五月の森はサンセール

ど～も～♪　昨日と今日は二連休なのでそれを利用して一人で東京に遊びに行って来ました。約二ヶ月ぶりにビジネスホテルに泊まりましたが、一人で寝るベッドは楽チン楽チン♪　普段は家族五人でひしめき合って寝ているので、たまにビジネスホテルに泊まるのは趣味と言ってもいいくらいに大好きなんです。

でっ、昨日は何をやってたかと言いますと、プライベートで遊びに行ったとは言え私には常に日本酒かワインが付いて回るんです。日ごろ懇意にしていただいてる蔵元さん達が東京に集結すると言うので、「んじゃ、皆で一緒に呑もう呑もう♪」となってわざわざ仙台から出て行った訳です。要するに酒を呑みに行っただけなんですよ（笑）。

ホテルで静かに本を読んだり、ぼんやりとテレビでも観てのんびりと過ごして見たいもんだと思ってはいても、結局夜中まで呑んでしまってホテルライフを楽しめた試しは未だかつて一度も有りません。昨日なんか、あんた！　16時30分から夜中の午前3時頃まで延々と半日近くも呑んでましたよ。


人気ブログランキング仲間が集結しました～。



向かって左の方は、愛知県で『奥』を醸す山崎合資会社の山崎社長です。
「奥さ～～～ん♪」　　右は錦本店・代表戸締り役のコン様です。


東京の港区で『日本酒フェスティバル』と言う大規模な試飲会があって、全国各地の約50社の蔵元さんがブースに立って営業活動に奮闘してました。他に酒の出品だけの蔵元さんも約50社あったので合わせて約100社の日本酒をキキ酒出来る会ですから、日本酒好きの方々にとっては魅力的なイベントだと思います。

私は休みを返上して必死にキキ酒しましたよー。自分の好みに合うかどうかを試してみるだけなら気楽に楽しめますが、酒屋の場合は単に美味しいかどうかを見極めるだけじゃなくて、蔵元さんとの取引は可能なのかとか、どういう風に売って行けばいいんだろうかなんて事を考えてながらやってるもんだから、これが結構神経を使って疲れるんですよ。

会の終了時間の20時までしっかりと試飲を続けましたが、さすがに全部の蔵元さんのブースを回る事は出来ませんでした。でも、気に入ったけどお付き合いの無い蔵元さん達とはしっかり名刺交換もしました。この会がご縁で錦本店とお付き合いをしていただく事も十分に有り得ますからね。

ちなみに私達酒屋や飲食店さんを対象とした試飲会の場合は、“ハキ”と言って口に含んだ酒を吐き出す容器が用意されいて呑み込む事はあまり無いんですが、ハキの代わりに小さなゴミ箱が床に置いてあるだけだったので、いちいち吐き出すのが面倒になったので全部呑み込んでました。

チマチマと舐めるように呑んではいても、数が数ですからホロ酔いくらいにはなります。周りには酔っ払ってる人が結構いましたよ。盛況のうちに試飲会は終了して、みんなで新橋の居酒屋さんにゾロゾロと向かいます。







「それでは滅多に見られない画像をど～ぞ～♪」


















ん?






















まだ?























じゃ～ん♪　『仙禽・酒屋八兵衛・信濃鶴』の豪華三点盛り合わせですー!!


東西の三蔵元が集まって“合同営業会議”です。酔っ払って撮ったわりには結構まともに写っていますが、このポーズの意味は分りません(笑)。多分業界の荒波を三社で力を合わせて乗り切るどーと言う事だったと思いますが、今後はこの三社がワンセットで酒販店に売り込む事になりそうです(笑)。

「八兵衛を取り扱う酒販店には、もれなくオマケで信濃鶴と仙禽がついてきます♪」
「仙禽を扱った酒販店には、自動的にトーコさんと岳志さんが営業に行く事になってます。」
「信濃鶴を取り扱いたいと思ったら、その前に酒屋八兵衛と仙禽を仕入れなければいけません。」

