょうか（笑）。

  July 2, 2006

  コメント(0)

• 

  『 夜の公園 』 川上弘美

  わたしいま、しあわせなのかな――寄り添っているのに、届かないのはなぜ。恋愛の現実に深く分け入る、川上弘美の新たなる傑作長篇。 ゆるゆると進む４人に不倫小説…。なのですが、川上さんの文章はドロドロすることはないし感情をむき出しにすることもなく描かれます。他の人なら感情の変化を事細かに文章にしてすべてを読んでいる側に伝えようとするのですが、川上さんは間引いた文章で幾重にも想像をさせられるんですよね。人は時に一人になったり、大勢で騒いだり好きなことに打ち込んだりして世の中や人とのずれを補ったり、ごまかしたりして折り合いをつけて生きてゆくことが多いと思うのですが、この主人公達はごまかすことを知らず真正面から自分の心に向き合っている気がしました。でも、結局は思う人といっしょにならなかったりもするだろうし、この先も今以上に自分に会う人に出会ったら、また夜の公園を歩くのでしょうか。単純な不倫物語ではないのです…。そんな余韻を残す物語でした。暁くんがリリに教えたゴーヤのスパム炒めはおいしそうだったなぁ。子供達は食べてはくれないだろうから実家に帰ったときに作ってみよっと♪

  June 30, 2006

  コメント(2)

• 

  『 パズル・パレス 』 ダン・ブラウン

  最も謎に包まれた史上最強最大の諜報機関、ＮＳＡ。別名パズル・パレス。全通信を傍受できるＮＳＡのスーパーコンピュータが狙われる。パズル・パレス。地球上最も優れた暗号学の頭脳が集まる場所。こういう呼び名を考えるところがアメリカのかっこいいところですね。ダ・ヴィンチ・コードの細かさに比べるとそこは処女作、言葉も複雑ではないし設定や流れも読んでいて楽に入ってくるので読みやすかったです。主人公達が容姿も頭脳もずば抜けて、まったく落ち度がないし運はいいしでちょっと消化不良な感じがしちゃいました。でももしこれが映画になったら配役は誰にしようかな～♪と考えている私もいるんですけどね。以下はネタバレになりますのでご注意下さい。☆。.:*:・'゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。.:*:・'゜☆ダン・ブラウンの作品は３作ほど読みましたが、困ったことに流れがいっしょでした。これは…もしかして…こういうことでは…と考えながら読むと、まさにその通り。しかし話のおもしろさやスピード感があるのでやっぱり読まずにはいられないんですよね。素敵なカップルも落ち着くところに落ち着くし、解けない二人だけの暗号はするっと説明されて最後にちょっと笑いを添える感じでした。ダン・ブラウン。やっぱりいえ、きっと次の作品もでたら読んでみたくなっちゃうんだろうな（笑）。その前に『天使と悪魔』もよんでおかなくちゃね

  June 24, 2006

  コメント(0)

• 

  『 栄光なき凱旋 下 』 真保裕一

  終戦の時は近づいていた。アメリカ軍は日本軍を罠にかける秘密の作戦を立案する。その命令を受けたマットは太平洋の小島でジローと出会い、彼の過去の秘密を知る。収容所から日系部隊へ進んだヘンリーは、仲間とともにイタリア戦線へ投入され、過酷な戦場に身をさらしていく。やがて彼らが再会する時、運命は三人に残酷なまでの試練を与える。戦争は人をマシーンにも変えてゆく…そんな過程が真保さんにより克明に描かれていました。戦争も激しくなり前線へと身を投じて行く彼らの心とともに重さが増してゆきます。この物語の終わりにはちゃんと終戦が待っているんだとわかっているのに、戦争の終わりがまったく感じられないくらいに悲しい彼らの現実…。私の祖父の年の離れたお兄さんがハワイへ移民した人でした。太平洋戦争が始まり、どうしてもお兄さんに会いたかった祖父は海軍に入り、船から海に飛び込み渡ろうとまで考えていたと聞いたことがありました。この物語で主人公となった日系二世たちは、私の父のいとこ達の話です。身につまされました…。祖父のお兄さんは４人の子と、さらに身寄りのない女の子を大変な環境の中で育て上げたのです。彼らがとても立派な人に成長されていることは言うまでもありません。歴史の事実として想像はしていたものの、あの明るくのどかなハワイで会っていたおじさん、おばさんたちからはうかがい知ることなどありませんでした。苦労なんてまったくわかっていなかったと本当に考えさせられました。そんなおじさん、おばさんも歳をとり三世、四世の時代となっています。もちろんこの日本も同じです。私はこの真保さんの本を読むことができてよかった。こんなにもリアルニ思い描くことができてよかった。私は読まなければいけない本だったんだ。といつになく心から思いました。

  June 21, 2006

  コメント(0)

• 

  『 栄光なき凱旋 上 』 真保裕一

  『ジャップではない。俺たちはアメリカ人だ！』自らの身体に流れる血を嫌っていたジロー。白人たちと肩を並べるべく名門大学への道を選んだヘンリー。ハワイの地で白人の恋人との結婚を決めたマット。日本軍の真珠湾攻撃により明日を切り裂かれた日系二世の若者たちは、やがてアメリカ兵としてガダルカナル島、セブ島、そしてイタリア戦線など過酷な戦場へと身をさらしていった。時代に翻弄される彼らにさらに残酷なまでの試練が待ち受けていた。ハードな一冊でした。「日本人」とか「血」というものを考えずにはいられませんでした。移民としてそれぞれハワイとロスで生活をしていた彼らが、戦争により、日本人としての血により、出会い関わっていきます。上巻では日本人としてよりは、アメリカに生きる日系人として行動している彼らの姿が力強く描かれています。真保さん特有の力強く手細かい、しかし飽きることのない文章が並び、めちゃくちゃ分厚くて重いハードカバーの本なのですが読むことをやめることができませんでした。

  June 19, 2006

  コメント(0)

• 父の日

  義父へはブルーマウンテンとそこのお店のオリジナルブレンドの珈琲豆セットを送りました♪毎年けっこうすぐに決まるのですが、今年は買い物に行けるお店が増えたのでさらに決めやすくなりました。夫さんには大人味の大きな大きな珈琲ゼリーを作って食後に出しました♪牛乳に小量の砂糖を入れて煮溶かして冷やしておいたものをかけて食べるようにしたのですが、そこは大人味の珈琲ゼリー、子供達はたくさんかけられるようにたっぷり用意しておきました。今年は珈琲三昧の父の日でした。

  June 18, 2006

  コメント(0)

• 

  『 スローモーション 』 佐藤多佳子

  柿本千佐、女子高の1年生。22歳のニイちゃんは元不良で無職、父さんは小学校教師でクソ真面目人間、母さんはお見合いでバツイチ堅物男と結婚した専業主婦。父さんはあたしに、修道女みたいなタイプを望んでいる。最近、いつも動作がスローな同級生・及川周子が気になってしかたがない。『しゃべれどもしゃべれども』などで話題の著者による、ちょっと痛くて切ない少女たちの物語。千佐のひとり語りのように物語は進みます。千佐のたどたどしくてどこか偏って不器用な口調によって、今の自分の学校のクラスで、部活で、そして家でのスタンスが語られていきます。冷めている感じや、すべてを見て要領よく動くことなどとてもできないいっぱいいっぱいなところがこの千佐の口調からとってもよく伝わってきます。このころってそうだよなぁ…そんな気分にどっぷり。普通といわれる家庭より少し複雑な家庭だということ。プールの水が好きということ。バイクに惹かれるということ。などなどそれぞれいろいろな理由がありそうなのに詳しくは語られていないこともあります。しかしそれがこの歳の千佐らしく感じられるのです。後半そんな生活にちょっとした事件が起こり物語がちょこっと加速します。しかし全体的にゆっくりと流れ、すべてをはっきりさせずにいる物語に、とても心地よい印象を受けました。スローモーション。千佐の人生のほんの一部分を切り取って物語として収めた。そんな感じの本でした。

  June 17, 2006

  コメント(0)

• 

  『 町長選挙 』 奥田英朗

  離島に赴任した精神科医の伊良部。そこは、島を二分して争われる町長選挙の真っ最中だった。伊良部もその騒動に巻き込まれてしまい…。「空中ブランコ」「イン・ザ・プール」でお馴染みの、トンデモ精神科医の暴走ぶり健在!伊良部先生は相変わらずおこちゃまな態度で笑わせてくれます♪４つの話で構成されているのですが、最初の３つは読んでびっくり！超有名実在人物のパクリ（爆笑）。すぐに誰のことかわかるのでぜひぜひ読んでみてください♪そしてこのうまいパクリと展開を笑ってください♪お金に心配がなく、あっけらかんとしているところはテレビの富豪刑事の深キョンとかぶっている気はしますが、だからこそまたまた笑えます♪ふとみつけたのですが…松雄スズキさんが伊良部役で映画にもなってるんですね！知りませんでしたぁ!!しかも『時効警察』ではまってしまった三木聡さんが監督をされている♪もうレンタルされているのかしら？ドラマの阿部寛さんはカッコよすぎでした♪松尾スズキさんの伊良部役もぜひみてみようっと♪奥田さんのはじけっぷりいっぱいなこのシリーズ♪大好きです

  June 16, 2006

  コメント(4)

• 

  『 バガージマヌパナス 』 池上永一　

  なまけ者、でも誰よりも島を愛する元気な少女・綾乃が神様のお告げを受け、ユタになるまでをユーモアあふれる文章で描いた、新しい沖縄物語。沖縄の言葉で『わが島のはなし』という意味だそうです。読んでいてとても不思議な気持になる本でした。「綾乃は私とは違うからな」とわりきって冷めてもいるのに「こんな生き方もありだよな♪」とか「ここまで自分に素直に生きられていいな」「自分の気持をストレートに出せる生き方っていいな」と、引き込まれてゆくのです。綾乃とオージャーガンマーは喜怒哀楽すべてが素直なんです。綾乃のライバルのカ二メガと張り合うところなどは、よくある暴力表現を読むのとは違って、素直すぎる戦いというか、子供のけんかを見るような「やれ！やれぇ！」という気分で読んでいました。きっと相手をどうにかしようというわけではないことがわかっている戦いだからなんでしょうね。ときには対立する、敵対心を燃やすっていうのもいいもんだな。とか思えちゃうんです。好きで、自分の生まれ育ったところから離れずにいる。これってとってもうらやましいことだなぁ。ユタということを素直に受け入れられる物語でした。

  June 15, 2006

  コメント(2)

• 大変です…

  図書館へ予約した本が一気に届いてしまいました～よくあることではあるのですが、一気も一気もみごとに９冊…『パズル・パレス　ダン・ブラウン　上・下』『秀吉の伽　加藤廣　上・下』『栄光なき凱旋　真保裕一　上・下』『スローモーション　佐藤多加子』『町長選挙　奥田英朗』『バガージマヌパナス　池上永一』　利用限度は１０冊なのでぎりぎりでした（笑）。しかしハードな本がそろいもそろいました～期限は１４日間！どないしましょう…クスンと、泣いていても始まらない！とにかく読もう！おもしろい物語なら自然に加速してくれることでしょう♪どこまで読めるか乞うご期待

  June 14, 2006

  コメント(2)

• 『 すいか　』が好きなんです。

  じつはドラマです（笑）。日本テレビで今再放送されているドラマです。出演者は小林聡美 ともさかりえ 市川実日子 小泉今日子 浅丘ルリ子 もたいまさこ　高橋克美 金子貴俊　白石加代子　とちょっと異色（笑）。　賄い付き下宿『ハピネス三茶』で暮らす人々が、下宿屋での生活の中で今までの人生を見直し、ちょっとだけ成長して、それぞれ新たな一歩を踏み出していく。そんなそれぞれの人生模様をユーモラスに描いたホームコメディー。 なんですが…ゆったり感とかうすい夕陽の似合う風景とか些細なことでも人との関わりを大切にした取り上げ方とか、とってもいいんです。歌も 大塚 愛さんの『桃ノ花ビラ』がこれまたいい味出していてなんともいえないんです。再放送ではありますが下記でHPがのぞけます。http://www.ntv.co.jp/suika/このごろ再放送の時間前にはテレビの前を陣取っている私なのでした。P.S 今日の絆ちゃんのファッションはとってもかわいかったなぁ♪

  June 12, 2006

  コメント(0)

• 映画 『 ダ・ヴィンチ・コード 』 見てきました♪

  仕事が早めに終わったのと夫さんがお休みで子供達の心配がない、という好条件がそろい、仕事帰りに見てきました。一番いいスクリーンでしたが空いてました（笑）。公開初日は不評の話も出ていましたが、その翌日にはそれを覆す評価が飛び交っていた映画でしたね。そして宗教ものを映画化すると必ず起こる賛否両論もすごかった映画です。宗教上の理由から年齢制限をしての公開となり、かえって興行収入が上がったという国もあったというのですからすごいです。それだけうまく作られているのか！と私はかえって興味津々でした。見終えて結論から言うと、あの長い話をよくこの時間でまとめてあったな～という感じでした。私の中で描いていた感じもそのままだったし、『アメリ』でかわいい役をこなしていたソフィー役のオドレイ・トトゥもよかったですメチャクチャ複雑な話なので、事前に本を読んでいたから私でもついてゆけたものの、展開が早すぎて２回は見ないと雰囲気や勢いで流される映画となってしまうかもしれないなぁ。これが最初に飛び交った不評の原因かもしれません。スパイダーマン２でドクター・オクトパスを演じていたアルフレッド・モリーナが司教役で出ていたのですが、インパクトありました彼の体の大きさとハリも感じずにはいられませんでした。ラングドン役のトム・ハンクスはいい味だしていたのですが、耳の後ろでかすかになびく髪と、頭の総面積に比べて広がりつつある顔の面積が気になってしょうがなかったんです…。う～ん私って邪な映画の見方をしてしまったかしら。。。反省小さいときの愛称が『プリンセス・ソフィー』さすがおしゃれな国ですよね。なんて素敵な呼び名なんでしょうかこの映画もやっぱりみてよかったな

