五月の森はサンセール

「ひえー、くっせー!!」


「なんじゃこりゃ、すっぺー!!」


「でも、何だかすんげーウメ～♪」



これ滋賀県名物の鮒(フナ)寿司です。“フナ”もしくは“寿司”と言うよりも、香りや味わいの印象は長期熟成したナチュラルチーズに近いものがあります。私にフナを食べる習慣はありませんが、これを食べながら七本鎗のお燗酒を呑むと仰け反るほどに美味しいんですよ～～～～♪

先日、七本鎗の冨田さんが錦本店に来てくれて一緒に呑んだ時に、「いやー、五月に滋賀に行った時に生まれて初めて食べたフナ寿司は目茶目茶美味しかったなー。もう一度食べてみたいなー。」みたいな事をお世辞じゃなくて素直な感想を言っただけなんですが、真面目で誠実な冨田さんはこれを暗黙の強要と捉えたのかも知れません(笑)。

これを注文した純米酒の数々と一緒に送ってくれたんですが、一匹丸ごとのフナ寿司を綺麗に切る自信が無いので鳥心でスライスしてもらってみんなで少しずつ山分けしました。たいがいの醗酵食品はくっせーと相場が決まっておりますが、ご多分に漏れずくっせーくっせー。しかもすっぺーすっぺー。でもこれがクセになるほど美味いんですよ。そして七本鎗のお燗に合う合う♪

イケメン(じゃない私達の)人気ブログランキング



七本鎗・純米14号酵母

◆醸造元：冨田酒造　滋賀県伊香郡木之本町木之本
◆原料米:滋賀県産玉栄100%　麹米(精米60%)・掛米(精米60%)
◆使用酵母:協会1401号　◆日本酒度:+4.0　酸度:1.9
◆アルコール分:15.8%　◆お値段:720ml/1,470円　1.8L/2,520円　


どもども♪さてさてさてさて、いよいよいよいよ(クドイっ!)七本鎗が入荷して錦本店の役者が揃ったって感じですが、七本鎗の第一弾宣伝ブログは先日加藤君に先を越されたこの純米酒にしました。私は既に蔵元でテイスティングしているので美味いのは分かっていますが、自宅でじっくりと腰を据えて呑んでみると改めて美味しいと思いましたよ。

しっとりと落ち着いた穏やかな香りで、炊きたてのご飯のようなフンワリとふくよかな味わいながら、舌の奥でシュッと切れる辛口タイプの男酒。イケメンの冨田さんが造ると、酒の味も男らしくなるって事でしょうか? もしくは能登杜氏らしいところと言えばいいのかも知れません。

ちなみにこの純米酒に限らず、七本鎗の旨味を楽しむ温度は15度前後がお燗かお勧めです。舌の中間あたりまでグワンと米の旨味を楽しませてくれ、「んじゃっ」って感じで潔く切れて行きます。この感覚がたまらなく美味しいんです。

画像の酒の肴は茹でただけの小さいイカ(ヒイカだったかな?)で、これをショウガ醤油で食べましたが暑い日はサッパリとしていいですね。でもフナ寿司の強い風味の方が圧勝でした。この強い風味のフナ寿司をしっかりと受け止めるのが男酒の七本鎗。なんとも頼りがいのある、そして幅広く料理に合う純米酒を冨田酒造さんは醸しています。

これでまずは槍の一突き目ですが、これから七本どころかドンドン突いて行きます。既に蔵元の地元とも言えそうなお隣の京都にお住まいの方からまで注文もらっちゃってるもんね～。ウッシッシッ～♪



今日もポチッと応援クリックを宜しくお願いします。m(..)m


毎日ポチポチポチッと応援ありがとうございます。

２０１１年７月３０日ＯＰＥＮ！
サンセールのお店「酒のかわしま」
ＮＥＴ-ＳＨＯＰ

日本酒・ワインのお買い物はコチラ