五月の森はサンセール

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先日の8月30日(日)に地酒を楽しむ会『福』『若』『鶴』を予定通り開催しました。33名の方にご参加いただき、秋田県の『福乃友』山形県の『若乃井』長野県の『信濃鶴』の美味しい日本酒を合計9種類と蔵元との会話をお楽しみいただきました。

主催者側の私が言うのもなんですが、きっと大満足していただけたんじゃないかと思っています。だって、あんた。「本当にこんなに安い会費でいいの?」「また参加したいから是非案内をちょうだい!」等々、満足度の高さを伺える賛辞を多くの方から頂戴しちゃったんだもの。

但しお客さん全員の意見をお聞きする事は出来なかったので、往復ハガキのアンケートをお送りしてご意見・ご感想のコメントをお願いする準備をしているところです。料理の品数は半端じゃありませんでしたよー。各蔵元の郷土色を少しでも出したくて駒ヶ根市から取り寄せた馬刺しや秋田県名物の“だまこ汁”、それに山形県の“もって菊”を使った料理。

それにそれぞれの蔵元の奥さんやお母さんお手製の漬物の数々は、まさに心のこもった郷土料理。それだけではありません。私は会の進行で忙しくしていたので何が出たのか良く分からないんですが、鳥心名物の焼き鳥をはじめ食べきれないほどの沢山の料理が出ていたようです。

それにしても「みんな良く喰うなー!」とビックリするくらいの健啖ぶりでしたよ(笑)。もちろん料理を堪能していたたくのが会の趣旨ではありませんが、美味しい料理があると酒も更に美味しくなりますよね。皆さんは蔵元の話にも良く耳を傾けてくれ、益々ファンになってくれたと思います。

会の様子は岳志さんのブログにも書いてます。

会の進行での細かい点で反省点はあったものの、概ね大成功だと言っていいと思います。上の画像は会の準備中で初顔合わせの三蔵元が懇談中の図で、全種類の酒をキキ酒してもらってお互いに「美味いねー。」「いい酒を造ってるねー。」と評価しあっているところです。すぐに打ち溶け合って和気藹々としていましたよ。

向かって左の水色の半纏は山形県飯豊町『若乃井』の大沼さん、紺色の半纏で背中を向けているのは近所の旅館の番頭さん、じゃなかった長野県駒ヶ根市『信濃鶴』の岳志さん、赤い半纏のジサマは秋田県大仙市『福乃友』の一星さんです。一星さんは相変わらずの元気で、期待通りに会を盛り上げてくれました～。

錦本店のコン様と加藤君、それに鳥心のユキちゃんに小野寺君と助っ人の小国、そして厨房の八重樫店長と渡辺さんの皆は打ち合わせ通りにキビキビといい動きをしていました。三蔵元の方々が8名様・10名様・15名様と三つのテーブルを30分ごとに交替で回っていただき、蔵元が変わる事にそれに合わせて酒とグラスを全て容赦無く交換するという、忙しくてややこしい手法を考え出しましたが、これは功を奏しました。姑息な手段を得意技する私の真骨頂と言うべきでしょうか(笑)。

蔵元の酒はそれぞれ3種類でお一人様グラス3三つを用意。酒は全部で9種類ですから一人でグラスも9ケ必要になります。お客様は33名ですから全部で297ケも必要になる訳です。初の試みのこの交替にもたつくんじゃないかと心配していましたが、それを難なくすんなりとこなしてくれた錦本店と鳥心のスタッフ達は全くもって頼もしい面々です。







でっ、会は成功のうちに無事終了して、蔵元さん達と鳥心スタッフとともに“反省会”の図です。向かって左から黄色いTシャツは鳥心の八重樫店長・若乃井の大沼さん・真ん中はアンパンマン...　じゃなかった私・信濃鶴の岳志さん・手前は福乃友の一星さんです。お客さん方もそうですが、きっと蔵元さん達も手応えの感じる満足の行く会だったろうと思います。

まだ企業ヘメツですが来年は長年の悲願でもあった、大きなイベントを計画しています。一星さん・大沼さん・岳志さんは、それが大成功するよう力を貸してくれると硬い約束をしてくれました。この三人をはじめ多くの強い味方(蔵元)に恵まれているので、錦本店は益々すんげー事になるぞ～。

私のブログは同業の酒屋さん達も読んでくれているようですから、これが少しでも皆さんのお店で開催される日本酒の会のご参考になれれば幸いです。そしてみんなで力を合わせて日本酒を盛り上げて行こうじゃありませんか!

9月は15種類の“ひやおろしキキ酒会”、そして10月4日は今年最後の日本酒イベントを開催しますのでお楽しみにどうぞ。あたしゃまだまだガンガン行きますよー。チャンチャン。



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２０１１年７月３０日ＯＰＥＮ！
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