  June 9, 2006

  コメント(2)

• 憩いのランチ

  次男のママ仲間で久しぶりのランチをしましたわがまま言って、私が一番行きたかった自然食のバイキングへ。１１時からのお店なのですがいつも満席状態なので、３０分前に待ち合わせです。どれから食べようか迷うくらいの品数。これは一回来たくらいでは全品制覇はできないですね（笑）。ご飯だけでも玄米に多穀米も用意されていました。HPの紹介によると常時６０種類が用意されているとか私の大好きなゴマや酢を使ったもの、家で作っても子供達は手を出してはくれないだろう…というような料理ばかり選んじゃいました（笑）。どれもこれもおいしくて嬉しくなってしまいましたが、普通な料理ではあるのですがゆでたジャガイモとバジルとか、もずくにセロリを合わせた物がおいしかったなぁそして最後のデザートがめちゃくちゃおいしくてびっくりもうお茶も飲めない…というくらい食べに食べたランチでしたなつかしい幼稚園の話や近況もっと話したいくらいでしたが、時間はあっという間。最後に新ジャガのお土産まで友達から頂いてしまって、幸せなひとときを過ごしたのでした。おいしいおいもをたくさんありがとうございました

  June 8, 2006

  コメント(4)

• 

  『 しをんのしおり 』 三浦しをん

  いま私が欲しいのは、恋とは微妙に違う、あれや、これ…身の周りの現実に突っ込み、妄想はとめどなくヒートアップ! 笑いだしたら止まらない、ミラクルな心にびんびん響くエッセイ集。 kayokorinさんのご紹介により読んでみました♪上記のレビュー通りおもしろかったです～♪マンガオタクでさっぱりしていてやると決めたら即行動、そしてめくるめく妄想のうずまく頭を持つしをんさん。弟や楽しい仮名をつけられたたくさんの友達と繰り広げるしをんさんの日常がかたられていました。起承転結がしっかりしていてちゃんとオチのある四コママンガのような爆笑エッセイです。たくさんのマンガの話が出てくるのですが、すべてわかる私って……と思わずにはいられませんでした（笑）。題名が「人生劇場」ではなくてよかったと私は思いましたよ♪さてさて、次のしをんさんの作品も予約いれてこなくっちゃね～♪

  June 6, 2006

  コメント(2)

• 

  『 チョコレートコスモス 』恩田陸

  幼い時から舞台に立ち、多大な人気と評価を手にしている若きベテラン・東響子は、奇妙な焦りと予感に揺れていた。伝説の映画プロデューサー・芹澤泰次郎が芝居を手がける。近々大々的なオーディションが行われるらしい。そんな噂を耳にしたからだった。同じ頃、旗揚げもしていない無名の学生劇団に、ひとりの少女が入団した。舞台経験などひとつもない彼女だったが、その天才的な演技は、次第に周囲を圧倒してゆく。演じる者だけが見ることのできるおそるべき世界が、いま目前にあらわれる！いつの間にやら速読のようなスピードでページをめくっていました。惹きこまれちゃっていたってことですよね（笑）。文字によって人の動きを書き表す、ということはとても難しいのではないかと思うんです。余分なことまで書いていたら文章ばかりが長くなって内容に追いつかなくなるだろうし、読み手が想像しやすい表現でないと困るし…。この物語はそんな状況がとてもうまく語られていて、その状況を頭に早く描きたくて自然と文字を追う速さが加速してしまった。そんな感じでした。響子の複雑な胸の内、そしてそれを越えてゆく様子は、天才だけではなくいろいろな人にも当てはまるような気がするなぁ。生まれながらの天才という立場の人もいるだろうけれども、その人にもそれなりの悩みもある。いろいろな人がいて、それぞれの問題を自分で乗り越えたとき成長をしてゆくんだなぁ。そんな気がしました。私は速読はできないのですが、この物語は速読の練習にはもってこいかもしれません（笑）。

  June 1, 2006

  コメント(0)

• 楽しいんです…

  新しい仕事場についてから一ヶ月が過ぎ去りました。早かったです～、月日が駆け抜けたかのようでした。その間、掃除とご飯が少々手抜きになってしまいました～作れなかったり出来合いだったということはなかったのですが、安いくて遠いお店よりも近くて一つのお店で済ませてしまうという買い物が多かったです。しかし不思議な感覚でもありました。とんでもないことが起こっても「落ち着け、こうすれば大丈夫」という自分がどこかにいるのです。さらに「これではいけない、考えろ」と念じると本当にどうにかなってしまうのです。世の中いろいろな人がいて、気づかないうちに私も助けられているこの世の中。私が何かを頼んだ人が間違いを起こしたら、それは指示した私に責任があると思うのです。この人にはこれだけ言えば通じる、この人にはすべて順を追って話してメモも渡す。それらも把握できて、いろいろな状況をなんとなく察知してフォローに回れたら最高の一日になるんですよね♪周りが見えてくる、あらゆる手立てが浮かんでくる。ものすごくでっかいことを言うと、世の中が見えてきたのでしょうかね（笑）。年を重ねるとはこういうことなのかもしれません。動きがなんとなくわかってきた。でもまだまだ覚えなくてはならないことがいっぱい。それがなんとも楽しくてしょうがないんです仕事もしながら研修や勉強会もある今、一年か二年ですべて教わることができるのだろうか、という今が、なんだかとってもワクワクして楽しいのです昨日はこれを教わった。家に帰って復習。今日はこれができた。そんな小さな一歩がとっても嬉しく感じる・・・やっぱり歳でしょうかね（笑）。

  May 31, 2006

  コメント(0)

