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2008年05月19日
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祝・コン様サンジュー!

本日5月19日は錦本店の“歩く損益分岐点(何だそりゃ?)”、コン様の満サン
ジューの誕生日だそうです。それで心を入れ替えたのか、ここ最近セッセと
ブログを更新しているようです。※まだまだ未完成なので、当分見ない方が
いいと思います。

クールなコン様は、今日が誕生日だなんて一言も私に言いませんでしたが、
何故か鳥心の調理師ミッチャン(メス)が覚えていたようで、焼き鳥にリボンを
つけてプレゼント。※この二人、何となく似てません? 蝶ネクタイは私が名付
けて“雪女”こと、鳥心のコンドーです。テコンドーの達人かどうかは知りませ
んが、大の日本酒狂で近々ブログを立ち上げるんだと鼻息荒いです。
(注:鼻は低いです。関係ねーか。)

コンドーが「ホームページを作りたいので教えて下さい。」と私に言って来たん
ですが、「チミには絶対に不可能だ。」と引導を渡してブログにする事を勧めま
した。そしたら、「そのうちテメーを、人気ブログランキングから引きずり落とし
てやるっ!!」と言う、雪女の冷凍光線を浴びせられて私は凍りつきますた。

コン様はブログに顔を出されるのを恥ずかしがってましたが、商売人は物を売
るもんだと思っているうちはまだまだヒヨッコです。商売人は自分を、そして顔
を売るもんだと心得るべきでしょう。従って本人の意思に関係なく、運転免許
証更新の写真にも使えそうなくらいの大きさで掲載します。

いずれ私は、やつらに駆除されるかも知れません.....。

そして、あんたっ! 昨日はとうこさんと旦那の結婚22周年なんだそうです。
いやー、五月って目出度い月ですねー。私がこのブログを立ち上げたのも五
月なので、『五月の森は三セレモニー』ってところでしょうか。

ご祝儀ご祝儀♪⇒人気ブログランキング

本題に入りますが、今日はレストランさんのワイン・メニューを作成していたも
んで、一日中パソコンに向かっていたようなもんで、「肩を揉んで揉んで。」っ
てな感じなもんで、とっても疲れたもんで、とっととバッカス様にお祈りを捧げ
てテイスティングしようと思います。パンパン。

「揉んで、揉んで、揉んで、揉んで~♪」  って、円広志か?

かしこみ、かしこみ~。m(..)m



「モンテかっ!!」 毎度毎度つまらないオチで、どーもすいませーん。

●アルガーノ・モンテ2005
●山梨県甲州市勝沼町産赤ワイン ●生産者名:勝沼醸造 
●ブドウ品種:山梨県産(山梨市・笛吹市)マスカットベリーA100%
●お値段:750ml/1,680円 本日定価で公表でーす。


今月はロワールワインの強化月間だと宣言していますが、さすがに毎日呑む
のは疲れるもんで、たまには赤ワインも呑みたいもんでこれにしました。ちな
みに“モンテ”とはイタリア語で“山”を意味しますが、このワインの商品名は
和名で“アルガの山”と呼ぶそうです。

一際人気の高い勝沼醸造さんの白ワイン、“イセハラ”は世界市場に認められ
てついに諸外国に輸出されました。有賀社長の『世界に通じるワイン造り』とい
う高い理念には敬服しているし、それが成就されようとしています。

もちろん有賀社長にしてみれば、これはまだまだ通過点に過ぎないでしょう。

だから私は前々から、「イセハラは買っておいた方がいいですよ。」って言って
たじゃないですか! 多くの方は地方の一酒屋の私が言う事なんて信じてくれ
ませんでしたが、マスコミの力にはかないませんね(泣)。今じゃ欲しいと言う
方が大勢いますが、割り当てなので残念ながらそんなに無いっチューネン。

いい加減、「国産ワインなんてねー...」などと言う偏見は捨てた方がいいっチュ
ーネン。

いずれ、同じく数量限定品の“アルガブランカ・クラレーザ”も足りなくなる日が
来るっチューネン。既にJALの国際線でも提供されているっチューネン。どこか
ロワールの白ワインにも通じる香りは、間違いなく世界的に評価を受ける日が
来るに決まっているっチューネン(こんな事ばっかり書いてるから、私は信用さ
れないんだな....)。

でっ、これまた年々質の向上を見せている赤ワインです。黒いベリー系の果実
の香りに、フレンチオーク樽の熟成によるヴァニラのような香りが厚みと複雑味
を与えています。

滑らかなタンニン(渋み)でソフトな口当たりにして、ピンと引き締まった酸が印象
的。このワインをブラインドで出されたら、酸が効いているところはイタリアのヴェ
ネト州の赤ワインのようにも思えるけど、滑らかな口当たりにして豊かな味わい
はフランスのメルロー種のワインのようでもあり、いやいやこの樽の使い方はス
ペインのリオハ地区のワインのようでもあるなと訳が分からなくなりそうです。

要するに上記のワインの要素がバランス良くまとまっていて、私なんかには国
産なんだか外国産なのかの区別もつかないくらいに良く出来た赤ワインだって
事です。

今日の酒の肴は“オクトパスのスライス・漁師風”(普通にタコの刺身って言え!)
で、決して「合う~♪」とは言いませんが外国産の赤ワインよりも遥かに違和感
がありません。チキンカツもありましたが、これには涙が出るほど良く合いました。

程よく樽が効いていて、スモークした料理や直火で焼いた料理に合いそうな気
がします。そしてそれ以上に、炭火焼の居酒屋さんの焼き鳥とかウナギの蒲焼
きにこそピッタリと合うのかも知れません。

外国の方々に誇れる日本のワインが、皆さんの目の前にあります。そしてワイン
では歴史的にも日本より遥かに先進国の方々が、日本のワインを評価し目を向
けているのは事実です。

もう一度言っておきますが、「国産ワインなんてねー...」などと言う偏見は捨てた
方がいいかも知れません。フランスやイタリア料理のレストランさんにこそ、改め
て国産ワインを見直していただきたいと思っています。

日本人が日本国内で食べるフランスやイタリア料理に、その国のワインを合わる
だけが日本人の楽しみ方でもありますまい。ましてや、日本の食材を使っている
のなら..... 隠し味に日本人ならではの、醤油やワサビを使う事だってあるじゃな
いですか。

自由な発想で幅広い楽しみ方があるのが、ワインの良いところではないんでしょ
うか。勝沼醸造のワインだけとは言いません。ささ、どうぞどうぞ、もう一度国産
ワインに目を向けてみて下さい。いずれ“目からウロコ”の日が来ると思いますよ。


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Last updated  2008年05月20日 01時27分52秒
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