23日、両親と一緒にフグのコース料理をいただきました。コリコリしていて、おいしかったです(
23日の日記参照)。
フグといえば、関門海峡の名産品。すなわち、福岡県北九州市や山口県下関市の名物料理でもあります。
小倉駅への帰り道、私は
長嶋茂雄氏(読売ジャイアンツ・終身名誉監督)
にまつわる、ネット上での真偽不明のエピソードを母に紹介しました。それは・・・、
長嶋氏は現役時代に福岡で試合をした際に、豊田泰光氏(1935~2016、当時
西鉄ライオンズ所属)に対して、
「フグ料理を食べたい」とワガママを言ったことです。
「ほぼ日刊ベースボール」様のブログより引用。
選手時代、フグが食いたい長嶋は西鉄とのオープン戦で試合中にも関わらず豊田泰光に
「もう我慢できないっすよ!」
と言ったが豊田は無視。がその後二塁打を打ち豊田の側に行きまた同じことを言った。
その後豊田は後援会を使い長嶋をフグ料理に招待したが
例によって一皿丸々持っていき、食い終わった後に
「トヨさん、毎日こういうのが食えて幸せっすね!」
(引用終わり)
これは伝聞の伝聞であるため、真偽は不明です。
でももし事実だとしたら、開いた口が塞がりません。
第一、地元民は地元の名物料理を毎日のようには食べません。私は北九州市に移住して6年目。フグ料理を本格的に食べたのは一切ありませんでした。それこそ、先日の両親との食事会で初めて食べました。
他にも、例えば東京の名物料理といえば、
深川めし、もんじゃ焼き、どじょう鍋、江戸前寿司が挙げられます。書いてたら、
それらは全部、隅田川より東側(墨田区、江東区など)の郷土料理じゃないですか。世田谷区民だった私には、全く縁のない食べ物でした。
世田谷区にそんな食文化は無い!
私が初めてもんじゃ焼きを食べたのは24歳の時でした。深川めし、どじょう鍋は食べた記憶がありません。どっちにしろ、
もんじゃ焼きより、お好み焼きを食べた回数の方が桁違いに多いです。
地元の名物料理は、特別な日に食べる「ごちそう」というイメージがあるのです。