• ネコ…

  仕事が時間通り終了♪まだまだ時間通りに上がれない忙しさだったりします（笑）。しかしおかげで、今日はお休みだった夫さんと待ち合わせができました。ちょこっとお買い物をして、お茶して最後はペットショップをながめに行きました♪今は犬の方が人気でペットショップのほとんどが犬のスペース。たしかに散歩をさせたり健康にもいいし、人との意思疎通ができるし犬はかわいいですよね♪しかし夫さんはネコ派のようなんです。私は今までたくさんの動物達と過ごしてきました。でもその中で一番長かったのがネコということもあり、夫さんの気持もよくわかってしまうんですよね。このペットショップではわずかなスペースですがネコがじゃれあっていました。じゃれ合う様子を見ているとそれぞれの性格がとてもよくわかっておもしろいですねしかし…隣で「これ買ってぇ、これぇ…。お願～い♪」とネコを指差す人の姿を見て少々複雑な気分がしてきてしまいました。生き物なんだよなぁ。お金を出して買う、生き物だけど商品なんだよな…。この人は生き物としてみてくれるんだろうか。そんなよけいなことに心が動き始めてしまいました。。。子供達が自立し、夫婦二人きりになったら家族として迎えてもいいかな。今ここにいる動物達に幸あれ。そう祈りつつ二人で帰宅するのでした。

  May 30, 2006

  コメント(0)

• 授業参観ダブルヘッダー

  次男の小学校の一日学校公開日です。ようするに1時間目から5時間目まで好きなときにきて学校での生活をご覧下さい♪というような一日です。しかも土曜日にしてお父さんも来れたらどうぞ…。という設定です。これがけっこう悩みモノなんです。この日次男は「1時間目の体育と３時間目の理科はぜったいに来てね！」と言いました。しかし親としては、割り算の教え方を見たり、掛け算ができているかがわかるから算数は見てみたい高い辞書を買わされたし、ちゃんと使えるのか２時間目の国語もぜひ見てみたいそれならついでに、みんながどんなお弁当を持ってくるのかも見てみたいけっきょく「この教科はいいかな…」と思う授業がない（笑）。と、毎年朝一から５時間目まで小学校の中をフラフラしている次第です。ところが幸か不幸か今年は中学校も同じ日に公開授業があたってしまいました。次男の希望の１時間目から参加して、４時間目の算数のさわりだけ見たら立ちっぱなしで疲れる腰も休めるために帰宅して、軽い昼食を済ませて自転車で中学校へと向かいました。別々の日だったら、もう一日仕事の休みをあてなくちゃならなかったし、思い切りよく小学校をでられたし、ちょっとよかったかな中学校は私の通う図書館に近いので、授業参観を終えて夕方寄ってみたのですが、ソファーに座ってペラペラ～っとページをめくった瞬間に睡魔に襲われて、気づけば１５分が経っていました（笑）。これは思っていた以上に体が疲れていると、ここでやっと自覚して他の本も見ずにすべて棚に返却して帰宅したのでした（笑）。

  May 27, 2006

  コメント(2)

• 稲葉そして八木でしょう♪

  八木すごいですねぇ～疲れからか動揺か、二岡に打たれてから急に定まらなくなっていたのはこれからの課題ですが、光ってましたジャイアンツの福田も光って見えました。ラッキーにも代打で代わってくれたというのも勝因の一つのような気がします。運も力のうちですよね個人的には最後マイケルが来ると思っていたので、岡島を出したのは監督の心意気でしょうか。古巣相手に踏ん張って欲しかったんですけど、残念でした。しっかしヒルマン監督はスタメンも打順も躊躇なく代えてくるところがすごいなぁ…。定着しない弱さでもあるのでしょうが、他のチームよりいろいろな選手を見られるような気がしてちょっと楽しみにもなっている私です。定着率の高いジャイアンツ…実松はどうしているんでしょかね…。よ～し、生ファイターズを私も見に行こ～っと

  May 25, 2006

  コメント(0)

• 

  『いとしい』川上弘美

  「好きになるということは、好きになると決めること」母性より女性を匂わせる母と、売れない春画を描く義父に育てられた姉妹ユリエとマリエ。温かく濃密な毎日の果てに、二人はそれぞれの愛を見つける。『好きになるということは、好きになると決めること』そうだなぁ…。なんてうまく言いえているのだろうか。川上さんの本を読むと、こういう感じがたくさんでてきてとっても嬉しい♪しかもきれいな日本語で語られていて、ゆっくり味わいながら読まなければ♪という気に自然となるのです。春画について語る義父の言葉を幼い子供達がきいているのですが、とても普通に人生を語っているように聞こえるからすごいですねぇ。オトヒコさんという不思議な男性があらわれるのですが、つかみどころがなくて空気のようで、女性がなぜかひかれてゆく感じとかがどこかニシノユキヒコさんっぽいのでした。っていうか、川上さんの物語に出てくる男性はこういう感じで書かれることが多いからでしょうね。川上さんの旦那様もこういう雰囲気なのかしら♪そんないろいろなことを思いつつ、おだやかな気持で読める１冊でした。

  May 20, 2006

  コメント(2)

• 前田哲監督発見！　続・『陽気なギャング…』

  夜の１０時にFMラジオをつけました…なんと！！陽気なギャング…の前田哲監督が出演されているではないですか！昨日の興奮冷めやらぬ今、映画について監督の思いを聞けるなんてこれは運命だぁということでパーソナリティーの玉ちゃんと前田監督との楽しい会話を（おもしろさ抜きで…笑）まとめると…難しかったことは…松田くんという若くて映画は始めてという人を起用したとき、大物俳優との差、使い方がとても難しかった。こだわったことは…音楽や美術にも豪勢にお金をかけたものを作りたい.表現したかったことは…夢は思い続ければかなう！彼らは自分の美学・哲学を持っていて、着ているものから生き方までそれを貫いている。普通の人よりも５ｃｍ浮いた感じ。10ｃｍでは浮き過ぎ、でも３ｃｍでは近すぎる。そんな５ｃｍ浮いた生き方を描きたかった。関西弁で言うところの「それはないやろ～」とつっこまれつつも「これもありやな」と思わせる、今までの日本映画にはない、スカッ！！と終わる映画にしたかった。まだ映画を見ていない人へ…コメディだけど、原作にないラブストーリーにもなっています。恋人同士の距離が確実に縮まる内容にしかけてあります！ぜひ友達同士、恋人同士で見に来て下さい。ということでした『しかけ』ってあのことねぇ～と一人ラジオに向かってほくそえむ私でした（笑）。

  May 18, 2006

  コメント(0)

• 『陽気なギャングが地球を回す』を見てきました。。。

  映画館で是非見てください本を読んでから映画は見ないほうがいい…これはたった今撤回です（笑）。それどころか私にとっては相乗効果で思いっきり楽しめました。ド派手なかっこうがこれまたいいんです。'60のポップなアメリカ風色したタイトルが出てきただけで心がはずんで嬉しくて嬉しくてしょうがないんです。これは『彼らにまた会えた』そんな気持がでちゃったから最初っからテンション高かったんでしょうかねぇ（笑）。出だしの成瀬の言葉こそ「大沢さんでよかったの？」という気持がのぞきましたが、それ以降は大沢たかおさん最高と、惚れちゃいましたね（笑）。キャスティングがこれほどあっているというのもめずらしいです。久遠役の松田翔太さん、松田優作さんの次男だそうですがいい感じでしたどこか空気のような存在がうまくでてました。成瀬役の大沢たかおさん、こんなにも一途に守られた～い本よりもとってもいいやつに描かれてました。雪子役の鈴木京香さん、なんてきれいでかっこいいお母さんなんだこの人がほれた男がただのチンピラなはずがない…そんな雰囲気たっぷりでよかったです。響野役の佐藤浩市さん、テンポもノリも貫禄もナンバー１顔の表情一つ、唇の動きひとつで笑わせられるなんてすごいすごい役者さんだぁ田中商店の古田新太さん、存在感ありますねぇ彼の印が出てくるたびに笑えました。加藤ローサさんきれいでかわいいですねぇ佐藤浩市さんと夫婦役なのに年齢差を感じなかったのはこれまた佐藤さんならではなんでしょうか…。見終えてパンフレットを購入して松尾スズキさんが出ていたことに驚きました！インパクトある役だったのに松尾さんだとはまったく気づきませんでした（笑）。強盗はたしかにわるいことです、でもこんなギャングはいて欲しいなんてわたしのロマンでしょうかね（笑）。雪子役の鈴木京香さんが素敵な服を着ているのはあたりまえですが、ただの役所勤めの成瀬なのに、シャツ一つ見てもいいものだとわかるものを着てることにとっても目が惹かれました。人間いいものを着るって大事なのかも…なんて思ったりして（笑）。そして映画のスクリーンならではだったのは大沢さんと京香さん二人の大写し素敵でしたねぇ～。うっとりしちゃいましたねぇ～。うらやましかったですねぇ～（笑）。エンディングにも驚きです！あれ？この低い声は…そう！あの人だったんですね。知りませんでした。テレビで見ると力が入りすぎてこんなに素敵に感じたことはなかったのに、こんなにいい歌を歌う人だったとはあ～、見終えてこんなにも素敵な気分になったのは久しぶりです。。。スクリーンでもう一度見たい！今またすぐに彼らに会いたい！そんな最高の映画でした。

  May 17, 2006

  コメント(8)

• 

  『 まほろ駅前多田便利軒 』 三浦しをん

  東京のはずれに位置する“まほろ市”。この街の駅前でひっそり営まれる便利屋稼業。今日の依頼人は何をもちこんでくるのか。痛快無比、しかしやがて切ない便利屋物語。 三浦さんがこんなにおもしろい物語をかかれる方だったとは知りませんでした（笑）。ひっそりと一人で便利屋という仕事をしている主人公多田の淡々とした生活の前に、行天という高校のときの同級生が現れたことにより、とんでもない事件へと遭遇していきます。バツイチでお互い独り者の二人は、まぶたも半分閉じかけているのではないかという表情のままで（あくまでも私のイメージなんですけど…）、なつかしくおしゃべりするわけでもないし、交わす言葉も少ないのに、笑えるんです♪その笑いは何の前触れもなくやってくるので、静かに読書しているというのに突然声を出して笑ってしまって、長男を何度もおどろかせてしまいました（笑）。個人的に主人公の便利屋の多田さんは、人はいいけど無愛想で静かなむさい雰囲気たっぷりのおじさんを想像しながら読んでいたんです。しかし、若くてかっこいいちょいワルおやじ風の挿絵が何枚か入っているので、私のイメージとはちょっと合わなかったんですよね…。他に読まれた方がいたらどんな人を想像しているのか聞いてみたい私でした。東京のはずれにあるという設定の“まほろ市”。ちょっとダークなイメージがあるのになつかしい夕陽を見るような気持もしてしまう不思議なところなのでした。三浦さんおもしろいです

  May 12, 2006

  コメント(6)

• 

  『 桜さがし 』柴田よしき

  中学の同級生だった陽介、歌義、まり恵、綾。恩師で作家となった浅間寺龍之介のまわりではそれぞれの心模様をめぐるように、京都を舞台にさまざまな事件が起こる。甘酸っぱくもひたむきな恋の行方と、青春からの飛翔。ちょっとミステリなせつない青春小説。 題名にひかれて借りました。読んでみると京都が舞台８つの短編集が収められているのですが、それぞれの物語で５人の成長が見られて、「さてこの物語ではどんな展開になっているのやら…♪」とわくわくしながら次から次へと読んでいました。京都弁での会話がとても心地よいし、京都の名所やおみやげ品まで紹介されていてとっても楽しめました♪物語の中で名所や有名なものを語ると、その物語に入り込めずガイドブックをそこだけ読まされているような気になってしまうことが多いのですが、この物語はそんなことはまったく感じられなくて、読み終えて「この本を持って京都へ行ってみたい♪」と思うようになっているからすごいです桜さがし…うまい題名だなぁ…またまた本屋へ行きたくなる私でした。

  May 9, 2006

  コメント(6)

• 

  『 弥勒の月 』 あさのあつこ

  小間物問屋「遠野屋」の若おかみ・おりんの溺死体が見つかった。安寧の世に満たされず、心に虚空を抱える若き同心・信次郎は、妻の亡骸を前にした遠野屋主人・清之介の立ち振る舞いに違和感を覚える。―この男はただの商人ではない。闇の道を惑いながら歩く男たちの葛藤が炙り出す真実とは。 自分の信念で周りにはお構いなしで好き勝手に動く信次郎。そんな信次郎を見守り従う伊佐治。そんな２人を中心に描かれているところはバッテリー風な気がしましたが、信次郎は意外におしゃべりだし、時代物だし不穏な空気流れっぱなしなミステリーなので同じ作者とは思えない作品でした。なぜ？なに？と引っ張られるように読んでしまうあたりはさすがにあさのさん、という感じでしたが最後はちょっととってつけたような気が…。信次郎と伊佐治のコンビはまた見られるのでしょうか。清弥はかっこよすぎるなぁ♪だからもう一度読みたいなぁ♪と密かにシリーズ化を期待しているのでした。

  May 8, 2006

  コメント(2)

