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くみこ(FI)
イタリア・フィレンツェ郊外の田舎にて2006年8月生まれの子育てにに励んでおります。趣味は旅行・スポーツ 美味しいものを食べること!
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2日間と半日、本当は通訳をするはずだった方の奥様のアテンドでした。 “するはずだった” ・・・と言うのは・・・ 10月の中旬にたまにチェックしている旧メールを開けると、通訳の依頼が・・・ これまで3回通訳と取材コーディネイトをしている新聞社の記者の方からでした。 1回目の通訳の時は旧メール時代、しかし3年前の2回目&そして今年の3回目は新メールで しかも1回目の方は大阪デスクに移動され、2・3回目の方は東京で今回の方も東京なのに なぜか1回目の方に私のアドレスを聞いたようで・・・いやいや、 イタリア通訳の大御所・田丸さんが、この本で フリー通訳はある意味ホステスのようにお客さんのケアをしないと次の仕事はない。 と仰せられる通り、これは1回目の記者さんにアドレス変更をちゃんとしてなかった私のミス あわてて返事をしたものの、メールを頂いてから3日経っていたので、 すでに違う通訳の方を手配されていた・・・私のミスなのですごく気を使っていただいて? か、一緒に来てお1人で観光される奥様を心配して?か、私にアテンドを依頼して頂きました。 さて、奥様の希望は半日は フィレンツェの市場とサンタクローチェ 、 2日で、優先順位順で アッシジ、ヴィンチ、シエナ 、 できれば オリーブ畑 などで収穫が見れたら、とのことでした。 アッシジは電車で当然1日かかるのでこれで1日、 車がないと無理なイメージがあったヴィンチも電車 とバス で簡単に行け、 かつシエナへもエンポリから電車 で行けるので、 時刻を調べて1日で両方いける事を確認し、 畑はヴィンチで見ることが出来たら、という事になりました。 アッシジ への電車の本数は少ないので、朝7時半と早い集合。 仕事で公共機関を使う時は何も起きないかといつも心配だけど、何もかもうまくいった アッシジといえば サンフランチェス 。 巡礼 遠足 の修道女さんや修道僧の方もたくさんいて、 信者でなくとも敬虔な気分にさせてくれるキーンと空気が引き締まった町 町のあちこちにも、宗教的な装飾がたくさん見られます。 花もたくさん飾られていて、白い建物にキレイに映えて本当に可愛かった 丸い植木鉢をたくさんイレギュラーに並べるおうちが多いのが面白い! 実は前回は地震の3年後の2001年に1人でふらっとうやってきてそれ以来だったのだけど 前回はまだ瓦礫も多く サンタキアーラ聖堂 にも亀裂が残っていたけど、 今ではすっかり(当たり前か・苦笑)町はゴミ1つ落ちていないピカピカの町になってました。 そして今回初めて、偶然見ることができたアッシジの町の全貌・・・美しいの一言! アッシジについてもっと詳しくは・・・ こちら その翌日は、甥っ子さんも合流して、私も初めての町・ ヴィンチ へ ヴィンチといえば、 ルネサンス時代の天才・レオナルド・ダ・ヴィンチの生まれ故郷 。 ダ・ヴィンチ=ヴィンチ出身ってことは有名な話ですよね。 思ったより簡単に行けるヴィンチの旧市街は、小さな丘のうえにある小さな小さなボルゴ。 レオナルド博物館にはレオナルドの図を元にした様々なモデルがあり、 美術だけでなく、目の構造から潜水服、運河システムまで考案していたレオナルド、 天才 いや、当時はきっと変わり者? というのにまさにふさわしい人物やったんやな~と納得。 正直、博物館としては当然ミラノの博物館の方が規模も展示数も多いけど、 天才の生まれ故郷に思いをはせに、そして町は自然に囲まれて散策するだけでも楽しいです レオナルドの生家はヴィンチの中でなく、3キロほど離れた アンキーノ にありますが、 修復のために閉鎖中。 徒歩で20分らしいので、時間があって健脚派の人は徒歩でも何とか可能かな エンポリ行きのバスまで30分、オリーブ畑のありそうな坂道があったので下ってみると 畑に入れる模様・・・ただし、どこのお宅ののなのか分からないので道沿いから眺めていると 所有者らしきおじさんがいたので聞いてみると入って とのこと まさか畑に入れると思ってなかった甥っ子さん(日本で農業やってる方)は大喜び ブドウとオリーブの木の間を散歩し、生のオリーブを味見したり (苦いのでそのまま食べれません) 土を手ですくって匂いをかいで見たり・・・めっちゃテンション それからバス停まで戻り、前にあった食料品屋さんでパニーノを作ってもらうことに。 バスの時間までは15分あったけど、1つ1つパンや具を選んで作ってもらうので最後はギリギリ。 お姉さんに12時5分までにできる?と聞くと、“大丈夫よ、いつも遅れて来るし” と言うので安心していると、 お店のドアの前を走る青いバスが!!! 私の得意技 ダッシュ一番 バス停に誰もいないと走り去ったバスを追いかけ、 幸いにも信号で止まっていたのでドアを叩いて開けてもらい、 お会計をしていたお客さんもダッシュでやってきて何とか間に合いました・・・ これ逃しちゃうと、1時間以上待ってシエナにも行けないか大幅に夜遅くなってしまうので あーーー、ホントに間に合ってよかった・・・ ヴィンチについてもっと詳しくは こちら その後は時間通り電車 に乗車し、車内でパニーノを頬張りながらシエナに向かいました。
マントヴァとサッビオネータ・2 2013.11.19
マントヴァとサッビオネータ・1 2013.11.18
大好きな場所といつものイベント 2013.10.27
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