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テーマ:イタリア・世界遺産の町(7)
カテゴリ:ちょいとお出かけ
この週末はダンナのおばあちゃんが住む オルチャ渓谷 へ行ってきました。
前回はバッボが亡くなる前、フィレンツェでクリスマスを過ごすために迎えに行った2ヶ月前。 そういう状況もあって精神的にもお出かけする気分じゃなくほぼとんぼ返り状態だったので 何だかすごく久しぶりに感じて、ウキウキ でした。 ここでも何回も紹介してますが、オルチャ渓谷は2004年に世界遺産に指定 されました。 が、交通の便的にも日本人観光客の方にはあまり知られていないので、本当に残念・・・ 自称“オルチャ渓谷親善大使(広告塔とも言う!?) ” として、しつこく紹介したいと思います。 ダンナと車中でも話をしていたのですが、“絶景”なるものはあちこち旅行で見ている私。 例えばアメリカ・ザイオン国立公園の山の頂上から見た景色、アイルランドのモハーの断崖、 南アフリカのテーブルマウンテン頂上から見た景色、ジンバブエのビクトリアの滝・・・ でも何回来ても、この風景が一番すごいと思うのです。 いや、すごいというのはちょっと違う・・・ 何だかジーンとするような、懐かしい感情 。 とにかく、うまく言えないけど大好きな場所です。 最近はマニーノがいて前みたく車を停めてまで撮影 ができない ので、車中 から。 左の風景は、モンテプルチャーノに近い所(だと思う)。 トスカーナの典型的風景には欠かせない チプレッソ(糸杉) が並ぶくねくね道・・・ トスカーナの写真集やカレンダーには必ずと言って良いほど登場する風景で、 この風景がしっかり見えるところに展望駐車場があります。 まだ2月なのに一部はもう黄緑の大地。この日も晴天で、空の青とのコントラストが最高に美しい さて、ノンナの家に着き、昼食を食べてまったりした後は ダンナのまたいとこにあたるジリオーラが住む カステルデルピアノ Castel del piano へ。 ノンナの住む所はシエナ県、こちらはグロッセート県だけど、車で15分くらい。 早めに着いたので、ジリオーラの家しか行ったことがなかったので、チェントロを散歩する事に。 2つ並ぶ教会のある広場からアーチのある少し坂を上がると、石造りの建物が並ぶ歴史的地区。 町としては結構大きい町だけど、歴史的地区は本当に小さくて、 ピエンツァ、モンティッキエッロやロッカ、アッバディア などを見慣れてしまった私には 申し訳ないけど、それほど心がときめくほどでもなかった・・・。 とはいえ、歴史的地区の端には展望ポイントで景色も堪能。 広大な自然の中に、ぽつ、ぽつと “ボルゴ” と総称される昔ながらの小さい町が見える。 左の写真は、ダンナが推測するに アルチドッソ Arcidosso 。 以前ノンナ家からマレンマの海に行く途中に脇を通った、 丘にへばりつくようにある町で一度行ってみたい町の1つ。 右の写真は、逆に盆地にある町だけど、ダンナに聞いても 分らず。 15分ほどで歴史的地区散策終了。 イマイチ、と言いつつも、もうかすれて見えない壁の紋章や、かわいい扉、噴水が目を引く。 可愛い扉は、 “PORTE TOSCANE” というポスターも売ってるくらいなので 目を引いたものは撮りためていつか写真集に・・・ じゃないじゃない ブログにUPできたらと思ってます。 ::::: さて、パスティッチーニを買った後は、ジリオーラの家 へ。 ダンナマンマはずっと働いていたので、学校が終わる6月から約3ヶ月間、 幼いダンナをいつも年の近いジリオーラの家に預けていたので、姉弟のような関係。 とびきりの美人で中学生の娘がいるようには全く見えないジリオーラだけど いつも私に元気!?と携帯メールをくれる、私にとってもかけがえのない人だったりする。 マニーノ大ファンのジリオーラは、1年以上ぶりに見る生マニーノに興奮していたけど マニーノは恥ずかしがって私やダンナにべったり・・・ が、近所に遊びに出ていた娘のヴィルジニアが帰ってきたとたん!!! もう、離れません・・・なんせ、年上の女好きのマニーノ ですから。 おかげで、彼らが楽しそうに子供部屋で遊んでいる間、 大人はパスティッチーニをキッチンでつまみながらおしゃべり三昧でした そうしてる間にもう夕食の時間! 急いでノンナ家に帰り、アツアツのリボッリータを堪能しました ↑ 次回更新はノンナの住む町をご紹介します・・・ぽちっと応援よろしく♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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