• 部活

  ４月から中学生となった長男。友達と剣道部やらテニス部など体験しつつも結局サッカー部に落ち着くこととなりました。教科が増え辞書や資料でずっしり重い通学カバン。しかも徒歩通学しか許されていないために毎日３０分の往復。おまけに長男はおチビさん…。それに加えてサッカー部のメニューをこなしてくると帰宅は７時近くに…。そりゃぁぐったりですしかし周りのみんなもこなしているのですから、彼に体力がついてくれることを祈り、料理に精出すしかない私なのでしたマンモス校なので一年生だけで２０人はいます。クラブチームに所属している子もいるしレギュラー争いは熾烈なんでしょうね。ただ、クラブチームに所属している子は大きな大会には出場できないので多少は確率も上がるのでしょうが、体も小さくスタミナの少ない長男には部活というものを楽しく過ごして欲しいな…と思っていました。この連休もさっそく他校との練習試合があり、朝早くからでかけていました。最初は試合の準備や雑用だろうからがんばれよ～。なんて思っていたら一年生もわりと起用してくれて体の小さい長男はＦＷとして全試合フル出場し、２アシストだと喜んで帰って来ました。う～ん早くから一年生を使って楽しさをまず覚えさせるなんていい先生なのかもしれないな。っと、帰宅した長男の話から勝ってに想像（笑）。これで少し楽しくなってくれたかしら…。頑張れ長男そして楽しい青春を

  May 5, 2006

  コメント(0)

• 広島の応援が見てみたい

  夫さんがお休みだったので、急に思い立って子供達を連れて神宮球場へヤクルト×広島戦を見に行ったようです子連れでゴールデンウィークの過ごし方としては最高でしょうが、夫さんはサッカーファンで私のほうが野球ファンなのにずる～いまぁ私は仕事だったししょうがないか。天気もよく、とても楽しめたようです夫さんは広島応援団の独特な応援に見入っていて、新井のホームランを見事に見逃したそうです（笑）。「軽いスクワットみたいで腰にきそうだ」というのが夫さんのコメントですが、とっても楽しそうな応援風景だったようです。う～ん、やっぱり全球団生で見たいなぁよし！来年の目標はこれだな（笑）。

  May 4, 2006

  コメント(2)

• 

  『県庁の星』　桂望実

  野村聡。31歳。Y県職員一種試験に合格。入庁9年目。Y県県庁産業局産業振興課主任。Y県初の民間人事交流研修対象者6名の一人に選ばれた期待のホープだ。一年間の研修を無事にこなして戻れば、念願の係長への階段を同期に先んじて確実に登ることができる。ところが、鼻高々で望んだ辞令交付式で命じられた赴任先は…スーパー？　しかも…H町の？　えらくマイナーな感じがした。だがそのイヤな予感は現実のものとなる。　もらった予算は使いきるもの！　人を　　“使役”してこその“役人”だ！大勘違い野郎の「県庁さん」がド田舎のスーパーで浮きまくり。生まれて初めてバカと呼ばれた県庁さん、はたしてこのまま「民間」でやっていけるのか？ 楽しめました♪映画の予告で見ていたので雰囲気は想像ついていましたが、野村聡役が織田裕二というのは合ってる気がしました。柴咲コウはちょっと若すぎかなぁ（笑）。仕事の合間の気分転換には最高の一冊でした♪

  May 3, 2006

  コメント(4)

• 誰かの本棚のような本屋さん

  大きなショッピングセンター♪こんなお店ができることを近隣に住む住民としてとっても楽しみにしていたんですよねゆっくり専門店を見て回りました♪そんなたくさんの専門店の中には大きな本屋さんももちろん入っていたのですが、輸入雑貨を販売しながら一部で本も売っているというお店が私にはとっても楽しめました本が並ぶのはそんな片隅であるために、置かれている本は選んだ方の趣味趣向が現れているわけです。それがなんとも私にはぴったりで、なにがおかれているのか見ているだけで楽しめます♪夏目漱石や太宰治の一部の作品のみが置かれていて、その横には伊坂幸太郎のオーデュポン…が並び、星の王子さまは池澤夏樹さんと河野万里子さんの２種類のみだったっりとユニーク。限られたスペースに並ぶそれらの本は、誰かの本棚という気がしておもしろかったです。これからどのように変化して行くのかもまた見て行きたいなぁと思うのでした。そのお店では池澤夏樹さんの『星の王子さま』と、「心がとろけるほどおいしくて、ちょっぴり毒のあるお話」というおすすめ言葉にひかれて『料理人』という本を購入大きな本の専門店には結局入らずじまいなのでありました（苦笑）。

  April 26, 2006

  コメント(2)

• 明日のために…

  気づけば昼食もとらずトイレにも行かないまま時間が過ぎていました（笑）。明日のグランドオープンに向けての品物チェック、商品カード等の整備。それに加えて今日はお客さまにつきっきりなことが多くあせりましたぁなんたって知識がないから私でわかる範囲での説明ですからね（笑）。でもあたって砕けろ的な度胸と、それによる知識がほんのほんの少しずつ蓄積されてゆくような気がしました。気持だけですけどね（笑）。７時間立ちっ放し明日のグランドオープンは応援の人がたくさん来てくれるので私は休みだし、ちょっと力入れすぎましたね。こんなことも今だけでしょうから、そんな今を貴重な体験として楽しまなくちゃね

  April 25, 2006

  コメント(0)

• ぼちぼち…

  あまかったです。在庫数は人の記憶ではとうに追いつかなくなって、ＰＣ操作でしかわからなくなっていました（笑）まぁとにかくこれを操作してリストを作って持ってればいいか。朝担当の私はまだ暗い店内に入るのですが、カウンターを見ると昨日の忙しさが表れまくりですごいですテリトリー内のゴミ箱、シュレッダーの中身を片付け、ダンボールをかかえて一階へ。帰りにレジ用品を探し出して三階へ。部署へ戻りつつ今日の特売品の設置場所を確認。すべてのレジを開設して、複写紙で汚れたテーブル上を拭いて伝票を片付けているともう開店時間どんなに早く行ってもそれ以上のことができないし、間に合わないなぁ…。しかし今日は平日のおかげで気の休まる時間が感じられるようになりました♪その間にみんなが伝票を探し出しやすいように日付、売上品別に揃えよう。なぜなら、販売後の問い合わせ、配送日時変更電話が最も多いのです。たえず一人以上がこの作業にかかっているというのがセール後の裏事情なのではないでしょうかねぇ。ぼちぼち私にできることがわかってきた感じです。まだわかってきただけなんですけどね（笑）。

  April 24, 2006

  コメント(0)

