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テーマ:クリスマス(2757)
カテゴリ:ちょいとお出かけ
27日、おばあちゃんの住むシエナ山奥から帰ってきました。
今回は、いつも24日に集合するはずのローマからの幼馴染が皆来なくなり、 3日間、食べて、寝て、親戚周りして、の、ぐうたらなクリスマスとなりました。 食べる方は、言わずもがな、えげつない量で、しかも、“クミは2人分よ♪”なんて とんでもなく恐ろしい声も飛び交っていましたが、ここ数年の私の逃げ技で何とか逃げ切ってセーブ。 (イタリアでは前菜、プリモ、セコンド、フルーツ、ドルチェ・・・と順に出てきては、お皿を下げるので 前菜の時は、“プリモをたくさん食べたいから♪”、プリモの時は、“お肉食べたい♪”などと言って まだ大量に残るお皿を下げるまで言い逃れし(1回下げたものは出てこないし)、ドルチェまでたどり着く!) あとは、普段からたいしてしないけど、家事の手伝いもせず、ソファーでTVとか見てる間に 座るダンナの太ももに足を放り出していつの間にか寝てる→起きたら晩御飯・・・ と言うぐうたらの境地?超VIP?待遇。 親戚は、おばあちゃんは9人兄弟の為、人口1000人にも満たないこの村では 村全体が親戚ちゃうか?ってほどで、近い親戚を回るだけでも7軒ある。 その度に食べ物をすすめられるので、これも逃げるのが大変(爆) 今回は、“クリスマスおめでとう♪ふふふ、そしてダブルでおめでとう!!”と おばあちゃんが、“私もひいおばあちゃんになるんだよ!”と言いまわっていたおかげで 私の妊娠も知れ渡っており、話題には事欠かず、1軒1軒を回るのにえらく時間がかかった~! イヴの晩は、ダンナと2人で、隣町のアッバディア・サン・サルヴァトーレのフィオッコレを見に。 この町の歴史的地区を中心に、どんと焼き?木のやぐらを組んで火を灯し、 それは何て事はないのだが(爆)、皆家族や友人たちと、ホットワインを飲みながら練り歩く。 本来なら11時半からミサに参加するのだが、ここ2年ほど私達はパスして、1時頃には家へ。 マンマ・バッボは地元のミサに出た後、そしておばあちゃんももう就寝していたのだが、 帰るなり、ダンナがコートのポケットから小さな包みを取り出して、 “はい、プレゼント!” て、もうクラウディオ・バリオーニのCDを買ってもらって、ツリーの前に置いてあるのに?? それ以外に、内緒でプレゼントを買っていてくれた、粋なダンナ♪ 開けてみると、ムラーノガラスのついた、皮ひものペンダントだった。 最近遅く帰って来た時はなかったのにいつ買ったん?と聞くと、 遅く帰るとバレるので、昼休みに抜け出したそう。 来年から赤ちゃんができても、こうやってロマンチックなはからいをしてくれるかな? 25日朝・・・いつも、“プレゼント開けよーよ!!”というルチアに起こされる。 そしてパジャマのまま、皆でバリバリと開けまくり、見せっ子するのが常。 私達は、ルチアから大人数の時に使う大皿2枚と、ノンナからはお金、 バッボ・マンマからは開けるとジングルベルが流れるカードと共にこれまたお金、 マンマからは私にパスタ台が!ダンナは先に聞いていて、 “かさばるもの”と聞いていたけど、これか! マンマはダンナにこっそりと、 “これはマンマから息子によ”と 更に50ユーロを握らせていたのを私は見た!やっぱマンマは息子が可愛いのね・・・ 私達からのプレゼントも、皆気に入ってくれて、よかった♪ (パスタ台はデカすぎて写真に入りませんでした・・・あしからず) ランチ後、前からマンマに言われていたように、 ダンナ・ルチアのベビー用品を仕舞っている古いトランクを開けに、家族そろってガレージへ移動。 出てくる、出てくる、ちっちゃい毛糸の靴下、肌着、よだれかけ、つなぎの洋服、布おむつまで!!! 新品同様で可愛いものも、正直、染みだらけでこれはちょっといらんやろ?ってのもあったので “でも、この染みは落ちないよねぇ”と、暗に“いらない”の返事をしてみたつもりが、 “ふっふっふ、性別分かり次第、バリキーノで必死で洗うから、見ててごらん!” と余裕のマンマのお答え。 これは全部引き取るしかないのか?? でも・・・さすがに布おむつは必要ないんですが(汗) 26日にローマからロベルトだけが晩御飯を食べに来た以外は、 家族と共にゆっくり過ごした2005年のクリスマス・・・ 来年は、ここにもう1人ちっちゃいのが加わる! 更に賑やかなクリスマスになるんやろうな~★ ↑ 皆さんのクリスマスは・・・ぽちっとよろしく♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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