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ロンドン ドックランズ・ストーリーズ~Stories of London Docklands

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Jan 19, 2009
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カテゴリ:子育て★ニーノ君
さて、午前中のニーノ君との活動は。

今日は近くのミュージアムでやっている
ミュージカル・アクティビティのセッションに行ってきた。

ギターの上手なお兄さんが、River Thames(テームズ川)をテーマに
いろいろな道具を使って、子供たちを音楽の世界になじませようとしてくれる。

お兄さんを中心に、輪になって、、、

というところで、いつものニーノ君は、わけわからず走り回っちゃったりするんだけど、
今日はおとなしく、お兄さんの動向をみつめ、そしてお話を聞き、
ちゃんとお兄さんの意図するところではまって遊んでくれた。

水を意味するスカーフを水のように使ったり、
川にかけられた橋をイメージして置かれたテーブルの下を
ボートになった気分になって、くぐってみたり。。。

今まではこんなことできなかったのにな。

最近、言葉を発するようになってきた彼であるが、
人のいうこともわかってきているんだろう。
他の子供を追いかけて笑いかけたり、ちょっかい出してみたり、
人との関係の中を楽しんでいる、
社会性が少し育ってきているんだろうと思う。
おもちゃを他の子に「どうぞ」も、やっとできるようになってきた。


少しずつ成長している彼に非常に満足な私だ(笑)



とはいうものの、お兄さんに、
「はい、マドラス(振ると音がでる)にバイバイしよう」
と、お片づけを促されたとき、

「いやだー」と床にうっつぷして泣くあたり、
まだまだ、、、(笑)

それをみて、他のお母さんも笑っているが、そこんとこご愛嬌。

以前と比べれば、今日の成長をみられたのは、私もヒジョーに機嫌がよい!


さてさて。

そのセッション後、自由遊びをさせていたとき、
あるお母さんに思い切って聞いてみた。

「この子は、自分のお子さんですか?」

いや、そのセッション中もずっと気になっていたのだけど、

金髪の白人のママが、どこからみても100%東洋人の子供をつれていた。
父親が、東洋人とか、そんなんじゃなくて、
東洋の土地で生まれた東洋人、、、と表現したいというか、
どうしても、そのママと、(まだ)しっくりこなかったのだ。


実は、その女の子は、中国から養子にとったそうなのだ。
そのママ、そしてご主人もベルギー人。

私も、財政的に許せば、或いは、もし将来子供がほしいと思ったら
養子もオプションにないわけではない、と伝えたら、
彼女もいろいろ話してくれた。

まず、養子を迎えるというは、非常に時間のかかることらしい。
その子を貰い受けるに至るまで、5年かかったということだ。

行政側の手続きが非常に難しいんだそうだ。

中国からの養子というのが、メジャーなオプションとしてあるらしいのだが、
最近は中国も裕福になってきて、国内で子供を養子を迎えることが多くなって、
海外にでていく子供が少なくなってきたらしい。
そう、子供の取り合い、競争が激しいらしいのだ。

なんか、、、
こう書くと、「子供」がモノか商品みたいな感じになってしまうが、
それは事実なのだ。

気持ち的に、複雑、、、、と思いつつ、耳を傾ける。

それでは、英国内での養子縁組はどうだ?
英国なんて、たくさん、あぶれている(不幸なことだけど)子供がいそうじゃないか?
子供は産んで見たけど、育てられないっていう親もたくさんいそうだ。

答えは、
確かにたくさん、養子縁組を望まれている子供はいるそうだ。
ただ、子供の年齢が高くなるらしい。
赤ちゃんをもらう、ということは相当幸運なことなのだ、といっていた。

養子をもらう側として、なるべく小さい子供がいい、
そういう気持ちもわかる。

そして、
英国での縁組だと「産みの親に、定期的に会わせる」という条件が入っていることが多く、
これも養子をもらう側にとって、あまり好ましい条件ではない。
育てるからには、ある意味、産みの親を忘れて自分を100%親としてみてほしい、
そう思いたいのもわかる。

彼女は、会わせる、、、という条件が「怖い」といっていた。
育てるに当たって、何気ない不安感を、ぬぐいされないのだろう。

さて、子供を探す場所として、中国も難しい、英国内も難しい、
となれば、、、


彼女がいうには、

カザフスタンを次は考えていると。

子供の様相が西洋側に近いし、競争もまだ激しくないんだそうだ。


そんなわけで、
また生物学的に、子供を産むことが可能であれば、
自分で子供を産むことを考えた方が早いかも、それが一番だ
といっていました。


英国では、少しでもお金が関わると人身売買になるので違法だ。
そういう養子縁組は認められない。
人間が「モノ」にならないよう行政もそれにのっとっている。


戦争孤児などを、引き受けて育てた、なんて美談もある。
敵の子供を育ててくれた国もある、ありがたいことだ。


子供がこの世に産まれでた限りは、どの子も幸せに育って欲しい。
条件のいい国の親に育てられたほうがいいのかもしれない。


一方で、
欲しい人があれば、その対象は、モノに見えてくる、、、
なんだか、複雑な問題だ、、と思ってしまった。


そういえば、マドンナがアフリカの子供を養子に迎えたとき、
問題になった。

有名な人が養子に迎える、、

それは、社会奉仕のイメージなどもあるけれど、

彼女の場合、問題になったのは、

養子が欲しい人と待っている人たちがたくさんいるのに、
彼女が有名人というパワーを使って、その列を飛び越えて
養子を迎えることができたということで
「ずるい、卑怯だ」という批判があったんだっけ。。。。

そんなことを思い出した。





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最終更新日  Jan 20, 2009 12:09:25 AM
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