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カテゴリ:秋田県・福乃友 冬樹
●福乃友・神宮寺・純米吟醸 ●蔵元:福乃友酒造 秋田県大仙市神宮寺本郷野 ●原料米:吟の精 ●精米歩合:50% ●アルコール分:15度以上16度未満 ●お値段:300ml/515円 720ml/1,325円 1.8L/2,548円 「おーい、銀賞取ったどー!」 福乃友の一星さんから「おめー、うちの酒が賞を取っちまっただよ。」って、 嬉しそうな声で電話が入りました。「え? 何? 銀賞....?」何の事だか全然意 味が分からなくて、そっけない返事をしてしまった私。 「ほれほれ、この前蔵に来た時に、布で覆われた部屋で大吟醸を仕込んで たのを見たべ。あの酒が鑑評会で入賞しちまったんだよ~♪」 「へー、そりゃ良かったですね~。」何だか良く分からないけど、いい事みた いなので御祝いの言葉。どうやら全国新酒鑑評会の結果が出たそうです。 理由は以前のブログに書いたと思いますが、金賞を取った蔵元の市販酒が、 必ずしもそれに値するような酒とは限らないのが現実です。なので昔から この賞には全く興味が無かったので、入賞と金賞がどう違うのかも知らなか ったし、ましてや銀賞なんて存在すら知りませんでした。 「おい、コン様。銀賞って何だ?」 でも、コン様も知りません。 一星さんは電話だけでは喜びの表現が足りなかったらしく、今度はFAXまで くれました。それでやっと銀賞の意味が理解出来ましたが、入賞した事を銀 賞とも呼ぶらしいんです。 今期の福乃友は、素人集団に近い状態で「美味い!」と言える酒を造れただ けでも素晴らしい事なのに、蔵人の熱意が通じたのか見事に入賞までしちゃ ったもんだから、そりゃさぞかし嬉しいに違いありません。私だって嬉しいです。 身内のように思っている蔵元の名前が入賞リストに入っていれば何となく嬉 しいもんです。でも、入賞しなくたって「来年頑張って下さい。」程度にしか思 いません。 この辺は酒を造ってる当事者とは大きく感覚が違うかも知れませんが、私が やって欲しいと思っている事は、美味しい純米酒を醸してくれる事の一点だけ なんです。その技術の向上の為に鑑評会に出品されているんでしょうから、 入賞出来なくたって何かと得るものは大きいと思います。それで十分じゃない ですか。 この鑑評会で金賞を取る事を励みに、精進されている蔵元さんは多いのかも 知れません。何かで賞をもらう事は素直に嬉しい事だし、商売的に有利なの かも知れません。そして、何と言っても蔵人のモチベーションが上がるでしょう。 金賞受賞もいい事なんでしょうが、それよりも私達酒屋や呑み手の皆さんが 「美味しい♪」と言ってくれる顔を思い浮かべて、熱意を持って酒造りをされて いる蔵元さんの全てに金賞をあげたいし応援して行きたいと思っています。 これからも、私の中での『金賞受賞蔵』の美味しい純米酒の数々をご紹介して 行きたいと思っていますので、末永くお付き合い下さいませ。 ↓↓↓↓ポチッと応援宜しくお願いします!! 『人気blogランキング』⇒クリックしていただけると、すんげー嬉しいです。 ★5月22日に『地酒を楽しむ会 仙禽編』を開催します。是非是非是非!! ------------------------------------------------------------ ★川嶋宛のお問い合わせメールはこちらへどうぞ。 ★美味しい日本酒とワインは、錦本店へどうぞ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2008年05月21日 08時33分33秒
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