五月の森はサンセール

ど～も～♪　フランスじゃ牛の事をブフ(Boeuf)と言うらしいですが、昨日は久しぶりに牛とラムのステーキを食べてブッフッフッ♪　じゃなかったウッシッシッ♪　美味い肉をたっぷりと食べてモー大変。と言ってもこれは仕事です。ワインとの相性を検証する為に食べてみなきゃいけないんです。ん？何だか北原家のようなストーリーに展開しそうですが、違うんだなーこれが(笑)。

昨日はお取引先のBistro Boeuf d'or(ビストロ・ブフドール)さんからワインセミナーの講師を仰せつかってたんです。セミナーと言うと堅苦しい勉強会みたいですが、ブフドールさんの美味しい料理の数々に「このワインが合うかな？」と私がイメージしたワインとの相性を楽しんでいただいたり、ワインの入門編的な話をさせてもらったので“料理とワインを楽しむ会”的な和気あいあいとしたものでした。

参加者の皆さんが料理とワインを楽しんでいる横から、私が邪魔をしていたと言った方が正確かも知れません(笑)。ワイン好きの方々に錦本店のワインの宣伝をするのはとても大事な仕事ですが、アルコール類は呑むけど特にワインには興味が無い、もしくは良く分らないし好きと言うほどでもないという方々にフランシスコ・ザビエル的な事もやっていかないと裾野が広がらないので、いい機会を与えてもらえました。

この会に限らず多くの方々が辛口のロゼワインに対して偏見と言うか、かなり消極的な面が見受けられるんですが私は大好きなんです。なので半強制的にロゼワインも呑んでもらいました(笑)。自ら進んで呑む事はないでしょうから、これまたいい機会でしたよ。

季節的に「辛口のロゼワインは美味いんだぜ。」と言う事を体験していただきましたが、評判は上々でロゼワインの良さを感じ取ってもらえたようです。やっぱり知識も大事だけど経験してもらう事の方がはるかに説得力がありますね。

ラムのステーキには先日テイスティングして「こりゃ、えれー濃くてウマイ!」と思ったアルゼンチンの“アルトス・ラス・オルミガス・マルベック100%”を合わせてもらいました。フランス料理にはフランスワインを合わせるのが定石かとは思いますが、こんな遊びを出来るのもセミナーの良いところで美味しいものに国境はありませんね。


ビストロ・ブフドールさんのＨＰ
アルトス・ラス・オルミガスをテイスティングした日のブログ
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これはイメージしていた以上の相性の良さで、ラム肉の強い風味とバッチリのマリアージュ。そして強いタンニンが口の中のラムの脂肪を心地良く洗い流してくれましたよ。まあ何とかおかげ様で、セミナーに参加していただいた皆さんには満足してもらえたようです。

これで毎日無駄に呑んでる訳じゃないと言う事をご理解いただけだでしょうか(笑)?　一番理解してもらわなきゃいけないのは配偶者なんですが、最近は忙しくて私のブログを全く読んでないんだもんねー。ドテッ。



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２０１１年７月３０日ＯＰＥＮ！
サンセールのお店「酒のかわしま」
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