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2009年07月17日
カテゴリ：お手軽価格の赤ワイン
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 アルトス・ラス・オルミガス・マルベック2008 ◆アルゼンチン・メンドーサ地区産赤ワイン ◆生産者名:アルトス・ラス・オルミガス ◆ブドウ品種:マルベック100% ◆アルコール分:14.0% ◆お値段:2,000円以下 このワインはイタリアワイン界のスーパースター、『テスタマッタ』のコンサルタントを務めるアルベルト・アントニーニ氏などが「アルゼンチンで安旨ワイン造ろーぜ！」って事で造ったワインなんだそうです。 もうね、ブドウ品種がどうとか生産者は誰かとか言うのはメンドーナノサ。ボルドーワインみたいにカベルネ・ソーヴィニヨン◆%、メルロー●%、カベルネ・フラン◎%みたいな複数のブドウの比率をイチイチ覚えてられないのさ。なので、ナルベック説明を必要とするワインは避けたいのさ。だからこういうマルベック100%のような単一ブドウ品種のワインは覚えやすくて大歓迎なのさ。 「手頃な値段で、とにかく濃くて濃くて濃くて口の中を紙ヤスリで削られているような渋い渋い渋い赤ワインを探して下さい。」という飲食店さんからの無茶なミッションに応えて見つけたのがこのワインです。では早速テイスティングしてみましょう。グビビのビッ.... 「こっ、こっ、濃ゆい....」 このワインって豚骨スープ入りなのか? マルベック種で造られた赤ワインって、ク●暑い日に呑むには勇気がいるほど暑苦しそうなワインですが、これが意外や意外。全くもって暑苦しいワインでした(笑)。グラスの向こうが見えない濃い色合いの色素は、白いはずの歯と赤いはずの舌にお歯黒を塗ったように黒一色に統一してくれました～。 そんな自分の歯と舌をデジカメに撮って掲載しようと思いましたが、あまりにも凄過ぎるので思いとどまりましたよ。このワインを呑んだ後は、歯を磨くまで決して人前では笑わないように注意して下さい。きっと100年の恋も冷める事でしょう。 スパイシーな香りは鼻腔を突き破り、舌がコキコキするようなタンニンとコッテリとした果実味だけでお腹一杯になりそうです。これだけならグラグラして倒れそうですが、ピシッと芯のある酸が全体を引き締めているので耐震構造は完璧です(ん?)。 ラーメンに例えるならスープを飲んでいるというよりも、スープの脂肪分の元の背油にかぶりついているような感覚です。これはフルボディなワインが大好きな濃厚民族の方々は、絶対に欣喜雀躍してくれるワインに違いありません。 「そうです、背油好きにはたまらないワインだと思います!!」 ブルゴーニュワイン好きには気が狂いそうなほどに濃いワインですが、口当たりに柔らかさがあって意外にもこれがあんたっ。美味しくてクピクピと一本呑んじゃったもの。って、私の味覚はカメレオンかー? ボルドーの5大シャトーとブラインドテイスティングで当てっこしたら面白い結果が出ると思いますよー。以上濃厚なワインを好きな方々に是非お勧めしたい赤ワインでしたー。チャンチャン。  今日もポチッと応援クリックを宜しくお願いします。m(..)m  毎日ポチポチポチッと応援ありがとうございます。 ２０１１年７月３０日ＯＰＥＮ！ サンセールのお店「酒のかわしま」 ＮＥＴ-ＳＨＯＰ  日本酒・ワインのお買い物はコチラ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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2011年10月12日 19時02分00秒
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