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カテゴリ:Chinese noodles
今日の札幌市中央区は昨日からの雪も止み、抜ける様な青空も出ていました。
北部や周辺では雪の為に運休や通行止めが相次いでいたなんて信じられない位の、 それは気持ち良い日差しでした。 そんな中、普段運動不足を痛感している我が家では、とってもクラシックな 運動方法として「お散歩」を選択。 山鼻郵便局へ立ち寄り、札幌中央図書館へ向かう前に遠回りして、最近奥さんが 一番お気に入りのお店でラーメンを食べました。 札幌の大動脈である幹線道路、石山通沿いにある老舗店『王香』です。 このお店は創業1968年。同じく老舗の札幌ラーメン店「だるま軒」の姉妹店。 昭和の大ブームになった時期の札幌ラーメンの味をいつまでも味わえるお店として、 以前から時々お邪魔しておりました。 しかしながら2007年夏から一時閉店しておりまして、ああもうあの味も 記憶の中だけでしか味わえないのかなぁ・・・等と思っていたのですが、 2009年の2月3日に見事復活。再開されていたのです。 店内は昔のまま。先代の新聞記事やサイン色紙もそのままです。 僕は醤油ラーメン\735。 奥さんは塩ラーメン\735。 最近、入れていないお店が多いのですが、やっぱり昔の札幌ラーメンといえば、 もやしを炒めることから始まります。それらの手順をのんびり眺めながら待ちます。 今回の店主。控え目ながら丁寧な手順でキチンと一杯を仕上げてくれているのが、 カウンターのこちらにも伝わって来ます。 さぁ、出てきました。うーん、美味しい♪ このあっさり目ながら旨みのあるスープは以前のままです。 かん水控えめなコシのある自家製麺も昔もまま。もやし、ネギ、しなちく、 それにラーメンには珍しい伊達巻もちゃんと入ってます。 これまた、昔の札幌ラーメンにはスタンダードの硬めのチャーシューも 肉の旨みが出ていて美味しいです。 最近流行りのガツンとインパクトのあるラーメンに 美味しさを見いだせなくなってきた僕には、 やっぱり学生時代に食べ歩いた昔の札幌ラーメンの味が スタンダードになっていたのだと再認識。 王香などの様に先代から作り手が変わったお店について語る時、 必ずと言って「前の方が美味しかった」等とかつての味を知っている常連を気取って 低く評価する人がいますが、それは仕方ないのかもしれません。 しかし、先ずは味を継承するという心意気に敬意を払って、 今、頂ける物について公平に評価してあげることが大切だと思うのです。 少なくとも今回の王香については、かなり忠実に先代の味が再現されていると思いますし、 単純に今、このお店で食べる事の出来るこのラーメンは大好きです。 と云うことで、店主に今年も宜しくお願いしますと言ってお店を後にしました。 さて、食後の運動を兼ねて図書館までお散歩再開です。 元祖札幌ラーメン 自家製麺 王香 札幌市中央区南十八条西11-2-1 TEL : 011-561-6973 11:00~22:00 定休日:毎週木曜日 だるま軒・王香 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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