カテゴリ:島ネタ
さて交通弱者編の第二回で採り上げるは石垣島の歩行者の方々でございます。
自転車編でも申し上げたように石垣島の歩行者の特性が不注意にある事は鉄板(=堅く動かしようのない事実)であり、更に言うと不注意なばかりでなく精神的にも肉体的にも弛緩しておりますのでセイフティドライブの大いなる脅威となることは必至でございます。 島外より訪れた皆様がいくら時速30km/hでゆるゆるとレンタカーをドライブさせようとも歩行者を轢いてしまえば元も子もございません。島の爺さまの一人も轢いてしまえば観光気分は何処へやら。ついでに認知症の入った婆さまなんかまでその手で逝かしちゃうとあなたはもう立派な犯罪者です。二度と再び安穏とした本土の暮らしには後戻りのできない立場へと追い込まれること必至です。 そんなネガティブな近未来像を打ち消すためにもあたなは石垣島の歩行者の特性を頭に叩き込んでおかねばなりません。ちょっと国内に観光に行くだけで何故にそこまで覚悟し、準備し、この期に及んで現地歩行者の情勢の予習までせにゃならないのか疑問を覚えることでしょう。その決して小さくないストレス、お察し申上げます。 しかし、石垣島観光に行ってまで犯罪者のレッテル貼られたくなければ、まず、あなたは石垣島の歩行者の生態や特徴をしっかりと頭に入れ、その特性に応じた対策を講じなければなりません。ではその特性の最たるものは何か? それは彼らの『轢かれる事を恐れない』という姿勢です。彼らの言動を詳細に分析にするにどうやら彼らは『車に轢かれても自分は死なない。死ぬ筈がない』と思い込んでるふしがあるのです。 この優越的とも思える自己特別視が何処に由来する感覚なのか私にはわかりませんし、身につけるのはあまりに危険なのでわかりたくもありませんが、間違いなく島の歩行者各位には染み付いている感覚です。これは私の推測ですが、自己と車両を相対化して考える訓練が為されていないのでしょう。エンジンがついた金属の塊と骨と筋肉で成形された自分を同一の次元に置換することができないのです。彼ら島の歩行者にとって両者はパラレルワールドに分けて存在す……って話が面倒な方向へ行ってしまいそうなので元に戻しましょう。 だからともかく彼ら島の歩行者はブラインドコーナー(見通しの悪い曲り角)だろうと一時停止だろうと優先道路が何処だろうと軽やかに飛び出します。轢かれた後のことを想像できないのだからそりゃあ楽に飛び出せるんです。 そして痛みというものはあらかじめ脳に痛みの大きさや種類、持続時間などが登録・インプットされていないと意外に知覚するのが難しいものですから未経験の痛みに対して無知なる人は鈍感を通します。『あれあれ?今オレ轢かれたよな?両脚の上を車が通っていたよな?なんだよ、全然痛くないじゃん。平気じゃん。あ、これなら病院なんか必要ないわ!大丈夫大丈夫』ってな次第で多くの島の歩行者は車に多少轢かれようとも車体をぶつけられようとも平然と立ち上がり何食わぬ顔でその場から歩き去ったりするのです。 まったく…。こっちほうが呆気に取られますが、轢いた人にとってはラッキーでしょう。ラッキー以外の何物でもないですね。人一人轢いてもお咎めも罰金も示談も免許の減点も求められないのですから。 でもだからと言ってレンタカーをドライブするあなたが弛緩しちゃダメですよwww お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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