五月の森はサンセール

ども～♪　今日も朝からク●暑い日でしたが、いつものように6kmの通勤路を元気に自転車コギコギして出勤しましたー。日々の通勤焼けで見かけだけはスポーツマンのような、カンザケ・スキオ改めグビビのビっのネズミ男です。

私は体力維持の目的で自転車通勤をしていますが、もう一つの理由は時間に拘束されたくないからなんです。電車やバスの通勤は楽チンだけど、わざわざ発着時間に合わせて行動するのが勿体無いような気がするんです。それに自転車の方が20分くらい早く着くので、単純計算すると一ヶ月で600分(10時間)も長く酒を呑んでいられる訳ですね。

一般的な晩酌の平均時間は分かりませんが、仮に１時間なら10日分。テイスティングは冗談抜きに最も重要な仕事であるし、ブログを書く時間も合わせると2時間は欲しい私としては5日分もお得(?)って事になるので、この無駄な時間は見逃せないんです。


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と言う訳で自転車コギコギの通勤は体力維持と無駄な時間短縮の一挙両得ですが、雨には弱いんです。ビショ濡れで出勤なんてしたくないですよね。ところで傘を差しながら自転車に乗ってる人をよく見かけますが、あれは車のドライバーから見るとかなり危険な行為です。それに雨に濡れて効きの悪くなったブレーキを、片手でかけて瞬時に止まる訳がありません。私は怖くてとても出来ませんが、いかなる理由があろうと止めた方が身の為だと思うんですけどねー。

さて、今日も酒を楽しむ時間を少しでも長く取るべく、家を出る時は必要以上の太陽光線を浴びながら自転車で出勤しましたが、午後から急に暗くなって雨が降り出しました。朝の天気予報を見て予想はしていたので、ヘメツヘーキをショルダーバッグに忍ばせておきました。

　




ど～も～♪　これがヘメツヘーキの雨合羽です。ついでに錦本店の前掛けもしていてなんともカッチョ悪いファッションですが、この合羽のおかげで平気で(でも無いか)家に帰る事が出来ました。これは私の呑み友達で今は東京在住のＯ女史が、数年前に香港土産に買って来てくれたものなんです。

合羽の丈はヒザ下まであって、丈の先端を自転車のハンドルにかけられるようになっているので、下半身も濡れないようになっているはずなんです。でもビショビショに濡れますた(笑)。あまりにもカッチョ悪いので、Ｏ女史は雨に濡れる私を心配してと言うよりも、これを着て自転車をこいでいる私の姿を想像して笑いたかっただけだと思います(笑)。

今まで躊躇して着た事が有りませんでしたが、昨日衣類の整理をしていて出て来たのでいつか試してみようと思ってました。そしたら、あんた。早くもチャンスが到来したって訳ですよ。さすがに明るい時間は着るのをためらいますが、雨で視界の悪い夜なら平気です。画像は工事中の我が家の玄関先ですが、どう見てもビビビのネズミ男ですね(笑)。

それでは本日のお呑みものに行ってみましょう。ビビビのビッ....




焚火・純米吟醸・無濾過原酒『熟』2007BY　&次男ポンのピース

◆蔵元:山崎合資会社　愛知県幡豆町大字西幡豆字柿田　
◆原料米:愛知県産酒造好適米・若水100% ◆精米歩合:60%　
◆日本酒度:+12　◆酸度:1.9 ◆アミノ酸度:1.2 ◆アルコール分:17.5%
◆お値段:720ml/1,290円 1.8L/2,840円


【蔵元のHPより抜粋】

■『若水』は愛知県農業総合試験所作物研究所において「五百万石」と「あ系酒１０１」の交配により、昭和５８年に愛知５１号として育種された。その後昭和６０年に酒造好適米として品種認定を受け「若水」と命名されている。

若水の由来は、その年の初めの日の早朝に汲む神水の意味であり、大変縁起のよい清酒に因んだ名前として、命名者である当時の作物研究所の所長・加藤虎治先生の「よい酒米であって欲しい」との思いが込められていると聞いている。

■酒名の由来

落葉焚けばおもしろ、櫟（くぬぎ） の葉はふすふす。
萱（かや） の葉はちよろちよろ、松の枯葉はぱちぱち。　北原白秋「焚火」より


なんだそうです。この『焚火』には『熟』と『若』の二種類がありますが、内容は読んで字の如し。『熟』は19(2007)BYで『若』は20BYって事になりますが、今日はお燗酒を呑みたい気分だったので『熟』にしました。暑い日には冷たいものを欲しくなりますが、こんな日こそ体に優しいお燗酒がお勧めです。

この純米酒に限った事ではありませんが、冷やとお燗で呑めば一本で二度美味しい思いを出来る訳ですから是非両方の温度帯でお試しいただきたいと思います。日本酒度が+12と超辛口タイプで、口の中でパチパチする感じはまさに焚き火です。ただ辛いだけなら面白くも何ともありませんが、それを包み込む厚みのある旨みとメリハリのある十分な酸があります。

そして呑んでいるのを忘れさせてしまうかのような、辛口に由来すると思われる切れの良さ。キリリと冷やしてシャープさを楽しむも良し、お燗にして熟成した深みのある味わいを楽しむのも良し。お燗酒を楽しみたい今日の私の気分にピッタリの美味しい純米酒でした。

ところで明日28日(火)は個人的に休みをいただきます。特に用事がある訳ではなくて、年度の公休日数を消化する為だけの事です。私が言うのもなんですが、錦本店って福利厚生面に優れた会社ですね～。休んだ分だけ仕事が溜って、後でえれー大変だけどな。

そんな訳で今日は遅くまでのんびりとしてますが、そろそろカボチャの馬車が迎えに来る時間なので(オメーは何者なんだよっ!)気絶するように布団に飛び込みます。おやすみなさい。コテン.....



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２０１１年７月３０日ＯＰＥＮ！
サンセールのお店「酒のかわしま」
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