みたいな(笑)。この豪華三点セットが揃うのは、全国中の酒屋さんを探しても今のところ錦本店しか無いようですが、これから少しずつそういう酒屋さんが増えて行ったら楽しいだろうなーと思っています。画像の向かって左から「ゴメンネ、ゴメンネー。」の本場、栃木県『仙禽・せんきん』の薄井ブラザーズ兄の一樹さん、三重県『酒屋八兵衛』のトーコさん、今回の会には参加出来なかったけど東京に出稼ぎに来ていた(笑)、長野県『信濃鶴』の岳志さん、仙禽の薄井ブラザーズ弟の真人君です。

私が一緒に写ってなくてゴメンネ、ゴメンネー。薄井ブラザーズはトーコさんとも岳志さんとも初対面ですが、あっと言う間にこの通り和気あいあいになれるのは、やっぱり酒は人と人との潤滑油って事ですね。それにお互いのブログを読んでいると、初めて会ったような気がしないんでよすね。

他には岐阜県の小売酒販店『酒のひろせ』さんのご主人、品川区の『ワダヤ』さん、更に私と同じく仙台から酒を呑む為にやって来た鳥心のユキちゃんと、彼氏で新宿の超繁盛店『絶好調てっぺん』に勤務しているトモヤンも来てくれました。三社の蔵元⇒三軒の小売酒販店⇒二軒の居酒屋という、日本酒のロジスティックを模型にしたような会でした(笑)。

総勢9名での会議宴会となりましたが、コン様は本日の錦本店の営業があるので新橋駅でお別れして最終の新幹線で仙台に帰りました。なのに私だけ呑んじゃってゴメンネ、ゴメンネー。一軒目は新橋駅の烏森口にある『野崎酒店』という珍しいネーミングの居酒屋さんに行きましたが、日本酒の種類が沢山あってどれを呑んでいいのか分からないほど豊富な品揃えでした。

なので全てお任せで日本酒を注文しましたが、覚えている限りでは5種類くらい呑んだかと思います。試飲会で3時間半も日本酒を呑み続けたくせに、普通こんなに呑むかー?　貪欲なまでに呑んだ事のない日本酒を味わってみましたが、今の世の中どれもこれも美味しい純米酒ばっかりですね。

玉石混交の数ある蔵元の中でも『酒屋八兵衛・信濃鶴・仙禽』が際立って良いと言うのは私のひいき目だとは思いますが、これだけ良い酒を醸している蔵元が多い今の世の中では酒屋の思い入れも大事でしょう。

二軒目は適当に見つけてまたまた居酒屋さんへ。ここで他の蔵元さん達と交流していた『酒屋八兵衛』の新さんと合流です。わたしゃトーコさんが壊れるのを密かに期待していたんですが、ベロベロでやって来た新さんのテンションが異様なほどに高くて、新節(あらたぶし)が全開で炸裂してましたよ(笑)。

ここで解散となりましたが、まだ呑み足りない馬鹿な私と岳志さんと真人君の三人で新橋駅前の飲食店をウロウロと探しました。でも、カッペ三人でしかも日曜日と言うも事あって店を探せず、三人が泊まった同じホテルの一室で午前三時頃まで三次会。ひえー.....

このブログを岳志さんの奥さんが読んだら岳志さんはお尻ペンペンされそうなので、全て私のせいなんだと言う事にしておきましょう(笑)。でも、これからの日本酒の未来について熱く語り合い、私達の結束も新たに真夜中まで一緒に頑張って行こうと誓い合いました(奥さんの手前、そう言う事にしておきます)。

結局呑んでばかりいましたが、そんなに会える機会は無いのでこういう交流がとても大事なんだと私は思っています。蔵元と酒屋は商品だけではなく気持ちでつながっていないと、思い入れを持って売り続ける事は出来ませんからね。

何かのご縁で結ばれた私と蔵元さん達との絆を、これからも大事にして行きたいと思います。そして蔵元の酒造りに賭ける思いを少しでも多くの方々にお伝えしたいと思っているので、まだまだブログを止める訳にも行きません。

いやー、それにしても自分でもあきれるくらいに昨日は良く呑みました。私の体を酷使してゴメンネ、ゴメンネー。なので今日は休肝日にして早めに寝る事にします。コテン....



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２０１１年７月３０日ＯＰＥＮ！
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