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2009年03月06日
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カテゴリ:徒然に...
ど~も~♪ 仰々しいタイトルをつけての登場となりましたが、ここ最近は
決算!決算!と騒いでいるコソクナ・ワインスキーです。先日提出した来年度
の姑息な予算は無事通過してホッと一息... 

なんてのん気な事を言ってる場合じゃありません。来月から新年度のスタ
ートだと言うのに、今頃予算が決定するだなんてあまりにも遅過ぎますね。
ドテッ。

まっ、私の営業方針は社長に何と言われようと断固として変えるつもりは
無いので焦る事もありませんが、それはそれはチビシー現実を乗り切るに
は今まで以上に細分化した分析と対策が必要になって来ます。

そこで新に考えたのが“受注率の向上”です。こんな用語があるのかどう
かは知りませんが、仮に錦本店のお取引先飲食店さんの口座数が100軒
あるとしましょう。

毎日全てのお取引先から注文をもらえれば受注率は100%で、こんな楽な
事はありませんが現実的にはそうではありません。仮に今日は30軒の飲
食店さんから注文が入った場合、受注率は30%という考え方です。

これを高めなければいけないと言う事は商売をしている方なら誰でも感覚
的に分かっている訳ですが、実際に「必要とする利益額を得るのには何%
伸ばせばいいんだ?」とか、「一日当たり何軒の受注が必要なんだ?」とか、
「その為には最低何軒の顧客数が必要なんだ?」なんて事は、恥ずかしな
がら錦本店では分析した事がありませんでした。

お取引先飲食店さんの業態を大まかに分類すれば、ワインを買ってくれる
洋食系の店と日本酒を買ってくれる和食系の店の二つに分けられますが、
これを更に分析分析。

分析の結果この一年間の受注率は約22%でしたが、計算上(※)これをあと
3%だけアップの25%に伸ばす事が出来れば更に儲けて儲けてウッシッシッ♪ 
今のスタッフ数で作れるマックスとも言える純利益を出せるはずです。
(※)算出の仕方は私の企業ヘメツです。

今までも色々と分析してあの手この手の姑息な手段を講じて来ましたが、
突き詰めて考えれば考えるほど色んな分析の仕方が出てくるもんですね。
売上の単価は客数(又は配達件数)が増えるほど低下するのが普通ですか
ら必ずしも25%がベストとは言いませんが、目指すべき指標にはなりモチベ
ーションが上がるはずです。

個人商店なら話しは別ですが、錦本店のように人を雇っている酒屋の経営
を大きく圧迫するのは私のように高い給料の人件費。そして錦本店は店舗
を借りて法外な値段の家賃を払って営業しているので、人件費の次に膨大
な経費になります。

人を使っていても家賃の発生しない自宅兼店舗の酒屋さんなら、かなりの
利益を出せるんだろうなーと羨ましくなりますよ。残念ながら錦本店は全て
の経費を売上総利益の中から賄わなければいけないので、人件費を増やさ
ずに最大の利益を出すにはどうすりゃいいんだと、こんな風にチマチマと細か
い事まで考えなきゃいけないんです。

ところで小売業の場合、“労働分配率”(人件費÷売上総利益×100)が50%
以下なら純利益は概ね黒字と言われていますが、錦本店はヒーヒー言いなが
らも50%を切っているので何とか営業している訳です。

ちなみに売上総利益(粗利)を簡単に説明しますと『売上-売上原価』で、更に
売上原価も簡単に説明しますと『期首在庫金額+当月仕入れ-期末在庫金額』
です。

話しを受注率に戻して、営業努力によって25%を超える受注率になればもう
一人スタッフを増員出来る計算になりますが、こういう分析をする事でやらな
ければいけない事が今以上に良く見えてきて将来への明るい展望にもつな
がりましたよ。

「チミの店(又は業界)は相当遅れてるな。」と言われそうですが、酒屋は国の
免許制度に守られて他の業界よりも競争が少なく「何をしなくても勝手に酒
が売れる」時代が長かったので、酒類業界全体がまだまだ古い体質の世界
なんですよ。

何とかこれを打破して私自身も含めて酒類小売業に従事されている皆さんの
待遇が少しでも良い方向に向かって欲しいと願っていますが、残念ながら私
は業界全体を動かせる力なんて全く持ち合わせておりません。

決して自慢出来るような内容でもありませんが、せめてチラリとでも錦本店の
経営状態をお知らせする事で同業者の方々のご参考になれたらいいなと思っ
ていますが、お役に立てるような話しじゃなかったですね。(^^:

ここ数日はそんな事ばかり考えていたので、ついついクドクドと書いてしまい
ましたが酒屋としての夢を実現させるには分析も必要ですね。今日のブログ
が少しでも同業者の皆さんの健全経営のヒントになれれば幸いです。


と言う訳で....


酒屋は分析なり。 (誰の真似だっ!)



えれー遅い更新になってしまいました。
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Last updated  2011年10月13日 11時05分21秒
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