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テーマ:今日のワイン(6040)
カテゴリ:マキコレ・ワイン
夕べは『羽陽男山』のあとにイタリアワインを呑んで、「うめ~、うめ~♪」と夜
中に一人で喜んでいました。これをテイスティング記録としてブログで公開し ておかないと、酒好きな只の酔っ払い親父になってしまうので、忘れないうち に書き留めておきます。 仕事熱心な酒屋と、ベロンベロン親父(自分で言いたくねー)は紙一重です。 ◆モスカート・ダスティ ◆北イタリア・ピエモンテ州産甘口弱発泡性ワイン ◆生産者名:マリオ・トレッリ ◆ブドウ品種:有機栽培のモスカート種100% ◆アルコール分:5.5% ◆お値段:企業ヘメツ〈マキコレです) モスキート(蚊)によく似た、蚊取り線香みたいな名前のワインですね。ん? そう思うのは私だけ? これはイタリアの有名な甘口ワインで、アスティ県で 採れたモスカート種(マスカット)のブドウで作られています。 同じ産地でこれに似たタイプに、アスティ(スプマンテ)がありますが、モスカ ート・ダスティよりもガス圧とアルコール度数が全般的に高いようです。どちら も食中酒と言うよりは、食後のデザートとともに楽しむワインです。 残念な事に、私の大好きな焼きウルメには全く合いません。 なので、何も食べずにチンタラチンタラと楽しんでいました。ビールとほとんど 変わらないアルコール度数だし、甘口なのでアテが無くてもグビグビ呑めて しまうんですよ。 この手の安めのワインは、出来たワインに後からガスを注入して発泡性を持 たせるタイプ(炭酸ガス注入法)がありますが、マリオ・トレッリはシャルマー 方式(※他にも呼び方はあります・密閉タンク法)と言って、発酵過程で生じた 炭酸ガスをワインを中に封じ込めています(シラフだと、少しはまともな事を書 いてますね~)。 やっぱり後者の方が、きめ細やかな炭酸で持続性もあります。外見の泡の 一粒一粒がとてもきめ細やかです。メロンや蜜を想わせるフルーティーで甘 みのある香り。 口に含めばマスカットそのものの自然な甘みがありますが、適度な酸がある ので呑み飽きしません。ピチパチと口の中で弾ける炭酸ガスと豊かな甘み、 そして長い余韻。蜜のような甘みを楽しんでいたくて、呑みこむのが勿体無い くらいでしたよ。 このワインは甘みは、ドイツワインの糖度に例えればベーレンアウスレーゼ・ クラスかそれ以上だと思います。それはそれは良く出来たワインで、最高の デザートでした。甘口ワインを楽しむ機会が中々ないんですが、食後に呑むと やっぱりホッとさせられますね~。 アルコール度数も低いしパーティーでワイワイと楽しむのに、すんげーお勧め のワインでした。 これは抜いたコルクをさかさまにしてボトルに差し込んだ画像ですが、コルク の一番上をご覧下さい。ボトルの口径よりも幅があります。って事は、抜くの にそれなりの力を要するって事です。台所の食器棚の奥から一本くらい出て きそうな、普通のT字型のコルクスクリューでは歯が立たないと思います。 私はソムリエナイフを使っても、コルクを抜くのに四苦八苦しました。これがレ ストランなら、まさか股に挟んで抜く訳にもいかないのでソムリエ泣かせのワ インとも言えますが、ご家庭ならウイング型のコルクスクリューを使えば楽に 抜けると思います。 ワインのガス圧でコルクが飛び出さないように通常のワインよりもキツイ訳で すが、抜くのが大変なだけに呑めた時の喜びもひとしおですよ。並外れて素 晴らしいマリオ・トレッリを、是非皆さんに呑ませてあげたいなー。 さてと、今晩は何を呑もっかな~。 ↓↓↓↓ポチッと応援宜しくお願いします!! 『人気blogランキング』⇒クリックしていただけると、すんげー嬉しいです。 ------------------------------------------------------------ ★川嶋宛のお問い合わせメールはこちらへどうぞ。 ★美味しい日本酒とワインは、錦本店へどうぞ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年03月23日 17時55分57秒
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