• そして日曜日…

  相変わらずの混雑ぶりですが、ちょこっと要領を得始めたところです。しかしまだまだ知らないことばかり。毎日が大緊張。すべてに対処できるようになるには何年かかることやら（笑）。朝も早く行って昨日聞かれて答えられなかったことを確認。お客さまに聞かれそうな事をチェック。しかしそれでもいたらないことばかり…お話や問い合わせはお客さまのおっしゃるとおりで、私が聞いていてもなるほど、そりゃそうだ。ということばかり。だからといって謝っているばかりでは解決にならないから、まずは謝りその解決策を探る会話をひきだしてゆく。そんな方法しかパートのおあばちゃんとしてはないのでしょうかねぇ。。。きれいに見せるためのメーカーさん直のディスプレイしかし在庫が終了しているものも…。本オープンに向けてディスプレイははずせず、取り寄せには２週間以上。ないとわかったところでその旨を伝える表示をつけられれば良いのですが、みなさんお忙しくて手が回らず、私たちさえどれがもう売り切れでどれなら勧められる物なのかもわからない。これでは散々迷って決めたお客様が怒るのもあたりまえ。引継ぎ時間も、伝達事項をノートに書いてる時間もない今、どちらの言い分もわかるのでこの状態を何とかする方法を考えなくちゃ。。。ちょうど毎日朝一から担当するのは私だから、それぞれに聞いて回ってわかる範囲でチェックしてまとめて同じものを何部か作って離れたところにいる人へ渡す。空いている時間に見てもらう。今はこれしかないか…。とりあえず行動あるのみそして今日は仕事を終えてからお店の中をチョコッと見て回る時間があったんですよねし・か・し・・・今日は日曜日どこもゆっくり見てられない～もちろん座れるところなんてあるわけがなく、おいしそうなお店の前には長蛇の列で店前をチェックするのみでした。いつかゆっくり回るぞ～！そしておいしいものを食べに入るのだ！でも一人ではお食事どころには入れない私なので、まずは誰か誘わなくっちゃね（笑）。

  April 23, 2006

  コメント(2)

• 貴重な体験

  それは『開店です』という放送から始まりました。気付いたら様々人に囲まれていました。始まりはただただ『恐ろしい…』という気持でいっぱいでした。バーゲンやタイムセールというものをわりと避けて生きてきたのでこればかりは予想外でした（笑）。しかし笑えたのは、私たちを数ヶ月の間研修してきてくれていた講師の方たちが私の担当部署に応援に来てくれていたのですが、最初まったく機能していなかったことでした。いの一番にこの姿を見てしまった私はおびえました。それからは彼らがなぜこんな状態になっているのか、何が不便なのか、何が起こっているのかを見て考えながら周り中のお客様の問い合わせを受けていました。まずひとつは電卓か…いくつもあったのにまったくたりていなかったのです。「大至急どっかから借りてきてくれ！」そう要望されないと持ち場を離れられない私は、待ってましたと近くの売り場をのぞきつつ歩いてゆくとどこも同じような状態。「ありませんでした」では帰れない。「考えろ、考えろ…」マクガイバーではありませんが無意識に唱えちゃっていました（笑）。部署からは遠く離れるけれども降りるしかない。お客様に接していない部分では多少の融通が利くかもしれない。そう考えて裏側に消えて走りました！すると幸運にも植樹祭や結団式という行事等で準備や案内などをする人を指示されていた方を発見手短に名のって説明し懇願。「ここもないんだよなぁ」そういいながらもどこかへ走り箱に入ったままの電卓を手渡してくれたのでしたパートとしては関係なくてもいろいろな行事には参加しておくものだそんな「考えろ、考えろ…」連発のあっという間の一日でした。仕事を終えてお客として楽しもう～　と思っていたのにそんな余力はまったく残されていませんでした（笑）。明日からの課題がたくさんあるなぁ…。とにかく帰ってコーヒー飲もう～っと

  April 21, 2006

  コメント(0)

• 始まりです

  いよいよ明日お店が開店ですし・か・し…こんなんでオープンできるんだろうかぁとてもここで語ることさえままならないような店内…とりあえず今の私にできるだけのことをしよう必死に手を動かし、店内を走り回り、裏側の階段を何度も往復し、私にできるこまごました仕事だけは片付けておこうとパートタイマーに徹しました。帰る時間とはなりましたが、まだまだ手伝いたい気分でいっぱいでした。社員さん、長期時間のパートさんに声をかけられ後ろ髪ひかれる思いで職場をあとにしました店内は今夜中社員さんたちが働いてくれて、明日の朝にはお客さまを迎えられる姿に変わっていることでしょうその裏側はもう何がどこにあるかさえ分からない常態かもしれませんけどね（笑）。とにかく　お客さま第一で明日は頑張りま～す・・・超～不安～

  April 20, 2006

  コメント(4)

• 

  『香港の甘い豆腐』大島真寿美

  ひとりが気持ちよかった。やっと、ひとりになれた。親や友だちから解き放たれた地。風はぶっきらぼうだけど、いじわるじゃない-。出生の秘密が、私を香港へと運んだ。たおやかで、ガッツな青春の物語。 『チョコリエッタ』で興味を持った大島さんの本を図書館でみつけたので借りてみました主人公が羨ましかったです。多感な頃のこころのもやもやとしたものを香港というところですべて発散し、めちゃくちゃ大きな一歩を踏み出せたのですからそういう角度から見たら青春痛快物語という感じでしょうか（笑）。おいしそうな食べ物がとっても具体的に紹介されていたりもするので、香港食べ歩きガイド的でもありました。母子家庭で忙しすぎる母親、ちっともかまわれずに育った主人公ではありましたが、とっても幸せそうな主人公でもあったのでした。

  April 14, 2006

  コメント(2)

• 献立

  忙しいですオープニングの用意というのがこんなに多岐にわたっていて大変だとは知りませんでした。しかし、楽しいというのも確かです。経験することすべてが新しくて興味津々私の担当部署は大物を扱うので、運び込まれたものすべてを包んでいたダンボールや発泡スチロールなどのゴミが何往復しても片付きません（笑）。ここ数日メチャクチャいい汗流してますしかし寝る時間もメチャクチャ早いですというわけで帰宅してから寝るまでの家事一切を早く片付けたいわけです。そこで今週は子供達のおやつと夕飯は手帳に予定をすべて書き込み、余分な動きや考える時間をはぶくことにしました。冷蔵庫の中のものを中心に考えておいて、朝食の用意や夕飯用の煮物も、時間が少しでも空いたときに進めておきます。たりないものは仕事先から家までの間のお店で買い足すので、その予定も手帳に明記。仕事を終えてから疲れて頭が回らなくても、手帳を見ればすべてわかるようになっていたので助かりました。でもメニューの巾が少ない私では毎週同じ献立になりそうで恐いな（笑）。

  April 12, 2006

  コメント(0)

• 中学の入学式

  この時期でも昨年とは違って残っていてくれた桜。はらはらと散ってゆく下を中学校へと向かいました。小学校の入学式と違うところは、夫さんがいないことと、当の本人は先に友達と約束して私とは別に会場へ向かっているということ（笑）。まぁ成長ですから仕方ないですよね。午前中次男の小学校の下校パトロールに出なくてはならなかったので、長男と別というのもちょっと気が楽だったりします。空模様は曇り。行きだけも雨が降らなくて助かりました。式は淡々としたもので「こんなもんかな…」という感じでした。しかし、役員決めもなんとかなって各教室へ入ったら、とっても懐かしい雰囲気に包まれて胸がいっぱいになってしまいました。なんなんでしょうねぇこれは…自分の時とリンクしたような感じなんでしょうか。小学校よりも記憶が鮮明で多感な頃だったからなのでしょうか。長男もこれからたくさんのことをここで経験してゆくんだなぁ。と思ったらとってもとっても羨ましくなってしまった私でした。

  April 10, 2006

  コメント(4)

• 

  初詣

  それぞれ多忙でみんなの都合がつかず、今日となりました（笑）。浦和にあるレッズの選手達が祈願に行く調（つきのみや）神社です。ここは神社の入り口によくある狛犬がウサギになっています。桜吹雪の中、赤ちゃんを抱いたお宮参りの家族が二組ほどいて境内はちょっとにぎやかな彩りになっていましたここの神社の前にミ○ストップがあって、今はブルーベリー、ストロベリー、両方入ったダブルベリーの三種類のパフェが販売されているんですけど、めちゃうまです!!なんといってもブルーベリーの粒が大きい！そしてイチゴが軽～くしゃりしゃりする程度に凍らせてあるところがミソです夫さんと次男はブルーベリーパフェ。私と長男はダブルベリーパフェ。それぞれ自分のほうが一番だと主張して譲らないほどおいしかったです（笑）。

  April 8, 2006

  コメント(0)

• やっと選手名鑑を買いました♪

  ゆっくり本屋へ行ってきました。こんなにも忙しくなるるとは驚きでした（笑）。家でゆっくりながめるために○刊スポーツ出版社のと、野球観戦に持ってゆけるハンディータイプのものをさらに１冊購入♪サッカー観戦のときは「あれ誰だ？」と思っても調べる暇さえありませんが、そこへ行くと野球はゆっくり調べている時間があるからいいんですよね。スポーツ観戦はいろいろと好きですが、私の一番性に合うのはやっぱり野球なんですよね家でゆっくりながめていたら急にＨＰも見たくなり、ついでに携帯のほうも登録してみましたそんなことを思いつついろいろなところをチェックしていたら、なんと日ハムのキャッチャー実松が古城とともに巨人へそして岡島が日ハムへ…。え～そ～か～。。。みなさんそれぞれのところで頑張ってくださいね。これからも楽しく野球を拝見させていただきます。そしてこれからも忘れません

  April 7, 2006

  コメント(2)

• 

  東野圭吾 『容疑者Ｘの献身』

  数学だけが生きがいだった男の純愛ミステリー。天才数学者でありながらさえない高校教師に甘んじる石神は、愛した女（ひと）を守るため完全犯罪を目論む。湯川は果たして真実に迫れるか。 東野さんは本を出すのが早くて読むのが追いつけないんです。そこで皆さんの反応をうかがってから予約を入れることが多いんです（笑）皆様大変お世話になっております。というわけでこれだけ話題の一冊となってしまったので、予約も立て込みすっかり読むのが遅くなってしまいました。トキオとか読んだときも感じたのですが、東野さんの本特有の優しさあふれるミステリーでした。石神はどこまで裏の裏を考えているのか、それを湯川はどう解いてゆくのかと、その攻防に目が離せなくなります。石神はどこまでの男なのかそれを探りつつ読んでいくのですが、最後の最後でそのすべてがつながったとき、もう涙が止まりませんでした。横溝正史の人の『情』による犯罪を読んだときとはまったく違う『情』がそこにはあふれていました。この物語にどっぷり入り込んでしまった私は、読み終えてなおこの世界からしばらく抜けられず、犯罪者という彼らのこれからをどうやっても明るい方向へとは想像ができず、数日悲しい思いが抜けませんでした。そこまではまってしまったわけです（笑）。読み終えてから少し調べたら、ここで登場している科学者湯川と草薙刑事は2002年に『探偵ガリレオ』という本で『オカルトを科学で解明する名探偵登場！』と評されて発売されていました。その続編『予知夢』も出ていました。時間があったら読んでみよ～っと♪

  April 4, 2006

  コメント(0)

• 

  吉田篤弘　絵：フジモトマサル　『という、はなし』

  ＰＲ誌「ちくま」の表紙に２年間掲載されたイラストレーションの通しテーマは「読書の情景」。そのイラストに触発された吉田篤弘が文章を添え、２４の物語が完成。不思議な挿絵なんです。動物達の読書の姿がとってもいい雰囲気に描かれていました。そして吉田さんのとっても不思議でゆったりとした物語が添えられているという感じです。とっても短いお話なんですがとっても広がりのあるお話で、さらにちょっとオチがあったりするところがとっても楽しい本でした。疲れたときに開いて、一つまた一つと読んでゆくと、こころが回復してゆきそうなそんな手元に置いておきたい本なのでした。

  April 3, 2006

  コメント(0)

• 

  川上弘美　『なんとなくな日々』

  春宵の台所の不思議．たまの遠出のひそやかな楽しみ．日々の暮らしにひそむ小さく愛おしいもの・ことたちをつづった川上さん色いっぱいの一冊。 台所の闇（台所の闇／シベールの日曜日／青山のえんど豆／まざるまざらない／町でいちばんの）／なんとなくな日々／平成の蜜柑（平成の蜜柑／春が来る／春の憂鬱／新緑の夢　ほか） ちょこっと箱根の話も出てくるし温泉旅行にぴったりの本でした♪川上さんは引越しをされることが多いらしく、それぞれ赴きある所にすんでいらっしゃるようでとっても羨ましかったです。しかし家族の理解とか、同じような思いがなければ家を選ぶことさえできないわけで、川上さんの雰囲気と似たものを感じる方たちなのではないかと勝手に想像してしまいました。普通の生活の中での川上さんの想像力っていいなぁって思うんです。我が家のような狭い台所の中でさえも、とっても不思議なことが当たり前のように起こってしまうお部屋のように感じることができたら、そんな余裕がもてたら素敵でしょうね。そんなことを思って、家に帰ってから台所の片隅にいつもおいてある椅子に腰掛けてゆっくりながめてみたのですが、狭い中にたくさんの家電が並んでいて「で、電磁波に囲まれている～～」ということしか浮かびませんでした（笑）。でもこんなことをしてみてしまうだけでも収穫だったかな。 

  April 2, 2006

  コメント(2)

全1221件 (1221件中 301-350件目)

< 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 ... 25 >