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くみこ(FI)
イタリア・フィレンツェ郊外の田舎にて2006年8月生まれの子育てにに励んでおります。趣味は旅行・スポーツ 美味しいものを食べること!
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夕方、マニーノを迎えに行って一緒に家に帰る途中、隣人のエレナが言った。 "猫・・・死んじゃったよ” ・・・猫?エレナが家で飼ってる猫も、野良だけどいつもエレナ宅にはりついてる猫も 朝見たような・・・?と一瞬私が考えてると “ベルニ。先週、食べなくなって具合悪そうだから、うちで見てたんだけど、昨晩、ね” ベルニは、この長屋ができた直後から住み着いていた野良の1匹。 当時の人が、皆でお金を出して去勢して、庭にくればエサをやったり、 野良だけど長屋全体で飼っているような不思議な猫たちだった。 私たちが越して来た2005年、前住人から“うちに一番懐いてるから”と聞いていた通り うちの庭に毎日のようにやってくるのがこのベルニと兄弟のプリンチペッサだった。 (あとで分かったことだけど、 私はこの2匹を逆に覚えていて プリンチペッサがベルニ、ベルニは周りからパッリーノと呼ばれていた) 私は猫 より犬 派だけど、ベルニがいつも擦り寄ってくる ので エサとお皿も買って、庭に出てはなぜるのが日課となり、 マニーノが生まれてから翌年の秋に歩き出すようになってからは 庭でベルニと遊ぶことも多く、それはそれはほほえましいものだった しかも、尻尾引っ張っても目をつこうと、やられ放題で何もしないし。 だから、アルバムファイルを見ると、すぐに何枚も写真が見つかる。 公式には野良だけど、我が家の日常にかかせないマスコットでもあった。 マニーノの2才の誕生日 も一緒にお祝いしてくれたベルニ。 そしてJOが生まれてからも・・・悪ガキが2人になって ベルニへの災難も2倍になったけど、それでも庭にきて一緒に遊んでくれた。 最後に見たのは2週間前くらい。 夜、雨戸を閉める時にやってきたので、寒いからエサだけやって扉を閉めた。 あの時、擦り寄ってきたのに、なぜてやらなかったのが悔やまれる。 ごめんね、ベルニ。 家にかえって来てから写真を見ていると、マニーノが横に来たので “知ってる?ベルニ死んだんやて。可愛かったのにな、寂しいな” とそれほど何も考えずに私が言うと、マニーノが“ほんま?”と言って泣き出した ちょっと私も動揺して、“お、お母さんも悲しいわ”と マニーノを抱っこして、もらい泣きしてしまった。 もう5才だから いやまだ5才なのに 動物の死に悲しんで涙を流すとは思ってなかった。 母が思う以上に、内面的に成長してるんやな、とベルニが発見させてくれたのでした。
グラッツェ、マンマ! 2013.01.17 コメント(2)
とっくに明けてますが・・・ 2013.01.03 コメント(6)
気持ちがブレないうちに・・・言ってしま… 2012.01.04 コメント(12)
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