デニムとギター
製造、設計、デニムとギター・・・私の職業である。感性の部分でとってもクリエイティブな仕事のように思う。いろんな会社に製品を提供するが(OEMなので自社ブランドはない)市場で見かける製品の製造元と販売元が違う事は多々ある。販売元は「こう言う風な物できませんかね~」、製造過程ではなにも知らない。製造元は「こう言う新しい素材は?加工は・・・」・・・と提案を重ねる。販売力がないのでお客の言いなり・・・町工場はお客の一言「中国で出来ませんかね~」この一言で中国進出決定。最後まで日本でがんばってきた会社の話(実話)である。要するに日本の物作りは中小企業(町工場のおっちゃん)が担っていると・・・あと20年もすると・・・日本で知識、技術をもった人が現役で何人残っているだろうか・・・衰退する職業は日本にはいらないと言う事?中国が安いから?日本製が高いから?失業、賃金の低下。市場が安く、高品質な物を求めた結果である。10年来、中国へ日本の工場(技術)が流れ続けた事がどのような結果をもたらすか・・・産業の空洞化?技術者も空洞化・・・とっても心配している。(私より若い経験者が極端に少ない)今の日本には、業種によっては経験を積む工場がなくなってきているという事・・・今の若者、子供たちの未来は??あくまで、業種によってはである。職業の選択が迫られる。----- Original Message ----- From: To: